誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「新潟県のご当地アイス・もも太郎がもも味じゃないって本当⁉︎」。ピンク色の見た目、「もも太郎」という名前、でももも味ではないらしい? 一体何味なのか、調査結果を報告します!

りんご果汁で作られたいちご味……?

Q.「もも太郎」は何味なの?

A.りんご果汁で作った、いちご味です

名前は「もも太郎」ですが、実はいちご味。しかもりんご果汁でできています。たっぷりの氷粒にいちご味のシロップを混ぜ合わせ、まるでかき氷を食べているかのようなザクザク食感とさっぱりした後味を楽しめます。

「もも太郎」という名前のルーツは、昭和初期に新潟のお祭りや駄菓子屋で売られていた、赤いシロップの氷菓子。これがハートをひっくり返したような形だったため「桃の形」として親しまれ、いつしか棒付きの氷菓子を「モモタロウ」と呼ぶようになりました。昭和20年代に商品化されたものが、現在の「もも太郎」の原型になっています。

新潟のご当地アイスもも太郎

セイヒョーのもも太郎 6本パック ¥378/セイヒョー

教えてくれたのは……セイヒョー

大正5年(1916年)に製氷会社として創業。老舗氷屋としての技術力で、新潟を代表するかき氷バー「もも太郎」を始め、老若男女に愛されるアイスクリームや和菓子などを販売しています。

■『セイヒョー』公式サイト
https://www.seihyo.co.jp/momotaro-sp/

お問い合わせ℡:0800-500-0144(土日祝を除く9:00〜17:00)