佐藤栞里のちょっと食べてみ!? &ココ行ってみ in 大阪

佐藤栞里が、全国各地のおいしいものを食べまくる連載の超拡大版! 今月は、2025年に開催される万博に向けて、盛り上がりを見せる大阪に上陸! 行列必至のグルメや、今行きたいスポット&買いたいおみやげ情報まで網羅。ちょっと見てって!

大阪でたこ焼きを食べる佐藤栞里

Why 大阪府?

「たこ焼き、串カツ……。大阪には、行ってみたいお店や、また食べたいと思っていた一品がありすぎる。では、食い倒れツアーにレッツゴー」(佐藤栞里、以下同)

「八重勝」の串カツ

「八重勝」の串カツ

ひとり15串は余裕。真の串カツに感泣

新世界の“ジャンジャン横丁”にある。いちばん最初に「ソースの二度づけお断り」の看板を貼った店として有名。職人が温度調整しながらコンロで揚げる串カツの具材は、定番から季節の食材まで常時30〜40種類以上。「ささみしょうが」(¥240)や、炭火手焼おかき専門店『井の一』のえびもちを揚げた「えびもち」(2個¥240)、「えび」(¥500)、などがおすすめ。

串カツを持つ佐藤栞里

「朝10時半の開店前から、店前には列が! 澄んだ空気の店内で、職人さんが次々と串カツを揚げる姿を眺めるだけで幸福度が上がります。まずは、大きな『えび』を甘辛ソースにひたして実食。プリップリでうんまぁぁぁい。続いて、甘酢しょうがをささみではさんだ『ささみしょうが』。ささみの軟らかさと、しょうがの甘酸っぱさがクセになります。えびもちを揚げた串は、ソースと塩で食べ比べできて楽しすぎ! 揚げているはずなのに、脂っこくなくて、朝一番でもサクサクと食べられちゃう魔法の串。また絶対に食べにいく!」

MEMO
♦︎大阪府大阪市浪速区恵美須東3の4の13
☎06-6643-6332
10:30〜20:30〈LO〉
休/木曜

「うどん うばら」の天ぷらうどん

「うどん うばら」の天ぷらうどん

ぶっかけ天ぷらで夏を乗りきるパワーチャージ

『ミシュランガイド』の「ビブグルマン」に3年連続で掲載。自家製麺には、国産小麦と自然海塩を使用している。人気メニューの「いろどり 天ぶっかけ」(¥1200)には、ちくわ、とりのほか、なすやかぼちゃ、しそなど、野菜の天ぷらがたくさんのっている。

ちくわ天を持つ佐藤栞里

「うどんが隠れるくらい天ぷらがのった、豪華な見た目にワクワクします。まずは、お店自慢のちくわ天を。モチモチ食感がたまらない。続いて、細め自家製麺は、チュルッチュルでのど越し抜群です。昆布やかつお節でだしを取ったつゆも、上品な味わいで最高の一杯です」

MEMO
♦︎大阪府大阪市天王寺区東高津町9の19
☎06-6764-3157
11:00〜14:30
休/日曜、祝日

「うまい屋」のたこ焼き

「うまい屋」のたこ焼き

唯一無二。シンプルを極めた無限たこ焼き

昭和28年創業。天五中崎通商店街、通称“おいでやす通り”にある客足の絶えない名店。銅板の焼き器に生地を2回に分けて流し入れることで、唯一無二の食感になる。「たこ焼」(1人前8個¥460)。

たこ焼きを食べる佐藤栞里

「以前食べて大感動したあの味に、また出合いたくて再訪! そのままか、ソースのみでいただくひと口サイズのたこ焼きは、外はカリッ、中はモチッとしていておいしすぎます。かつおが効いただしがジュワッと、口の中に広がった時の幸せったらもう。8個なんてあっという間で、ひとりで何十個も食べられちゃいます」

鉄板で焼かれたたこ焼き

MEMO
♦︎大阪府大阪市北区浪花町4の21
☎06-6373-2929
11:30〜19:00(売切れ次第終了)
休/火曜

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撮影/川原崎宣喜 ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.) 取材・原文/佐藤栞里 海渡理恵 ※MORE2023年8月号掲載