MORE編集部が発見した、山形県酒田市の素敵スポット8選

酒田の町の写真

美しい海と山に囲まれた自然豊かな山形県酒田市。

海の幸も山の幸も堪能できるグルメ。

心が浄化されるような絶景パワースポット。

レトロな街並みを巡りながら立ち寄るおしゃれカフェ。

写真に収めたくなる、高く澄んだ空や、アートな空間。

そんな多彩な体験ができる酒田市は、あれもこれもしたい欲張りな女子旅に、実はぴったり!

MORE編集部が最高の酒田ステイをご案内します。

CONTENTS
  1. MORE編集部が発見した、山形県酒田市の素敵スポット8選
  2. ①<玉簾の滝>ジブリの世界に迷い込んだようなパワースポット
  3. ②<Restaurant Nico(レストラン ニコ)>気取らずに、驚きのコスパで楽しめる美食フレンチ
  4. ③<本間美術館>ミュージアムで、時空をこえたアートな時間
  5. ④<CHOCO’s(チョコズ)>可愛いとおいしいが詰まってる! スイーツ専門店
  6. ⑤<山王くらぶ>江戸時代から伝わる傘福で開運!
  7. ⑥<ヒヨリベーカリー&カフェ>海の眺めに癒される、おしゃれカフェ
  8. ⑦<山居倉庫>美しい風景と出合える歴史的建造物
  9. ⑧<小松まぐろ専門店>絶対に失敗しない海鮮グルメはここ!

女子旅におすすめな理由を詳しくお届け!

①<玉簾の滝>ジブリの世界に迷い込んだようなパワースポット

山形県酒田市・玉簾の滝

ここで写真を撮るなら、滝の圧倒的な大きさを生かした、引きのアングルがGOOD! ありのままの自然を堪能できる、ヒーリング効果抜群のスポット

断崖絶壁から流れ落ちるダイナミックな『玉簾の滝』は、この土地の神様として祀られているため、辺り一帯がパワースポット。杉の大木に囲まれ、幻想的な魅力があります。神聖な滝、青々と茂る草木を眺めているといつしか心は穏やかに。体もすっきり軽く感じられます。午前中に訪れると、滝の真上あたりから光が射して、神秘的な写真が撮れますよ♡  駐車場からは徒歩10分ほどで、道も整備されているから普段の装いでOKなのもうれしい♪

  • 『玉簾の滝』の手前にある御嶽神社
    『玉簾の滝』の手前にある御嶽神社でまずはご挨拶。滝はGWとお盆にはライトアップされるので、タイミングが合えば見られます。
  • 山形県酒田市の滝
    下から見上げるとかなり壮大で圧倒されます! 光がふわっと差し込む、幻想的な写真が撮れました!

  • 玉簾の滝
    住所:山形県酒田市升田字大森

②<Restaurant Nico(レストラン ニコ)>気取らずに、驚きのコスパで楽しめる美食フレンチ

酒田フレンチ・レストラン ニコ

メインディッシュは肉と魚からお好みで。さんしょうのソースを添えた地物の鴨肉は臭みがなく柔らか。当日あればぜひオーダーしたい一品です

山形県酒田市では、地産地消にこだわったフレンチレストランが何軒もあり、通称“酒田フレンチ”と呼ばれています。

この“酒田フレンチ”は、必ず食べたいグルメナンバーワン! 世界観のあるおしゃれな佇まいの『Restaurant Nico』で、モダンに進化した酒田フレンチを味わってみました♪ 

コースメニューでは、その時季に一番おいしい、地元の食材を使った料理を味わうことができます。目にも美しい、これぞ口福といったひと皿は、前菜からデザートまで感動が止まらないはず!

地元の人からも愛される人気店なので予約しておくのがベター。

  • 酒田フレンチ・レストラン ニコのランチコース
    ランチのプレミアムコース¥4840(サービス料込)。前菜2品、スープ、メイン、デザートのコースです。スペシャリテの黒バイ貝のコロッケは唯一無二のおいしさ!
  • 酒田フレンチ・レストラン ニコの外観
    心ときめく一軒家レストラン。本格派でありながらも気軽に訪れることができ、くつろげる空間がうれしい。

  • Restaurant Nico
    住所:山形県酒田市亀ケ崎3-7-2
    TEL:0234-28-9777
    営業時間:11:30〜14:30(L.O. 13:30)/17:30〜21:30(L.O. 20:30)
    定休日:日曜日(日曜が祝日の場合は要確認)

③<本間美術館>ミュージアムで、時空をこえたアートな時間

山形県酒田市・本間美術館

古美術を中心に、現代アートまで幅広く企画展を開催。所蔵品は奈良時代にまで溯り、伊勢物語の写本から伊藤若冲の作品まで、教科書で見たおなじみの名も!

