夢を信じ続けるって難しい。でも、夢を口に出すことで信じ続ける強さを持てる。

【大平祥生(JO1)さんインタビュー】アの画像_1
おおひら・しょうせい●2000年4月13日生まれ、京都府出身。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生した、11人組のグローバルボーイズグループ・JO1のメンバーとして、2020年3月に『PROTOSTAR』でデビュー。11月25日には1stアルバム『The STAR』を発売した

渾身の『あ゛〜!』に注目していただきたい(笑)

サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生した、グローバルボーイズグループ・JO1のメンバーとして、2020年3月にデビューを果たした大平祥生さん。アーティストになる夢を叶えた彼が、西野亮廣氏の大ヒット絵本を映画化した、『映画 えんとつ町のプペル』で声優に初挑戦。今回演じたのは、主人公の少年ルビッチの友人、デニスだ。

「僕自身アニメが大好きなので、出演できると聞いた時は、すごくうれしかったです。JO1メンバーも、『すごいじゃん。頑張って!』と喜んでくれました。僕が演じたデニスの注目シーンは、叫びの場面。西野さんから『濁点のついた“あ”で叫んで!』と指示を受けたのですが、想像以上に難しくて……。20回以上録って生まれた、渾身の『あ゛〜!』に注目していただきたいです(笑)」(大平祥生さん、以下同)
本作に描かれているのは、“夢を信じ続けること”の大切さ。「僕は長年、アーティストになるという、夢を追いかけてきた側だったので、脚本を読んだ時にシンパシーを感じる部分が多くあった」と語る彼に、“夢を信じ続ける”ための秘訣を教えてもらった。

「『夢を口に出すこと』。そうすると、周りの人が手を差し伸べてくれて、夢を信じ続ける強さを持てる。それこそ今回の出演も『アニメが好き!』と言い続けていたらチャンスをいただけたので。個人的に叶えたい夢はまだたくさんあって。まずは、今作で演じることの楽しさに目覚めたから、ドラマに出てみたい! 学園ものが憧れ。あと、“JO1の美容担当”としてビューティ関連のお仕事をする、スーツの似合う大人になる、何かの資格を取る、話し上手になる……。ちなみにトーク力は、メンバーの(與那城)奨くんを観察して学んでいるところです」
では、JO1としての夢は?

「夢は、デビュー曲『無限大(INFINITY)』を超える代表曲を出すこと。このことは、メンバーともよく話し合っていて。そういう曲にめぐりあえた時に最高のパフォーマンスができるよう、毎日5時間以上、歌やダンスレッスンに取り組んでいます。練習中に疲れたら? その時は、“どんな時も楽しくいこうぜ”精神の持ち主・(佐藤)景瑚くんがモチベーションを上げてくれます。彼のふざける能力は、すごい! もちろんふざけあうだけではなくて、振付けを間違えた時は、きちんと指摘しあっていますよ(笑)。あとは、口角を上げると自然と元気がわいてくるので、よく実践しています」

大平祥生さんが声優に初挑戦した作品!『映画 えんとつ町のプペル』

【大平祥生(JO1)さんインタビュー】アの画像_2
黒い煙におおわれたえんとつ町の住人は、輝く星を知らない。あるハロウィンの夜、父から聞いた星の存在を夢見る少年・ルビッチは、ゴミ人間・プペルに出会う。周囲にバカにされても、煙の向こうに星があると信じ続けるふたりが、ある奇跡を起こす。●公開中
©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会
撮影/刈馬健太 ヘア&メイク/河本 茜(cheeks) スタイリスト/藤長祥平 取材・原文/海渡理恵 構成/渡部遥奈(MORE) ニット¥45000・パンツ¥28000/イロコイ