【兵庫】姫路文学館にて「石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ」を開催
ライター
菅原 麻葉
化け猫を中心とした妖怪絵で人気の絵描き・石黒亜矢子さんの大規模原画展
化け猫や妖怪、想像上の生き物を、日本画を想起させる流麗な筆致で描きだす絵描き・石黒亜矢子さん。
石黒さんの描く生き物たちは色彩豊かに美しく愛らしく、ユーモアたっぷりで、ときにちょっぴり不気味な表情をたたえて瞬く間に私たちを異世界へと誘います。
本展では、画業最初期の妖怪絵をはじめ、『いもうとかいぎ』『えとえとがっせん』『ねこまたごよみ』などの絵本原画を中心に、本展のために描きおろされた新作を含む約350点を展示。ぬいぐるみ作家・今井昌代さんとの特別展示や、雅太郎玩具店による『いもうとかいぎ』がモチーフの人形たちにも注目です。
石黒さんの描く魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するあやかしの世界をお楽しみください。
<展示構成>
原画ほか約350点で構成。
・第1章 ねこまたごよみ
・第2章 いもうとかいぎ
・第3章 UMA/未確認生物
・第4章 初期作品
・第5章 九つの星
TOPIX 石黒亜矢子を構成するもの(愛読書・愛蔵品・画材の紹介)
・第6章 コラボレーション
・第7章 奇想の動物たち
・第8章 干支と相撲
・第9章 百鬼夜行
・第10章 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ
「石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ」概要
会期:令和6年(2024年)11月24日(日曜日)まで
休館日:月曜日、10月15日(火曜日)、11月5日(火曜日)。
ただし、11月4日(月曜日・振休)は開館。
開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
会場:姫路文学館 北館(〒670-0021 兵庫県姫路市山野井町84)
観覧料:一般1000円、大学生・高校生580円、中学・小学生280円
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方
(手帳またはミライロID手帳画面をご提示ください)及び介護者1人は半額。
・20人以上の団体は2割引
・常設展示も観覧可
1987年生まれ。OLで雑誌編集を行う傍ら、ファッション、美容、お出かけ系などのライター業も。ファッション初心者ゆえ、安い・着やすい・コーデしやすいアイテムに目が行きがち。身長162cm、ブルベ冬・骨格ストレート寄りらしい。インスタグラムは愛猫と食べログ3.5以上のお店巡りが多め