飯豊まりえのデニムルールとは?「どこかに上品さは必ず入れる」
モデル飯豊まりえの「デニムルール」
センスがいい人は、デニムをどう選んでどう着てる? そこには、デニムをおしゃれにはくための秘訣が凝縮されていた! オール私物のデニムでこだわりをお届け。
誰もが認めるMOREきってのデニムラバー
シンプルなのにしゃれ感抜群なデニムの着こなしが得意。そんなまりえのこだわりと、今の気分を深掘り!
いいとよ・まりえ●女優・モデルとして、映画、ドラマ、『MORE』をはじめとした雑誌など多方面で活躍。ファッションセンスの高さはプロからの定評もあり、私服を使った企画は『MORE』でも毎回大好評
“両親がよくデニムをはいていたこともあって、幼い頃からデニムが当たり前に日常にある生活で。小学生の時にはもうデニムが“可愛い”と思っていました! 中学生になって自分で「ベストジーニスト」に応募したくらい(笑)。クロゼットを見返しても、パンツの中ではデニムがいちばん数が多くて。そのくらいデニムにかける思いは強いのかなと思います。コスメ好きの人が新しいアイテムを「とりあえず試してみよう」って思うみたいに、気になるデニムを見たら手に取らずにはいられないんです!”
まりえ流“デニムのおこだわり”を解説!
さらっと着こなしているように見えて、実はこだわりがぎゅっと詰まった彼女のデニムルールをチェックして。
合わせるアイテムで上品さのバランスを調整
“デニム自体がカジュアルなアイテムなので、どこかに上品さは必ず入れるようにするのがルールのひとつ。たとえばバレエシューズやサイドゴアブーツで足もとで甘さやかっちり感を出すことが多いです。反対にビーサンをはく時はジャケットをはおる、というように、合わせるものでバランスを調整しています!”
ベーシックな組み合わせこそ、毎年アップデート
“クラシックなデニムスタイルが好きなので、合わせるアイテムもベーシックが基本。白Tにブルーのデニムの組み合わせは、本当に何年も何年も着続けています(笑)。「ずっと一緒な着こなしじゃん」と思われるかもしれないけれど、実はTシャツの形や素材、ブランドは毎年違うものにアップデート。シンプルなものこそ、更新は必要だなって”
お尻のラインを隠さないシルエットを選ぶ
“シルエットのこだわりはヒップが「パンッ」として見えること。お尻のラインはゆるっとしているよりピタッとしているほうが私の好きなバランスになるので、少しオーバーサイズのデニムを買った時は、あえて洗ってサイズを絞ることもあります。でも、これはあくまで私の好みで、デニムははく人のテイストや骨格によって違ったよさが出るのが魅力のひとつ!”
シンプルなデニムスタイルにはアクセントをひとさじ
“デニムをはく日、特にシンプルな組み合わせの時に、私にとって欠かせないもののひとつが、アイウエア。太めフレームであることが重要で、これがあるとベーシックなスタイリングもさらっとして見えすぎないから。クラシックを少しハズしてくれるアクセントが大切”
撮影/山根悠太郎(TRON) ヘア&メイク/北原 果(KiKi inc./まりえ分) スタイリスト/辻村真理 ●本文中クレジット表記のないものはすべて私物のため、現在発売されていないものも含まれます ※MORE2023年6月号掲載