髪のうねりをカモフラージュする方法は? おすすめのスタイリング剤など美プロが伝授
夏の肌・髪・体のためのレスキュースキンケアQ&A
紫外線ダメージや汗・皮脂が気になる夏。全身のお手入れに関するリアルなお悩みに、専門家がベストアンサー!
ヘアのダメージケア編
夏に受けるさまざまなダメージが、お肌だけでなく髪にも現れやすい季節。しっかりホームケアして、自慢の美髪を取り戻したい!
Q.湿気のせいで髪がうねりやすくなってしまう……
A.保湿ミストで潤い補給してから、ヘアオイルでコーティング
「うねりやすい人は、くせ毛かダメージ毛のケースが多いです。水分が毛髪の中に入ってしまいうねってしまうので、保湿ミストなどで栄養分を入れて毛髪の空洞を埋め、ヘアオイルでコーティングを」(沼田さん)
Q.セットしても湿気でうねってしまう髪、どうすればいい?
A.うねりを生かすアレンジでカモフラ!
「無理にうねりをのばそうとせず、うねりを生かしながら湿度による髪の膨らみもセーブできるまとめ髪にアレンジするのがおすすめです。むしろうねりによるニュアンスで素敵ヘアに」(沼田さん)
❶ 首のつけ根あたりでひとつに束ねてゴムで結ぶ
❷ ふたつに分けてツイストさせてねじる
❸ 結び目を隠すように巻きつけ、ゆるシニヨンにしてピンで留める
Q.汗で前髪がどうしてもキマらないです
A.ハードスプレーをかけたコームを内側から通して
「ハードスプレーをコーム全体に噴きかけたら、前髪の内側の根元からコーミング。汗や皮脂がつきやすい内側から! がキー」(沼田さん)
Q.乾燥は抑えたいけどべたつきたくない……。スタイリング剤はどうすれば?
A.ミルクタイプがおすすめ
「ヘアクリームほど重くなく、乾燥をケアしてくれるミルクタイプがおすすめ。髪をヘアミルクでコーティングすることにより、湿度にも強くなります」(沼田さん)
Q.夏で新陳代謝がいいのか抜け毛が増えた気が……大丈夫?
A.1日70本程度の抜け毛なら問題ないでしょう
「毛髪には成長期、退行期、休止期というヘアサイクルがあります。一般的には休止期=寿命を迎えた髪が1日で70〜80本抜けるといわれています。それ以上、抜け毛が著しく増えた場合は医師に相談を」(靏田さん)
教えてくれたのは(50音順)
オーガニックコスメ、マクロビオティック、フレグランス、薬膳など幅広い分野のPRコンサルティングに携わる
美容誌の編集を経てジャーナリストに。長年の体当たり取材で培った美容のアイデアは、どれも実用度高し!
『松倉クリニック代官山』院長。肌質を素早く見抜き、ひとりひとりに合った治療法を提案。テクニックにも定評あり
美容ライターとしての美容知見を生かしながら、毛髪診断士の資格も持つ敏腕ライター。数多くの媒体で活躍
数多くのファッション誌などで活躍。美容師経験もあるため、メイクから髪悩みまで幅広いテクニックに定評あり
トータルビューティサロン『リバイタライズサロンクリーム』チーフセラピストとして多くのファンを持つ
エステティシャンを経て培った肌データを分析し、個々に合ったケアを提案。肌とボディケアのプロフェッショナル
撮影/英里(モデル) 岩城裕哉(製品) ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/鈴木友菜 スタイリスト/小林優奈 取材・原文/野﨑千衣子(P104〜109) 靏田由香(P110〜115) ※MORE2023年9・10月合併号掲載