フランス発祥のブランド『ポレーヌ』を知っていますか? パリジェンヌの間で大人気で、日本でもおしゃれな人が取り入れたり、雑誌で見かけたりと注目度がぐんぐん上昇中! デザイン性の高い高品質バッグが10万円以下で買えるので、20代にうれしいブランドです。今回は定番人気のモデルをメインに幅広く紹介します。

CONTENTS
  1. プリーツやドレープを楽しむ立体バッグ7選
  2. 革のアレンジに魅せられるショルダーバッグ3選
  3. ライター's EYE! 『ポレーヌ』のバッグが素敵な理由
  4. 『ポレーヌ』の歴史をおさらい

プリーツやドレープを楽しむ立体バッグ7選

ポレーヌ バッグ Numéro Un - キャラメル

Numéro Un エディション テクスチャード キャラメル(32×23×16.5)¥81000/ポレーヌ

『ポレーヌ』が最初にデザインした、ブランドのシグネチャーモデル。左右から施された柔らかなプリーツ、丸みを帯びたフォルムでエレガントな装いに。女性らしい柔らかい印象に仕上げてくれます。マチがしっかりあり、荷物が多い人も安心の大容量。内側にはポケットが3つあるので荷物の整理もしやすい。調整可能なショルダーストラップつき。

ポレーヌ バッグ Numéro Neuf Mini - トープ

Numéro Neuf Mini エディション トープ テクスチャード(22×14×12.5)¥73000/ポレーヌ

ドレープのように仕立てられた革や太めのハンドルなど、シンプルなのに印象に残る構成がさすが『ポレーヌ』。ドレープ部分の革は手縫いで固定されており、一点ずつ丁寧に仕上げているからこそ実現するしなやかさがあります。大きすぎず小さすぎず、使いやすいサイズ感。取りはずせるストラップをつけてショルダーバッグとして使ってもOK。

ポレーヌ バッグ Béri - ライラック

Béri エディション ライラック テクスチャード(21×17×10)¥67000/ポレーヌ

4枚の革のパーツを合わせて、ハンドル部分までつなげて仕上げたモデル。少ないパーツで構成する大胆さ、織り込まれた底部分から感じる繊細な職人技。たくさんの要素がぎゅっと凝縮されたデザイン。ハンドル中央部のメタルパーツで、一層洗練されたムードに。長さを調整できるショルダーストラップの結び目もポイントのひとつに。

ポレーヌ バッグ Mokki - エボニー

Mokki エディション エボニー(32.5×24.5×11)¥98000/ポレーヌ

シボ感の美しいレザーを使って、巧みなプリーツを構築。サイドから見ると立体的なフォルムが一層際立ちます。商品名「Mokki」はフィンランド語で「小屋」を意味するそうで、柔らかさのある造形、ボリュームが生み出す心地よさを表現。深みのあるブラウンが、コーディネートに重厚感を加えつつ引き締めます。取りはずし可能なショルダーストラップつき。

ポレーヌ ブラウンバッグ  Cyme - キャメル

Cyme エディション キャメル テクスチャード(32×38×17)¥73000/ポレーヌ

ウェーブ、プリーツ、曲線を組み合わせた、美術品のような大きめサイズのバッグ。ストラップを外に出した解放感のあるバスケット型、革ひもとマグネットを使って側面を内側に折りこんだ立体的な型、2通りの形を楽しめます。またハンドルも2種類あり、荷物の重さやシーンに合わせて使い分けが可能。大容量なので、通勤にもぴったり!

ポレーヌ ミニバッグ Numéro Huit Mini- チョーク

Numéro Huit Mini エディション チョーク テクスチャード(18×19×18)¥65000/ポレーヌ

バッグの底がお花の形になっているバケツ型。『ポレーヌ』らしいプリーツ加工で、革を波打たせたようなデザインに。彫刻のような、思わずうっとりする仕上がり。ハンドバッグ、ショルダーバッグなどいろいろな使い方ができます。シンプルコーデに合わせても洗練感が出せる、唯一無二の存在感。

ポレーヌ ショルダーバッグ Tonca - ローリエ

Tonca エディション デュオローリエ(24×17×7)¥75000/ポレーヌ

十数個の異なる木型を使って革を型取りすることで実現する、丸みのあるフォルムに注目。プリーツで動きが加わった部分にのみメタリックバックルを施しています。バッグのボディとストラップでは違うレザーを使っており、質感のコントラストも楽しめるデザイン。淡いピスタチオカラーは、モノトーン、ブラウンなどあらゆる定番色と相性がいいので使いやすい!

