ストリートアートの申し子「バンクシー」の作品が、大阪にやってくる!

展覧会メインビジュアル

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美術にさほど興味がない人でも、「バンクシー」という名前を聞いたことがない人は、ほとんどいないのではないでしょうか? 彼が描いたストリート・アートが発見されるや否や、その壁をはがして持ち去ろうとする者が現れたり、消すべきか保護すべきかについて市民投票が行われたり…。サザビーズのオークション会場では、落札された瞬間に額縁に仕掛けられたシュレッダーによって作品が裁断され、世界中の人々を驚かせました。この正体不明の覆面アーティストは、いまや世界のポップアイコンとなっています。

つねに人々の話題となる活動を戦略的に行い続けているバンクシー。彼はアートをとおして、何をしようとしているのでしょうか。

2024年11月1日(金)から開催の特別展「バンクシー展—分離壁に、アート界に、そして社会に風穴を—」では、医療法人宝歯会グループ 財団法人梶原浩喜財団所蔵のバンクシー作品を紹介することをとおして、バンクシーのストリート・アーティストであり、メディア戦略家であり、ビジネスマンでもある側面を探ります。

関連イベントに参加して、さらにバンクシーに近づこう!

《ガールウィズバルーン》2004年

《ガールウィズバルーン》2004年

本展では開催中、ワークショップやギャラリートークをはじめとするイベントも開催されます。イベントをとおして、さらにバンクシーについて深く、楽しくしれる機会を、お見逃しなく!

講演会「バンクシーを語る」

 11月3日(日・祝)14:00-15:30
 講師:毛利嘉孝(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)
 会場:東大阪市民美術センター 特別室
 定員:100人
 参加費:500円(税込)※申込不要

学芸員によるギャラリートーク

 11月16日(土)・12月8日(日)各日14:00-15:00
 会場:東大阪市民美術センター 第1・2・3展示室
 参加費:無料(要入場券)※申込不要

ワークショップ「バンクシーみたいに絵を描いてみよう」

型紙をつくり、ステンシルの技法で壁に貼った大きな紙にスプレーで絵を描きます。制作後、鑑賞しながら落書きは芸術なのか、悪いことなのかを考えます。

 11月10日(日)【事前申込制】
 ①10:00-12:00 ②14:00-16:00
 会場:東大阪市民美術センター会議室
 定員:各10人
 参加費:材料費1000円(税込)
 締切:令和6年11月4日(月・振休)
◇事前申込制:専用フォーム https://artmuseum.works-go.com/form/f069801/(参加者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号記載)にて申し込み。お問い合わせは市民美術センターまで。申し込み1件につき1組まで。応募多数の場合は抽選。

《フライングコッパ―》2004年

《フライングコッパ―》2004年

《ラフナウ》2002年

《ラフナウ》2002年

「バンクシー展—分離壁に、アート界に、そして社会に風穴を—」概要

【会期】2024年11月1日(金)~12月26日(金)
【時間】10:00-17:00(入場は閉催時間の30分前まで)※11月3日(日・祝)は20:00まで開館
【休館日】 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日が休館日)
【会場】東大阪市民美術センター 第1・2・3展示室
【観覧料】500円、東大阪市内在住65歳以上の方、高校生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介助者1名を含む)は無料 
【問い合わせ】東大阪市民美術センター 電話072-964-1313

「バンクシー展—分離壁に、アート界に、そして社会に風穴を—」の特設サイトもチェック!