香りや光、音で楽しめる展覧会が、茨城で開催されます

ユニークな発想力と優れた技術力で、映像や立体物など幅広い分野の作品を手がけてきたアート・ファクトリー「TASKO (タスコ)」。本展では、明和電機出身者も集うTASKOならではの、磁力や風力を利用した動く装置や、光や影の特性を活かした空間展示、音やオブジェ、香りが連動する作品など、五感で楽しめる作品を通して、ものづくりの魅力を紹介します。

見どころ1.子どもも大人も五感を使って楽しめる!

香りや光、音で楽しめる展覧会が、茨城で開催されます

《ひかりの3原色》2021年 ©TASKO

《ひかりの3原色》では、RGB(赤、緑、青)の光源の前に立つと色のついた影ができ、光の三原色を体感できます。《札幌ループライン》では、レトロな音楽に浸りながら、札幌の町並みの影が移り変わっていくさまを鑑賞。《パフューマリー・オルガン》は、鍵盤をおすと同時にその音に対応した香りが出る装置で、自動演奏のほか、来場者が自由に演奏することができます。

《札幌ループライン》2017年 ©TASKO

《札幌ループライン》2017年 ©TASKO

《パフューマリー・オルガン》2015年 ©TASKO

《パフューマリー・オルガン》2015年 ©TASKO

見どころ2.作品の動くしくみやしかけが分かる!

《うかぶ風船》2021年 ©TASKO

《うかぶ風船》2021年 ©TASKO

《うかぶ風船》《FLOWER DISPLAY》などでは、それぞれ風力や電力などの動力による動くしかけが楽しめます。水ならぬパチンコ玉で動く《ししおどし?!》をはじめ、多くの作品はアイデアスケッチや作品に使われた部品も見ることができ、鑑賞者が動くしくみについて分かりやすく学べます。

《FLOWER DISPLAY》2017年 ©TASKO

《FLOWER DISPLAY》2017年 ©TASKO

《ししおどし?!》2021年 ©TASKO

《ししおどし?!》2021年 ©TASKO

見どころ3.制作の裏側やエピソードにも触れられる!

《TASKOの棚から》2021年 ©TASKO

《TASKOの棚から》2021年 ©TASKO

本展のキーヴィジュアルにも登場する《TASKOの棚から》では、TASKOが制作に用いる道具や素材、試作なども展示され、制作の裏側を知ることができます。TASKOがどんな風にものづくりを工夫しているかが実感できます。

見どころ4.つくる展初出品の特別作品を展示!【展示期間限定】

《PIXTERIOR》2024年 ©日本テレビR&Dラボ・TASKO・サンミューロン

《PIXTERIOR》2024年 ©日本テレビR&Dラボ・TASKO・サンミューロン

たくさんのスイッチが並んだ"すわれるイス型デバイス"⁉︎ これまで多くの会場で開催されてきた「つくる展」ですが、今回初出品される《PIXTERIOR(ピクステリア)》は、Pixel+Interior/Exterior+Ulterior(先の、将来の)の語をかけあわせたタイトルの最新作です。押しボタンスイッチが並んだイスの表面に、ピクセル画やカラフルな映像が映り、遊べるデバイスとしても家具としても楽しめます。この機会に是非すわって、触って、体験してください!

《PIXTERIOR》展示期間
2024年7月20日(土)~7月30日(火)
2024年8月18日(日)~9月18日(水)

「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」開催概要

「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」開催概要

会期 2024年7月20日(土)〜2024年9月23日(月・振)
会場 茨城県近代美術館
住所 310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1 展示室 2階企画展示室
時間 9:30〜17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 ただし8/12、9/16、9/23は開館、翌日休館
入場料
一般1,000(870)円/満70歳以上500(430)円/高大生730(610)円/小中生370(240)円
※( )内は20名以上の団体料金 
※9/15~9/21は満70歳以上の方は無料、ただし9/17は休館
※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方および付き添いの方(1名)は無料
※夏休みをのぞく土曜日(7/20、9/7、14、21)は高校生以下は無料
TEL 029-243-5111

「つくる展」の詳細はこちらのサイトでもチェック!