スタイリスト 石上美津江のフレンチシックLESSON【スニーカー編】

長く愛せるおしゃれのベースはここにある!
モア世代がマスターすべきフレンチシックについて、石上さんが語る連載。今回は大人っぽくてクリーンな「スニーカー」のお話です。

カジュアルなイメージが強いスニーカー。大人になった今、私たちが選ぶべきものは「白いローテク」でした。
MITSUE ISHIGAMI
『MORE』や『LEE』などで活躍するスタイリスト。フレンチシックが得意で、シンプルな中に可愛げや女らしさのあるスタイリングにファン多数。『イザベル マラン』の白いレースブラウスを最近購入。この春は週3回、コーディネートに登場させるそう
白いローテクスニーカー

白のローテクでスニーカーを上品に

Gジャン×赤スカートコーデで白スニーカーをはいた土屋巴瑞季
お気に入りの映画『なまいきシャルロット』をはじめ、フランスが舞台の作品の登場人物の足もとには「白のローテク」スニーカーが添えられていることが多々あって。ここ最近はスニーカーのトレンドが続き、いろいろな形のものが出てきていますが、「白のローテク」は流行に左右されずずっと愛されてきたもの。だからこそ、フレンチシックな着こなしと相性がいいんじゃないかと思うんです。「スニーカー=カジュアル」というイメージがつきものであるがゆえに、20代のみなさんの中には、うまい取り入れ方に悩む人もいるのではないでしょうか。そんな時こそ、この「白のローテク」に頼ってみることをおすすめします。(石上さん、以下同)

靴¥16500・タンクトップ¥6600/グーニー PR(ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア) ジャケット¥14300(サムシング×フリークス ストア)・ワンピース¥15180(フリーダ)/フリークス ストア渋谷 バッグ¥5940/AKTE ネックレス¥13200・ロングネックレス¥42900/マリハ リング¥18700/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) 靴下¥4290/メイデンズ ショップ ウィメン(コーギー) 壁にかけたキャップ¥5940/グラストンベリーショールーム(プログレス ランニング クラブ) トートバッグ/スタイリスト私物

カジュアルな雰囲気の装いの中にも凜とした清潔感を与えてくれる色と形

赤いワンピースを着た土屋巴瑞季
今回合わせたような白のローテク、その中でもローカットのものはバレエシューズやドレスシューズに近い雰囲気があると思っていて。そしてそこに清潔感のある白が加われば、大人っぽさや上品さをキープしたスニーカーコーディネートが楽しめる気がします。

どんな時でも寄り添ってくれる白スニーカーと、今日も“ただいま”をともに。

シャツワンピースを着てメガネをかけた土屋巴瑞季
きれいめなシャツのセットアップでもカジュアルなワンピースとデニムのジャケットでも。決して主役の華やかさはないけれども、だからこそどんな服でもすっとなじんで取り入れやすく、ほかのアイテムの魅力を存分に引き出してくれる。それに、常にきちんときれいに保ちたい白色の靴は、どこかおしゃれの気を引き締めてくれる、そんな役割も担ってくれそうです。

靴¥14300/サンスペル 表参道(スプリング コート) シャツ¥3990・スカート¥4990(2点とも一部店舗のみ販売)/ユニクロ(イネス・ド・ラ・フレサンジュ) 青バッグ¥11000/メイデン・カンパニー(バトル レイク アウトドアーズ) 黒バッグ¥15400/LEEマルシェ(オウレンティ) メガネ¥31900/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) ピアス¥23100/マリハ ネックレス¥25300/シンゾーン ルミネ新宿店(カドー) 壁にかけた帽子¥22000/アルファ PR(カムズアンドゴーズ)


関連記事
>>【お仕事靴大賞】オフィスOKなスニーカー&サンダルをプロがセレクト!
>>『ナイキ』『コンバース』も! 2022年春はベージュスニーカーが大豊作
>>“グレー”をコンセプトにしたニューバランスの新店舗がニュウマン新宿にオープン!
撮影/田村昌裕(FREAKS) ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) モデル/土屋巴瑞季 スタイリスト/石上美津江 企画・原文/渡辺真衣(MORE) 撮影協力/アワビーズ TITLES Compartment. ※掲載商品の発売時期については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。