【富山旅におすすめ】北陸の食材を使用したイノベーティブフレンチはまさに美食!『s. r-trois(エス エール トロワ)』のランチ&ディナー【富山県高岡市】
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No.409 岩井なな
こんにちは!MORE“TOP”インフルエンサーズ、東京⇄富山の2拠点生活を送る取材・インタビューライターの【岩井なな】です♡
富山県高岡市は、北陸新幹線の「新高岡駅」があり、富山や金沢などの北陸圏はもちろん関東からも好アクセス。また、あいの風とやま鉄道の「高岡駅」から数分歩けば、高岡大仏や商店街など観光スポットがいくつもくつも点在し富山旅行の目的地としておすすめです。
そんな高岡駅から徒歩圏内にあるのが、イノベーティブフレンチのお店『s. r-trois(エス エール トロワ)』です。シェフのアトリエをイメージしたアーティスティックな店内でいただけるのは、地元食材をふんだんに使用した贅沢なランチ・ディナーコース。“美食”と呼ぶに相応しいお料理の数々をご紹介します。
あいの風とやま鉄道「高岡駅」が最寄りのフレンチ【s. r-trois(エス エール トロワ)】
エス エール トロワは、高岡駅から徒歩10〜15分の場所にあります。建物の2階に入る店内に足を踏み入れると、壁面と天井にカラフルな泡が描かれたアートな空間が広がっていました!
軽快な音楽が小さく流れ、自然光がぼんやりと差し込む店内は、わくわくするオシャレさと食事を楽しむための落ち着いた雰囲気が見事に両立しています。
ランチとディナーはコースのみの提供で、全員一斉スタートとなります。この日は、12時からのランチをいただきました!
北陸の食材をふんだんに使用した【イノベーティブフレンチ】ランチコース
在外の大使館にて公邸料理人を努めたご経験もある村田シェフは、2年半前に富山に移住してきました。富山で出会った、本当に良いものを作っている農家とこまめにコミュニケーションを取りながら、高岡市を中心に北陸の食材をふんだんに使用したイノベーティブなフランス料理を提供しています。
1品目は、ほくほく感のある富山県南砺市利賀村(なんとしとがむら)で獲れた岩魚(いわな)に、ジャガイモのペーストを添え、岩魚の頭や内臓、そしてきゅうりを使ったソースがかけられた一皿。お魚のソースは臭みが一切なく、鮮度が伝わってきます。
お魚が並んで泳いでいるような楽しい盛り付けが印象的な2品目は、口溶けのいい脂身のサーモンです。右手前にあるゴーヤとオクラを和えたものと一緒にいただくと、とろける脂身とねばっとした舌触りが絶妙に絡み合い、口の中に至福のひとときが訪れます。
南砺市で栽培された無農薬のマイクロハーブは、青々とした風味が心地よく、嫌味がなく食べやすくて驚かされました。
お料理と一緒にいただいたのは、南砺市立野原西のワイナリー「Domaine Beau」が作るノンアルコールドリンク「テンドロップス シャルドネ」です。甘い果実感をしっかりと感じられる、上質なブドウジュースでリッチな気分に。
バターとパンは自家製です。とくに能登の海苔と能登の塩を使ったバターは、食べる元気を与えてくれるような塩分と旨みが感じられます。自宅でも楽しみたいほど気に入りました!
