誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「最近見かけるヨーグルッペ、どんな飲み物なの?」。レトロで可愛いパッケージで、雑貨などのデザインにも使われている宮崎県のご当地ドリンク「ヨーグルッペ」。でも一体どんな飲み物? 名前の由来は? 調査結果を報告します!

ヨーグルト+ヨーロッパ=ヨーグルッペ⁉︎

Q.「ヨーグルッペ」はどんな飲み物?

A.地元宮崎では9割以上の方が「知っている」と答えたソウルドリンクです。

昭和60年、乳製品乳酸菌飲料(殺菌)という新しいジャンルの飲料として「ヨーグルッペ」は誕生しました。開発テーマは“子供も大人も、みんなが飲みやすい乳製品”であり、子供達に対する強い想いから生まれた製品です。ネーミングの由来は、ヨーグルトを連想させること、ヨーロッパから直輸入した乳酸菌を使用していることから、「ヨーグルッペ」という商品名が社内公募によって決められました。

現在では全国的にも少しずつ知名度が上がっていますが、独自調査の結果、九州全体に限っては8割、地元である宮崎・鹿児島両県においては9割以上の方がヨーグルッペを『知っている』と答えており、九州のソウルドリンクとしてたくさんの人に愛されています。

ヨーグルッペのパッケージ

ヨーグルッペ ¥112/南日本酪農共同(株)

3種類の乳酸菌を使用しヨーグルト特有の酸っぱさをなくし、口あたりの良いマイルドな風味に仕上げました。また、液色は真っ白ではなく褐色をしており、この色こそが独特の風味とコクのある旨味を生み出していると言っても過言ではありません。後味まろやか、キュートなおいしさです。北欧のアルプスをイメージした特徴的でインパクトのあるデザインを採用しています。

教えてくれたのは……南日本酪農協同株式会社

南九州の酪農家の夢と願いが集まって生まれた会社です。1960年の会社設立以来、半世紀以上にわたって酪農家とともに牛乳・乳飲料をはじめとする乳製品を製造、販売。酪農家が大切に育てた乳牛から絞る新鮮な生乳をベースに、様々なアイデアと確かな創造力で、乳製品のプロフェッショナルとして多彩な製品をつくり続けてきました。

■『南日本酪農協同(株)』公式サイト
https://www.dairy-milk.co.jp/

■「ヨーグルッペ」ブランドサイト
https://www.dairy-milk.co.jp/yoghurppe

■問い合わせ先℡:0986-23-3457