名物店主が生み出した“大人気のお茶”とは?【旅のプロが感動したおすすめ旅:星野リゾート都市ホテル編】
ライター
窪咲子
おすすめの国内旅を紹介する連載
トラベルライターがとっておきの裏話をお届け
旅のプロである私が、今注目している国内の旅先とホテルを紹介していくこの連載。日本全国に数あるホテルの中でも、おしゃれにこだわる人たちに人気が高い「星野リゾート」の裏話をお届けしています。
それでは、都市ホテルブランド「OMO(おも)」で、スタッフから教えてもらった裏話をお楽しみください!
星野リゾートの都市ホテルブランド「OMO(おも)」とは?
連載第2回:DEEPな街をいっそう魅力的にしている人物
すでに配信中の連載第1回では、名物店主さんたちを“大塚七福人”と呼び「ご近所ガイド OMOレンジャー」と一緒にお店をめぐる「大塚七福人巡りツアー」を紹介しました。
連載第2回目のこの記事では、ディープでノスタルジックな街・大塚で出会うことができる素敵な人物を紹介します。
大塚の街の“顔”。名物店主に魅せられて
パワフルで温かい「マルキク矢島園」店主
“大塚七福人”のひとりである「マルキク矢島園」のお父さんは、エネルギー溢れるチャーミングなキャラクター。一度お会いしたら忘れられないインパクトがあります。
「ほかのご近所さんをご紹介いただいたり、イベントにお声がけいただいたりと、開業時からいつも『OMO5東京大塚』をサポートしてくださっている心強いご近所さんです」と教えてくれたのは「OMO5東京大塚」の総支配人・渡邉さん。
「マルキク矢島園」の2階は古民家カフェになっており、地元の方にも愛されている隠れた名店。「3月末になると、店の前の桜がとてもきれいなのでお花見もおすすめですよ」と教えてもらいました!
2022年春に開催した「大塚ご近所桜さんぽツアー」では、「OMO5東京大塚」宿泊客が、「マルキク矢島園」の2階の特等席からソメイヨシノの桜並木を眺めながら緑茶とスイーツを味わえるコラボレーションも実現。
実は「OMO5東京大塚」の朝食時に飲むことができる国産のベルガモットを使ったフレーバー緑茶「緑茶 de アールグレイ」も、この「マルキク矢島園」の商品なんですって!
フレーバー緑茶「緑茶 de アールグレイ」が気になる!
1日のはじまりにぴったりなさわやかな一杯
「OMOのおかげで街が活気づいて、感謝している」と語るお父さん、なんと自ら「緑茶 de アールグレイ」の「OMO5東京大塚」用のパッケージデザインまで考えて、持ち込んだという逸話も。
「でね、厚みがあるとお客さまに負担していただく送料が高くなっちゃうじゃない。だからレターパックで送れる薄いパッケージの商品も作っちゃったんだよ! あっはっは」(「マルキク矢島園」店主)と、日々商品を改良している裏話を明かしてくれました。
お客さんに対しても商品に対しても、愛情がすごい……!
商品の進化もさることながら、外国人観光客が増えることも見越して70代で「英語の勉強もはじめたんだよ」と、突如、英語で商品紹介を披露してくれました。お父さんの進化も止まらない!!
「OMO5東京大塚」の大ファンでもあり、総支配人の渡邉さんいわく「OMOベースで開催するオーツカ下町DJナイトにもご友人と一緒に定期的に来てくださいます」という裏話も。
もしかしたらごきげんな音楽を楽しもうと「OMO5東京大塚」に遊びに来ているお父さんと会えるかもしれません♪
「大塚七福人巡りツアー」でエネルギーチャージを
2023年2月28日まで開催中なので、お見逃しなく♡
・期間:2023年1月5日~2月28日
・料金:1000円(税込)
・予約:予約ページにて前日15:00までに受付
・時間:16:00~17:30
・含まれるもの:OMOレンジャーによるガイド、「大塚七福人MAP」、OMOみくじ
・対象:宿泊者限定
■OMO5東京大塚(おも) by 星野リゾート
・住所:東京都豊島区北大塚 2-26-1
・電話:050‐3134‐8095(OMO予約センター)
・客室数:125室 チェックイン15:00/チェックアウト11:00
・料金:1泊16,000円~(1室あたり、税込、食事別)
・URL:https://omo-hotels.com/otsuka/
■マルキク矢島園
・住所:東京都豊島区北大塚3丁目22-8
・電話:03-3917-4795
・URL:https://marukiku-yajimaen.stores.jp/
芸能雑誌編集部を経て、トラベルライターとして活動しながら1年8カ月の世界一周の旅へ。これまでに訪れた国は78か国。Instagramではお得にプチ豪華な旅行を叶えるテクニックを発信中。著書は『GIRL’S TRAVEL』(ダイヤモンド社)、『恋する世界一周』(イカロス出版)