働く女性の3人に1人が無排卵月経の可能性!? 大人女子には知ってほしい「生理のリアルトラブル」5つの数字!
生理も女性ホルモンも、「あるのが当然」と思っていませんか? 小さな異変が大きなトラブルにつながりやすいからこそ、正しい知識とつきあい方が将来を左右するかも! 今回は「生理」についてのトラブルを解説します。
知ってた? 大人女子の「生理のリアル」5つ
煩わしく思われがちな生理は、体調を如実に表すサインです! みんなに知っておいてほしい生理トラブルを5つ教えます。
【生理のリアルトラブル 1】800万人以上の女性が月経困難症
「月経困難症」とは、生理に伴う下腹部痛や腰痛に加えて、お腹のはりや吐き気、頭痛、脱力感、食欲不振など、日常生活に支障をきたすほど病的な症状のこと。15〜50歳の女性2673万人のうち、罹患者数はおよそ3人に1人! しかも、きちんと治療を受けている人は、わずか10%と、生理と正しくつきあえていない女性が多いよう。●出典/NPO法人JECIE
【生理のリアルトラブル 2】女性の7割以上が生理痛に悩まされている
厚生労働省の調査によれば、生理痛を感じている女性は76.5%。さらに、モア世代の38.2%が鎮痛薬を服用したり、会社を休むほどのひどい生理痛に悩まされていることも判明。生理周期のリズムと照らしあわせながら大事な仕事の予定を調整するなど、毎月やってくる生理のストレスをできるだけ軽減する工夫が必要な時代といえる。●出典/ロキソニンSブランドサイト「なるほど! 痛みの話」
【生理のリアルトラブル 3】働く女性の3人に1人に無排卵月経の可能性あり
生理周期がそれほど乱れることもなく、毎月ちゃんと生理がある女性でも、実は基礎体温を測定してみると、排卵がきちんと認められない「無排卵月経」であるケースが35%ほど存在するのだそう。自分の生理や排卵の状態を正確に把握するには、周期だけでなく基礎体温のチェックも不可欠! アプリなどを活用して管理すべし。●出典/第88回 日本産業衛生学会講演集
【生理のリアルトラブル 4】97%の女性が生理前に不調を感じていた
【生理のリアルトラブル 5】社会人になって生理痛が重くなった人は45%
生理に関する『ライオン』の意識調査によれば、社会人になってから「生理痛が重くなった」と実感している人は半数近い45%。しかも、その割合は入社から年次が上がるほど増加傾向にあり。原因を見ると、「ストレス」、「運動不足」、「不規則な生活」など、日々のネガティブな積み重ねが生理に大きく影響していることがうかがえる。●出典/ライオン調べ
一生のことだから、ちゃんと知って仲よくしたい! 生理と女性ホルモンの正しいつきあい方
MORE2017年11月号では、大人の女性の生理&女性ホルモンについて、かなり真面目で大事な特集が! 当たり前にあるものだからこそ意識していない生理&女性ホルモンにまつわる疑問や、トラブルを防ぐためのケアの仕方などについて詳しく説明しています。ぜひチェックして、いつまでもハッピーで暮らせるよう〝自分の体〟を知って、守っていきましょう!