庄内地方の豪商・地主だった本間家が所有するコレクションを展示する本間美術館。ここでは、アートはもちろん名建築もぜひチェックしてください。

敷地内にある本間家旧別荘『清遠閣』は和モダンな風情にあふれ、歴史ドラマのヒロイン気分に浸れます! 建物の中の居心地のいいカフェで、素敵な庭園を眺めながらひと休みしてみて。

美術品展示会場に足を運ぶと、貴重な古美術がずらり。誰もが知る有名な作者の作品を、ぞんぶんに楽しんで。

  • 山形県酒田市・本間美術館のカフェ
    大正ロマンを思わせる内装が非日常感を演出。『清遠閣』内のカフェで使われているテーブルや椅子は、当時賓客用としてデザインされたもの。
  • 山形県酒田市・本間美術館の外観
    庭園の眺めを重視した建物からは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した鶴舞園を見渡すことができる。広い庭園を散歩することも可能。

  • 本間美術館
    住所:山形県酒田市御成町7-7
    TEL:0234-24-4311
    開館時間:4月~10月は9:00~17:00(入館は16:30まで)、11月~3月は9:00~16:30(入館は16:00まで)
    入館料:一般¥1100
    閉館日:3月~11月は無休、12月~2月は火・水曜日(祝日の場合はその翌日)

④<CHOCO’s(チョコズ)>可愛いとおいしいが詰まってる! スイーツ専門店

山形県酒田市・チョコズのかき氷

かき氷は夏季限定! ゴロゴロメロンのせメロン¥600。ふわふわの氷に手作りシロップをかけた、爽やかでジューシーな味わいはあっという間に完食!

甘いものが恋しくなったら、テイクアウト専門のスイーツショップ『チョコズ』に寄り道!

思わずキュンとするキュートな見た目に加え、味わいはスイーツ好きも唸るほどにハイレベル。それもそのはず、フルーツソースもカスタードもほぼすべてパティシエによる手作りなのです! ひんやりスイーツからクレープやプリンまでメニュー豊富なので、いくつも買ってわいわいとシェアしたくなる!

  • 山形県酒田市・チョコズのクレープ
    チョコバナナのクレープ¥650。全粒粉入りのもちもち生地に手作りのソース、生クリーム、カスタード、スポンジケーキをイン。
  • 山形県酒田市・チョコズで食べている様子
    店頭のベンチに座って、サクッと食べてもOK! 秋から冬にかけてはアップルパイなど焼き菓子も登場。
  • チョコズの苺パフェ
    暑い日はソフトクリーム+いちごのかき氷(¥650)の絶品デザートを♡ お店の外観のブルーが映えるので、絶好のフォトスポットに。

  • CHOCO’s
    住所:山形県酒田市御成町2-20
    TEL:0234-24-2497
    営業時間:11:00~17:00
    定休日:月・火曜日

⑤<山王くらぶ>江戸時代から伝わる傘福で開運!

山形県酒田市・山王くらぶの大広間

傘の先を幕で覆い、小さな飾りものを連ねて下げる傘福。和柄生地で作る飾りものは目にも鮮やかで、それぞれのモチーフが意味を持つ。

きらびやかな花街の歴史が垣間見える『山王くらぶ』。ここでは、新しい体験をして旅の思い出づくりを。

明治28年建築の酒田を代表する元料亭は、当時のままの姿を見学可能。一歩入った瞬間からタイムスリップしたような気持ちになります。大広間には伝統的な吊るし飾り「傘福」の展示があり、写真映え抜群です! 傘福は江戸時代より庶民が願いを込めて作った細工物。見学をしたり制作体験をしたりして魅力に触れることで、古からの開運効果にあやかりたい!

  • 山形県酒田市・山王くらぶで傘福制作体験
    館内で体験できる傘福づくり(要予約)。スタッフの方が丁寧に教えてくれるので、お裁縫がニガテという人も安心して参加できる。完成品は持ち帰ることができるので、友達とお揃いにして思い出にするのもGOOD♡
  • 山形県酒田市・山王くらぶの外観
    画家の竹久夢二も逗留していたという格式ある元料亭、外観から厳かな雰囲気を醸し出す。館内の純喫茶風のカフェも立ち寄りたい!

  • 山王くらぶ
    住所:山形県酒田市日吉町二丁目2-25
    TEL:0234-22-0146
    開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
    入館料:一般¥410(傘福特別展示期間中は¥800)
    休館日:3月~11月は無休、12月~2月は火曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)
    ※傘福制作体験¥1650は別途入館料と予約が必要

⑥<ヒヨリベーカリー&カフェ>海の眺めに癒される、おしゃれカフェ

日和山小幡楼にあるヒヨリベーカリー&カフェで飲食している様子

明るく開放感のある店内はウッディなインテリアが素敵。メニューはハンバーガーやパンケーキも人気!

