【大阪グルメ】ふかふか豚まんの『安光包子』、スパイスカレーやスイーツも佐藤栞里が食べまくる!
MORE編集部
佐藤栞里のちょっと食べてみ!? &ココ行ってみ in 大阪
佐藤栞里が、全国各地のおいしいものを食べまくる連載の超拡大版! 今月は、2025年に開催される万博に向けて、盛り上がりを見せる大阪に上陸! 行列必至のグルメや、今行きたいスポット&買いたいおみやげ情報まで網羅。ちょっと見てって!
Why 大阪府?
「たこ焼き、串カツ……。大阪には、行ってみたいお店や、また食べたいと思っていた一品がありすぎる。では、食い倒れツアーにレッツゴー」(佐藤栞里、以下同)
「安光包子」の豚まん
笑顔になれるふかふかジューシー豚まん
豚まん専門店。あんは、希少なブランド肉「長崎芳寿豚」の頭、もも、すねの粗びきミンチに、干ししいたけや白菜、しょうがなどを配合。皮も、国産小麦の全粒粉や薄力粉などをブレンドして作るこだわり。「肉包子(にくまん)」(1個¥300)。
「生地は、まるで赤ちゃんのお肌のようなモチモチ感。蒸したてをひと口食べた瞬間に大感動! ジュワッとしみ出てくるお肉の重層的なうまみと、大きめにカットされた干ししいたけやたけのこの食感が、いい仕事をしています。人生No.1の豚まんに出合っちゃったかもしれない。ちなみに、さめてもすっごくおいしいです」
MEMO
♦︎大阪府大阪市北区中崎2の3の6
☎06-6131-4475
12:00〜品切れまで
休/Instagramに記載
■https://www.instagram.com/yasumitsupaozu/
「wad」のかぶせ煎茶
奥深きお茶を通して、精神統一をする
金継ぎ職人の店主がセレクトした、国内外の作家の器で日本茶と中国茶を提供。京都・和束で栽培された「かぶせ煎茶 ごこう」(¥1800)は、抽出温度によって味が変化するのを楽しめる。カフェの上の階には、ギャラリーも併設している。
「まず、器の美しさにうっとりします。1煎目は、おだしを飲んでいるかのよう。2煎目は、お茶のクリアな味わいが楽しめます。そして、何煎か満喫したラストは、茶葉をかつお節と和えておひたしに。凝縮されたうまみが口いっぱいに広がるぅぅ。五感を研ぎ澄ませたい時に訪れたい場所です」
MEMO
♦︎大阪府大阪市中央区南船場4の9の3東新ビル2F
☎06-4708-3616
12:00〜18:30〈LO〉
不定休
■https://wad-cafe.com
「ボタニカリー」のスパイスカレー
まるで味覚実験! 食べるごとに味が変わる麗しいひと皿
「ボタニカリー×シュリンプカリー」(¥1280)は、15種類のスパイスをブレンドして作る、定番の「ボタニカリー」と、「シュリンプカリー」を合いがけしたひと皿。つけ合わせには、数十種類の野菜を中心とした副菜が。
「右の『ボタニカリー』は、スパイスの作り出す深い味わいが◎。左の『シュリンプカレー』は、エビのうまみがすごすぎる! チーズ豆腐や野菜のピクルスなど、数十種類あるつけ合わせを混ぜて食べると、まったく違う味に変わるので、最後まで飽きずにいただけます」
MEMO
♦大阪府大阪市北区梅田1の13の13阪神梅田本店9F フードホール
11:00〜売切れ次第閉店
不定休(詳しくはHPを確認)
■https://botanicurry.com
「喫茶 あんこの日」のもなかと白玉
店主のあんこ愛が伝わる和菓子に心癒される
あんことコーヒーのペアリングを提案。あんこは、店主が北海道産小豆をきび糖とてんさい糖で炊き上げて作る。写真右上は「季節の最中」(¥550・トッピングと価格は、時期により異なる)、下は「もちもち白玉」(¥550)。
「可憐なルックスの和菓子にときめきが止まらない。優しい甘さの粒あんは、あっさりとした清らかな味です。この日の最中は、あんこ×フルーツ×チーズを合わせた新感覚のお味。甘さと酸味のバランスが絶妙で、店主の発想力に感服です。コーヒーとの相性も抜群よ」
MEMO
♦︎大阪府大阪市北区中津3の23の3
12:00〜17:00
休/火曜、その他不定休
■https://www.instagram.com/anconohi/
撮影/川原崎宣喜 ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.) 取材・原文/佐藤栞里 海渡理恵 ※MORE2023年8月号掲載