スタイリスト石上美津江さんが教える「可愛いベースで大人になれる名品」

大人なスタイルに憧れるけれど、自分らしさも忘れたくない。20代が今手に入れるべき“センスを育てる”アイテムをスタイリスト石上さんに学ぶ連載。

スタイリスト石上美津江さん

スタイリスト
石上美津江

『MORE』や『LEE』で活躍するスタイリスト。フレンチシック好きで、シンプルな中に可愛げや女らしさのあるスタイリングにファン多数。気分を変えるために久しぶりに照明を買い替えたけれども、電球のワット数を間違えてしまい、家の中で目がしょぼしょぼするそう

VOL.10 MARIHA 花柄スカート

MARIHA 花柄スカート

デザイナーのマリエ ウエストンが、パリ、日本、インドを旅しながら得たインスピレーションを落とし込んだアイテムが特徴のブランド。ジュエリーも人気を誇るが、まるでどこかに旅をしたくなるようなシルエットと質感の、スカートやワンピースも『マリハ』を象徴するもののひとつ。

レディよりもフェミニンよりも“ガール”な雰囲気で、大人の今こそ甘いスカートを楽しげに着こなそう

『マリハ』の花柄スカート

スカート¥36300/マリハ ニット¥33000/アルファ PR(ウェルノード) Tシャツ¥15400・ジャケット¥42900/ボウルズ(ハイク) 靴¥57200/アルアバイル(ネブローニ) バッグ¥17600/ジャック・オブ・オール・トレーズ(ジャーディン デル シエロ) メガネ¥42900/モスコット トウキョウ(モスコット) ピアス¥17600(ベベット)・ネックレス¥5800(ルナフォリウム)/ロードス 靴下¥4620/ザ テイストメイカーズ & コー(コーギ)

『マリハ』の花柄スカート

「『マリハ』のスカートは女の子が小さい頃に憧れたものが詰まっていて。それはふわっとしたシルエットだったり、ちりばめられた大きな花柄だったり。それだけ聞くとすごく華やかなものを思い浮かべるけれど、生地はリラックス感のあるコットンだから、等身大なカジュアル感も手に入るところがお気に入り。私は甘いスカートが昔から大好きなんです。レディな着こなしより、少しハズして着たいから、メンズライクなものと合わせて着るのがマイルール。今まではスラックスやミリタリージャケットとのスタイリングが多かったのですが、今は色と形がほんのりメンズっぽいニットポロが気分。好きなスカートをずっと長くはくために、組み合わせるアイテムを更新しているんです。スカートの柄とリンクさせたピンクの靴下とゴールドのサンダルで遊び心を加えて、甘いスカートを楽しげにはくのが大人にオススメです」(石上さん)

『マリハ』の花柄スカート

撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/川添カユミ(ilumini.) モデル/土屋巴瑞季 スタイリスト/石上美津江 ※MORE2023年5月号掲載