20点を超える、モネの〈睡蓮〉に圧巻!

クロード・モネ《ばらの庭から見た家》1922-1924年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

クロード・モネ《ばらの庭から見た家》1922-1924年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

国立西洋美術館にて、「モネ 睡蓮のとき」を2024年10月5日(土)より2025年2月11日(火・祝)まで開催します。本展では、世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品を含む、厳選されたおよそ50点が来日。さらに、日本国内に所蔵される作品も加え、“ 印象派を超えた” モネの芸術の豊かな展開をたどります。

クロード・モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ(エフリュシ・ド・ロチルド邸、サン=ジャン=キャップ=フェラより寄託) © musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB

クロード・モネ《ジヴェルニー近くのセーヌ河支流、日の出》1897年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ(エフリュシ・ド・ロチルド邸、サン=ジャン=キャップ=フェラより寄託) © musée Marmottan Monet / Studio Christian Baraja SLB

印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)は、一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめました。しかし後年になるにつれ、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容してゆきます。

クロード・モネ《睡蓮》1907年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

クロード・モネ《睡蓮》1907年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代でもありました。そのような中で彼の最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に造られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体となって映し出されるその水面でした。そして、この主題を描いた巨大なカンヴァスによって部屋の壁面を覆いつくす“ 大装飾画” の構想が、最期のときにいたるまでモネの心を占めることになります。本展の中心となるのは、この試行錯誤の過程で生み出された、大画面の〈睡蓮〉の数々です。

クロード・モネ《アガパンサス》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

クロード・モネ《アガパンサス》1914-1917年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

本展は、パリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開となる重要作を多数含むおよそ50点が来日。さらに日本各地に所蔵される作品も加え、モネ晩年の芸術の極致を紹介します。日本では過去最大規模の〈睡蓮〉が集う貴重な機会となります。

クロード・モネ《睡蓮の池》1918-1919年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

クロード・モネ《睡蓮の池》1918-1919年 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

「モネ 睡蓮のとき」みどころ

クロード・モネ《睡蓮の池》1917-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

クロード・モネ《睡蓮の池》1917-1919年頃 油彩/カンヴァス マルモッタン・モネ美術館、パリ © musée Marmottan Monet

1.モネ最後の挑戦 —— “光の画家 " 集大成となる、 晩年の制作に焦点をあてた究極のモネ展

2.世界最大級のモネ・コレクションを誇るマルモッタン・モネ美術館より、 日本初公開作品7点を含む、厳選されたおよそ50点が来日
さらに、日本国内に所蔵される名画も加えた、 国内外のモネの名作が一堂に集結する充実のラインアップ

3.モネ晩年の最重要テーマ、「睡蓮」の作品20点以上が展示

4.2メートルを超える大画面の〈睡蓮〉に囲まれて、モネの世界に浸る、本物の没入体験

「モネ 睡蓮のとき」開催概要

「モネ 睡蓮のとき」開催概要

会期 2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火・祝)
会場 国立西洋美術館
住所 110-0007 東京都台東区上野公園7-7
時間 9:30-17:30(金・土曜日は21:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日、10月15日[火]、11月5日[火]、 12月28日[土]-2025年1月1日[水・祝]、1月14日[火]
(ただし 、10月14日[月・祝]、11月4日[月・休]、2025年1月13日[月・祝]、 2月10日[月]、2月11日[火・祝]は開館)
観覧料
一般  当日券 2,300円 / 前売券 2,100円
大学生 当日券 1,400円 / 前売券 1,300円
高校生 当日券 1,000円 / 前売券 900円
*中学生以下、心身に障害のある方及び付添者 1 名は無料。入館の際に学生証または年齢の確認 できるもの、障害者手帳をご提示ください。
*国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は本展を学生 1,200 円、教職員 2,100 円 でご覧いただけます。学生証または教職員証をご提示のうえ、国立西洋美術館券売窓口にてお求めください。
* 12月12日[木]-27日[金]は高校生無料観覧日。入館の際に学生証をご提示ください。
*観覧当日に限り本展の観覧券で常設展もご覧いただけます。
*前売券は10月4日[金]までの販売。
【チケット取扱い】
「モネ 睡蓮のとき」オンラインチケット(e-tix)、日テレゼロチケ、ローソンチケット、アソビュー、セブンチケット、ぴあ、イープラス ※手数料がかかる場合があります。
国立西洋美術館(開館日のみ)
TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)

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