出費がかさむ「ふたつのF」って? 支出を抑えるテク&節約できるコツは?【20代が今すべきお金の話】
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誰にでも訪れる“老後”を豊かに過ごすため、モア世代がすべきことは? お金のプロが、最重要ポイントのみ徹底レクチャー!!
●教えてくださった方
風呂内亜矢さん
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。著書『ケチケチせずに「お金が貯まる法」見つけました!』(王様文庫)など、実践しやすいテクニックが人気
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ふたつの“F”だけ予算を決める
「せっかくだから」と、ついつい財布のひもをゆるめがちなのが変動費の“食費”と“自由費”。
「このふたつは固定費と違って感情が高ぶりやすく、衝動遣いにつながりやすい費目。後悔しないで思いきり楽しむためにも、予算の上限を設定しておきましょう」(風呂内さん、以下同)
手取りに対する割合の目安は食費が15%、自由費が10%で合計25%。手取り20万円なら食費が3万円、自由費が2万円という計算に。
「どちらを多くすると気分が上がるかは人それぞれ。上手にバランスをとりながら、トータルで5万円に収まれば問題ありません。予算オーバーしがちな人は、それが欲しい理由(欲望)を細分化してみましょう。低価格なものに置き換えることができれば、支出も抑えられます」
「このふたつは固定費と違って感情が高ぶりやすく、衝動遣いにつながりやすい費目。後悔しないで思いきり楽しむためにも、予算の上限を設定しておきましょう」(風呂内さん、以下同)
手取りに対する割合の目安は食費が15%、自由費が10%で合計25%。手取り20万円なら食費が3万円、自由費が2万円という計算に。
「どちらを多くすると気分が上がるかは人それぞれ。上手にバランスをとりながら、トータルで5万円に収まれば問題ありません。予算オーバーしがちな人は、それが欲しい理由(欲望)を細分化してみましょう。低価格なものに置き換えることができれば、支出も抑えられます」
Food 食費
●自炊用の食材
●自分だけが食べる外食
●飲み物やおやつなど
●自分だけが食べる外食
●飲み物やおやつなど
食費は“自分が食べる食事”が対象。ただ、自炊やひとりごはんよりも友人との外食が多い人は、その分も食費として予算立てを。
「食費を抑える基本は、自炊すること。そして、定番アイテムの置き換えです。たとえば毎晩ビールを飲む場合、好きなのはビールの味? あるいは爽快感? それともアルコールのほろ酔い気分? ビールが好きな理由を細分化して考えた時、どれかひとつでも満たせばいいなら、ノンアルコールビール(味)や炭酸水(爽快感)などに置き換えが可能。好きなものを我慢したり、やめるのではなく、“置き換える”ことで満足感を得ながらしっかり節約できます」
「食費を抑える基本は、自炊すること。そして、定番アイテムの置き換えです。たとえば毎晩ビールを飲む場合、好きなのはビールの味? あるいは爽快感? それともアルコールのほろ酔い気分? ビールが好きな理由を細分化して考えた時、どれかひとつでも満たせばいいなら、ノンアルコールビール(味)や炭酸水(爽快感)などに置き換えが可能。好きなものを我慢したり、やめるのではなく、“置き換える”ことで満足感を得ながらしっかり節約できます」
Free 自由費
●洋服やコスメ
●趣味や娯楽
●飲み会を含む交際
●趣味や娯楽
●飲み会を含む交際
「私自身、若い頃は交際費がいちばん大きかったので、“飲み会やディナーをランチにする”というマイルールを設定。楽しさはそのままで、お金と時間を節約することができました」
モア世代の場合、交際費はもちろん洋服やコスメ、アクセサリーや趣味のアイテムなど、支出の誘惑が多いのも悩みのタネ。
「人は瞬発的に使いたくなってしまう生きもの。けれど、それは必要な消費ではなく、ただの“浪費”です。本当に欲しいものを厳選するコツは、3回見ても欲しいものだけを買うこと。時間をおくことで衝動的な欲求がクールダウンするので効果テキメンです!」
モア世代の場合、交際費はもちろん洋服やコスメ、アクセサリーや趣味のアイテムなど、支出の誘惑が多いのも悩みのタネ。
「人は瞬発的に使いたくなってしまう生きもの。けれど、それは必要な消費ではなく、ただの“浪費”です。本当に欲しいものを厳選するコツは、3回見ても欲しいものだけを買うこと。時間をおくことで衝動的な欲求がクールダウンするので効果テキメンです!」
取材・原文/国分美由紀 イラスト/田中麻里子