夏の肌・髪・体のためのレスキュースキンケアQ&A

紫外線ダメージや汗・皮脂が気になる夏。全身のお手入れに関するリアルなお悩みに、専門家がベストアンサー!

鈴木友菜

ワンピース¥8690/KBF ルミネエスト新宿店

ヘアのダメージケア編

夏に受けるさまざまなダメージが、お肌だけでなく髪にも現れやすい季節。しっかりホームケアして、自慢の美髪を取り戻したい!

Q.夏のヘアケアでいちばん気をつけるべきことは?

A.髪と頭皮のダブルケアを心がけて

「夏場は汗や皮脂で髪と頭皮はとても汚れています。とはいえ、過剰な洗いすぎも負担に。まずは毎日、髪や頭皮を丁寧にやさしく洗浄できるケアを」(靏田さん)

h&sリフレッシュ ×さらつやシャンプーとトリートメント

スパリセット処方の濃密泡で細かな地肌の汚れまで吸着し、毛穴の奥からやさしく洗う。h&sリフレッシュ ×さらつや(右)シャンプー[医薬部外品]・(左)トリートメント[医薬部外品]各435g(2点とも9/9発売、オープン価格)/P&G

Q.寝汗がひどいので朝シャン派です。夜もシャンプーはすべき?

A.皮脂、汗、汚れはその日のうちに落とすのが基本

「1日2回以上シャンプーすると、必要以上に皮脂を落としトラブルを招く原因にも。夜はシャンプー、朝はドライシャンプーなどで髪のべたつきをケアしてみては?」(靏田さん)

ダイアン パーフェクト ドライシャンプー フレッシュマンゴー&ムスクの香り

独自の微粒子パウダーが余分な皮脂や汗を吸着! ダイアン パーフェクト ドライシャンプー フレッシュマンゴー&ムスクの香り95g¥1320/ネイチャーラボ

ヴェレダ ローズマリー ドライシャンプー クールハーブの香り

清涼感を与える天然由来のメントール配合。ローズマリー ドライシャンプー クールハーブの香り 115㎖¥2640/ヴェレダ・ジャパン

Q.洗髪時に使うシャワーの温度は、髪と頭皮に大切なこと?

A.Yes。36〜38度が適温

「シャワーの湯の適温は一般的に36〜38度といわれています。40度を超えてしまうと、必要な皮脂まで溶け出てしまったり、頭皮の乾燥にもつながるので注意」(靏田さん)

Q.お風呂上がりの汗がなかなか止まらない。ドライヤーをさぼってもいい?

A.髪がぬれたままだとダメージを受けやすくなるのでNG

「髪がぬれた状態=キューティクルが開きダメージを受けやすい状態なので、シャンプー後はすぐにドライを。吸水性の高いタオルならドライヤー時間も短縮!」(靏田さん)

マペペ スピードドライヘアタオル

マシュマロみたいな柔らかさ! マペペ スピードドライヘアタオル¥1100/シャンティ

ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル

髪に引っかかりにくいカットパイル仕上げ。ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル¥1100/ハホニコ ハッピーライフ

Q.寝ている間に気をつけるべきことは?

A.髪と寝具の摩擦に注意!

「摩擦に弱い髪。睡眠中にこすれないように髪をまとめる、あるいは枕カバーをシルクにしてみるのも◎。枕にタオルを敷くのは絡まりやすいのでNG」(靏田さん)

シルクピローケース

シルク100%のラグジュアリーなピローケース。シルクピローケース〈2サイズ展開〉(縦43㎝×横63㎝)¥19800・(縦50㎝×横70㎝)¥20900/プライベート・スプーンズ クラブ 代官山本店

教えてくれたのは(50音順)

「ラキャルプ」代表
新井ミホさん

オーガニックコスメ、マクロビオティック、フレグランス、薬膳など幅広い分野のPRコンサルティングに携わる

美容ジャーナリスト
小田ユイコさん

美容誌の編集を経てジャーナリストに。長年の体当たり取材で培った美容のアイデアは、どれも実用度高し!

美容皮膚科医
貴子先生

『松倉クリニック代官山』院長。肌質を素早く見抜き、ひとりひとりに合った治療法を提案。テクニックにも定評あり

毛髪診断士・美容ライター
靏田由香さん

美容ライターとしての美容知見を生かしながら、毛髪診断士の資格も持つ敏腕ライター。数多くの媒体で活躍

ヘア&メイクアップアーティスト
沼田真実さん

数多くのファッション誌などで活躍。美容師経験もあるため、メイクから髪悩みまで幅広いテクニックに定評あり

ビューティセラピスト
三島宏美さん

トータルビューティサロン『リバイタライズサロンクリーム』チーフセラピストとして多くのファンを持つ

トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん

エステティシャンを経て培った肌データを分析し、個々に合ったケアを提案。肌とボディケアのプロフェッショナル

撮影/英里(モデル) 岩城裕哉(製品) ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/鈴木友菜 スタイリスト/小林優奈 取材・原文/靏田由香 ※MORE2023年9・10月合併号掲載