夏の黒ワンピをおしゃれに着る方法。プラスαな仕掛けであか抜け

スタイリスト石上美津江 presents “夏の黒”であか抜ける方法

色が氾濫する夏だからこそ、際立つ存在感を発揮する“夏の黒”。ただし、あくまでも重く見せずに涼やかに、そして地味にまとめないのが大事。スタイリスト石上さんが、あか抜けに直結する黒の着こなしをレクチャー。

どこにでも行けちゃう“フッ軽”な黒ワンピを一枚持っておく

「寝坊した日や、時間のない朝にも助けてくれる黒ワンピ。着回し力で選ぶならきれいめなAラインのさらっとしたコットン素材で、通勤にもOKなロング丈。“適当に選び、とりあえず着ました”とならないよう、シーンに合わせプラスαな仕掛けをつくって」（石上さん、以下同）

DATE

ワンピース￥16280／AKTE　カーディガン（タンクトップとセット）￥15400／マイストラーダ（マイストラーダ）　靴￥14850／ダイアナ銀座本店（ダイアナ）　バッグ￥20900／セムインターナショナル（バグマティ）　イヤリング￥3960／マルチダローズ　バングル￥50600／ショールームロイト（マラ・スカリース）　傘￥14300／トラディショナルウェザーウェアルミネ有楽町店（トラディショナルウェザーウェア）

パキッと鮮やかなさし赤を際立たせ、仕上げにドット柄の傘で遊び心注入

「ノーカラーデザインで品が出るところも着回し力を高める理由。ヌーディな華奢サンダルで女性らしさも高めました」。ラフに巻いたビビッドな赤のカーディガンが顔まわりを華やげる。

OSANPO

ワンピース／上と同じ　タンクトップ￥7920／AKTE　靴￥3979／Re:EDIT　バッグ￥5940（ジュライナイン）・帽子￥7480（オールドソルジャー）／メイデン・カンパニー　イヤリング￥2850／ロードス（シースキー）　ブレスレット￥52800／ジャック・オブ・オール・トレーズ（ジャスティンデイビス）

中に仕込んだタンクとサンダルを白でリンクさせ奥行きと統一感を

ゆるくリラックスムード全開で楽しみたい休日は、小物もカジュアル尽くしで着崩して。「インナーに白を入れてワンピの黒とコントラストをつけることで、顔の印象がボヤけず、さりげない緩急がつきます」。

WORK

ワンピース／上と同じ　ジャケット￥23100／カデュネプレスルーム（カデュネ）　靴￥33000／ファビオルスコーニジェイアール名古屋タカシマヤ店（ファビオルスコーニ）　バッグ￥2999・イヤリング￥4998／Re:EDIT　メガネ￥42900／モスコットトウキョウ（モスコット）　スカーフ￥20900／グラストンベリーショールーム（アピースオブシック）　時計￥28600／ピークス（ロゼモン）

“しっかり顔”なジャケットとメガネを合わせてお仕事モードにスイッチング

ジャケットをはおって足もとをパンプスにするだけできちんと感アップ。「このスタイリングは白の足もとが要。お散歩スタイルにも使いましたが、白は黒コーデにメリハリを出したい時に欠かせないさし色なんです」。