モーニングやブランチをするなら、爽やかな景色が自慢のおしゃれカフェ『ヒヨリベーカリー&カフェ』がイチオシ!

大人気フレンチブーランジェリーで修行した職人が作るサクサクのクロワッサンや、『平田牧場』のハムやソーセージを使った惣菜パンなどを、おいしいコーヒーと一緒に召し上がれ。

カフェスペースの壁一面が窓になっていて、酒田港を眺めることができます。旅先にいながらのんびりと心落ち着く滞在を叶えることができますよ。

  • 日和山小幡楼のヒヨリベーカリー&カフェのパン売り場
    建物が持つ趣を活かしたレトロモダンな内装はセンス抜群。階段を上がった2階の公共スペースは、誰でも利用することができ、ここで飲食してもOKなので便利!
  • 日和山小幡楼のヒヨリベーカリー&カフェの外観
    明治期の和館と大正期の洋館をリノベーションした施設『日和山小幡楼』。カフェは和館1Fに。隣にある日和山公園でも映える写真がたくさん撮れるので、テイクアウトしてピクニックをするのも◎。

  • ヒヨリベーカリー&カフェ
    住所:山形県酒田市日吉町2丁目9−37
    TEL:0234-25-5729
    営業時間:9:00〜18:00(L.O. 17:30)
    定休日:不定休

⑦<山居倉庫>美しい風景と出合える歴史的建造物

山形県酒田市・山居倉庫

黒塗りの壁や二重屋根、けやき並木など、米を最適な温度で保存するためにした工夫が、時を経て他にはない景観に。倉庫は日没からライトアップされるので、夜も要チェック。

米どころ庄内のシンボル、山居倉庫は酒田旅ではずせない観光スポット。明治26年に米の保存と集積を目的に建てられた倉庫で歴史と文化に触れれば、知的好奇心が刺激され、旅がぐっと豊かなものに。12棟の倉庫の背後に立ち並ぶけやき並木は、広告やドラマでも登場した街一番のフォトジェニックなロケーション。ここでしか撮れない景色を思い出に残そう! 敷地内には酒田のおみやげが勢揃いするショップがあり、ショッピングはここがおすすめです。

  • 山形県酒田市・山居倉庫の庄内米歴史資料館
    倉庫の一棟を改装した、庄内米歴史資料館。山居倉庫の歴史に加え、米に関する資料や農具を展示する。食卓に欠かせないお米のルーツを知ろう! ここで背中越しに写真を撮ると、美しい1枚になるので見逃さないで。
  • 山形県酒田市・山居倉庫の庄内米歴史資料館 展示の様子
    資料館には米農家の生活風景や作業の様子を再現した等身大のジオラマを展示。当時は米俵を背中に担いで運び、その大変さがわかる体験コーナーもトライしてみて!

  • 山居倉庫
    住所:山形県酒田市山居町一丁目1-20
    TEL:0234-23-7470(庄内米歴史資料館)、0234-22-1223(酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽)
    営業時間:9:00~17:00(12月~2月は16:30まで)。倉庫外観は常時見ることができ、日没から22:00まで倉庫をライトアップ
    入館料:一般¥300(庄内米歴史資料館)。外観の見学、酒田夢の倶楽の入館は無料
    定休日:12月29日~2月末(庄内米歴史資料館)、1月1日(酒田夢の倶楽)

⑧<小松まぐろ専門店>絶対に失敗しない海鮮グルメはここ!

小松まぐろ専門店のみんな丼

赤身、中トロ、大トロ、ネギトロをのせた、みんな丼¥1300(お味噌汁と漬物付き)。まぐろをがっつり食べられ、大満足のメニュー。

みなと市場内にある、行列が絶えない『小松まぐろ専門店』は並んでも食べたい名店!

おいしいまぐろをメインに、海鮮丼や定食といった肩肘張らない魚介料理を豪快に味わえます。まぐろがもりもりと隙間なく敷き詰められた贅沢な海鮮丼ですが、価格はとってもリーズナブル。活気ある店内の雰囲気が、旅の楽しい気分を盛り上げてくれますよ。魚介好きなら、隣接するさかた海鮮市場も必見!

  • 山形県酒田市・小松まぐろ専門店を眺める様子
    席の予約ができないので、時間に余裕を持って訪れたい。開店直後と15時頃は、客足が落ち着く日もあるそうなので狙い目!
  • 山形県酒田市・小松まぐろ専門店で売っている魚
    店先ではまぐろや魚介の生鮮食品の販売も行っている。都会のスーパーではお目にかかれないレアな部位もあり、帰る直前に立ち寄るのもいい。

  • 小松まぐろ専門店
    住所:山形県酒田市船場町2丁目5-56
    TEL:0234-26-0190
    営業時間:9:00~18:00(ご飯がなくなり次第終了)
    定休日:水曜日

撮影/アキタカオリ 取材・文/横溝桃子