革のアレンジに魅せられるショルダーバッグ3選

ポレーヌ ミニバッグ Neiti - グレイシャー

Neiti エディション デュオ アイスブルー(20.5×9.5×4)¥50000/ポレーヌ

まるで波のようなうねるラインになるよう、すべて手作業で編みあげています。なめらかなスムースレザーとニュアンスのあるグレインレザーを組み合わせており、職人技を感じるアイテム。かなりコンパクトなサイズ感で、ショルダーバッグのほかストラップをはずしてポーチや長財布としても使えるマルチウェイ。マグネットで開け閉めしやすいのもうれしい。

ポレーヌ ショルダーバッグ Nodde - チョーク

Nodde エディション チョーク スムース(21×16.5×7)¥75000/ポレーヌ

2つの同じモチーフを組み合わせ、丁寧なステッチでラインを強調。完璧なシンメトリーの交差が美しい。ショルダーバッグ、クロスボディどちらでも楽しめる2WAYです。ボディとストラップをつなぐ部分は丸いレザーリングになっており、さりげないポイントまで抜かりないこだわりを感じます。ニュートラルなカラーで合わせやすい!

ポレーヌ ショルダーバッグ Numéro Dix - ベージュ

Numéro Dix エディション ベージュ スムース(24×20×7.5)¥90000/ポレーヌ

乗馬用馬具から着想を受けデザインされた、三日月のような形のホーボーバッグ。内側にパッドが入っており、レザーを切り替えることで丸みのあるシルエットに。手縫いのステッチや長さ調整可能なショルダー部分など、細かいディテールがそれぞれ効いています。バッグ本体は一枚の皮革から裁断・製作されており、こだわりを感じる一品。

ライター's EYE! 『ポレーヌ』のバッグが素敵な理由

柄物はなくすべて無地で、質のいい素材と独特な形を存分に楽しむことができるデザインが豊富な『ポレーヌ』。レザーを手編みしていたり、手縫いでステッチをしたり、複数の木型で革を型取りしたり……知れば知るほど、その丁寧で繊細な作りに感動! だからこそどこか温かみがあって、記憶に残るアイテムが多いんですね。目に優しいナチュラルなカラーは、すべて自然からインスピレーションを得ているそう。とにかく「美しい」と感じるものばかりで、バッグ自体はシンプル&ベーシックなのに「バッグを主役にしたい」と思わせる魅力があります。このクオリティを10万円以下で買えるなんて、本当にいいんでしょうか。長く使える相棒として、ぜひお迎えしたい名品です。

『ポレーヌ』の歴史をおさらい

2016年、フランスで立ち上げられたメゾン。卓越した職人による"匠の技"で表現されるオリジナリティあふれるフォルムが特徴の、ミニマリズムとクリエイティビティを融合させたレザーグッズを提案しています。認証を受けたイタリアとスペインのタンナー(製革業者)のみから支給される革を使用。全モデル、高級革製品の生産に特化したスペインの町、ウブリケの職人たちの手によって作られています。2023年よりジュエリーコレクションを発表。

『ポレーヌ』公式サイトはこちら

取材・文/荒井理沙 ※掲載している情報については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。●本文中( )内の数字は、バッグのサイズ(横×縦×マチ)で単位はcmです。

ライター
荒井理沙

ハイブランドの新作情報などファッション記事を担当しつつ、本人はプチプラが大好物。長年の悩み"腰張り"が目立たない、スタイルアップするコーデが毎日のテーマ。骨格ウェーブ。好きなテイストは女っぽカジュアルと甘モード。趣味はヨガ、漫画、アイドル♡

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