3品目は、福井県大野市の「荒島ポーク」のロティです。荒島ポークは人の手で丁寧に飼育されるため、年間200頭しか出荷されません。希少豚のため、富山県で食せるのは、エス エール トロワだけです。そんな荒島ポークは、豚肉の概念を覆すあっさりとした美味しさ。脂身はほどよく引き締まり、脂身だけで食べても十分に美味しいかなり珍しい豚肉です。焼きなすのソースの香ばしい風味や、ダイシモチ麦がいいアクセントとなり、さまざまな味や食感を楽しみながら食べ進めました。
デザートは、東藤平蔵の林さんが愛でる桃のコンポート。白桃と黄桃の上に煌めくハーブティーのジュレがかかっています。この爽やかな組み合わせの中に隠れていたのは、チョコレートのムース。カカオが香るムースと桃の出会いが、意外な美味しさを生み出していました。
プチフールとして提供されたのは、農園から直接仕入れたこだわりのいちじくとスイーツ2種類。焼きたての抹茶フィナンシェはあたたかく、表面と角がカリッとしていて作りたてでしか感じられない美味しさです。高岡市のひかりがま農園の「越中名水赤卵」と、富山市にある森下友蜂堂の栃の木の花から採れたはちみつ「とち蜜」を使ったチーズケーキ「cake du trois(ケーク ドゥ トロワ)」は、たまごをしっかりと感じつつしっとり上品なスイーツ。塩蔵した生胡椒がほんのりピリっと刺激的で、いいアクセントになっていて、コースのさいごでもぺろりといただけました。
これほど地元の食材を活かした料理を提供する富山県内のお店を、私は他に知りません。村田シェフやお店の方が丁寧に料理の説明をしてくださるので、心から安心して食事を楽しむことができ、さらに美味しく感じられました。
そんなエス エール トロワの料理を、普段より少しお得に気軽に楽しめるのが、2024年9月20日(金)から10月14日(月・祝)の期間に全国の加盟レストランで開催される『ダイナーズクラブ フランス レストランウィーク2024』です。旬の食材やその日仕入れた食材と村田シェフのアイデアでメニューの内容は日によって異なりますが、今回ご紹介したものと似たコースが、ダイナーズクラブ フランス レストランウィーク2024の期間中は5,000円(税込)で楽しめます。
富山旅で美食を堪能したいなら、エス エール トロワのご予約がおすすめです。ハーブやエディブルフラワーを使った美しい料理の数々を、心躍るオシャレな店内で楽しめるため、女子会やデートにもぴったり。フランス料理人が手掛ける「荒島ポークハンバーグ弁当」もお取り扱いがあり、予約制で6個から注文が可能です。イベントや自宅でのおもてなしにぜひ活用してみてくださいね。
たまごとはちみつにこだわり抜いたチーズケーキ【cake du trois(ケーク ドゥ トロワ)】
エス エール トロワのチーズケーキ「cake du trois(ケーク ドゥ トロワ)」1本3,564円(税込)は、コースのさいごにプチフールとして提供されますが、予約制で1本からテイクアウトすることもできます。試行錯誤を重ねて辿り着いたこの味を、自宅でも気軽に楽しめます。村田シェフがワイン好きであることから、ワインにもよく合うスイーツになっているとのこと。富山県高岡市にお越しの際は、ぜひフレンチコースとともにチーズケーキをお土産として持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
私は、カットして冷凍庫に入れ、少しずつ長く楽しんでいますよ!夕食後でもさっぱりと楽しめる軽やかな食感と、満足感を得られる豊かなたまごの美味しさがたまりません。
日常を彩る食事から、旅行や記念日などちょっと特別なシーンでの食事まで、あらゆるシーンに利用できる高岡市のフランス料理レストランをご紹介しました。
北陸の食材を使ったイノベーティブフレンチが楽しめる『s. r-trois(エス エール トロワ)』の詳細は以下の通りです。
【s. r-trois(エス エール トロワ)】
住所:933-0866富山県高岡市清水町3-5-58 Nビル2F
アクセス:JR あいの風とやま鉄道線『高岡駅』から徒歩で約11分、車で約3分/JR『新高岡駅(新幹線停車駅)』から車で約5分/JR『富山駅』から公共交通機関で約35分、車で約40分JR/『金沢駅(新幹線停車駅)』から公共交通機関で約25分、車で約50分
電話:050-3159-4027
営業時間:火曜〜日曜ランチ 12:00-14:30/ 火曜〜土曜ランチディナー 18:00-21:30(ランチ・ディナー共に一斉スタートとなります)
定休日:日曜ディナー(ランチ営業のみ)、月曜
メニュー・料金:ランチ デザート含む6品8,800円(以降すべて税込)、ディナー デザート含む8品コース14,850円※サービス料別途(メニュー・料金は予告なく変更になる場合があります)
その他:駐車場あり
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