【東京】アーティゾン美術館で開催!モネ没後100年記念「クロード・モネ -風景への問いかけ」
ライター
菅原 麻葉
モネの風景画に新たな光を当てる、没後100年記念の特別展
クロード・モネ《日傘の女性 戸外の人物習作―右向き》1886年、オルセー美術館蔵
Photo © GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Stéphane Maréchalle/ distributed by AMF
2026年2月7日(土)から5月24日(日)まで、東京・京橋のアーティゾン美術館にて、印象派の巨匠クロード・モネの没後100年を記念する展覧会「クロード・モネ -風景への問いかけ」が開催されます。当初2020年、続いて2021年に予定されていた本展は、ついに2026年に開催が決定しました。
クロード・モネ《睡蓮の池》1907年、石橋財団アーティゾン美術館蔵
本展では、フランス・パリのオルセー美術館が誇るモネの作品40点以上を含む約90点に、アーティゾン美術館をはじめとする国内の美術館や個人所蔵の作品を加えた、約140点を展示。ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど、モネの創作を語る上で重要な場所と時代から、画業の発展を丹念にたどります。また、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などの表現との関わりから、モネの創作の背景や動機を読み解きます。さらに、現代の映像作家アンジュ・レッチアによるモネへのオマージュとして制作された没入型の映像作品も展示されます。
モネの風景画に新たな視点をもたらす本展で、彼の芸術世界に深く浸ってみてはいかがでしょうか。
クロード・モネ《トルーヴィルのロシュ・ノワール・ホテル》1870年、オルセー美術館蔵
Photo © GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Gabriel de Carvalho / distributed by AMF
クロード・モネ《パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝日》1878年、オルセー美術館蔵
Photo © Musée d'Orsay, Dist. GrandPalaisRmn / Patrice Schmidt / distributed by AMF
クロード・モネ《アルジャントゥイユのレガッタ》1872年頃、オルセー美術館蔵
Photo © Musée d'Orsay, Dist. GrandPalaisRmn / Patrice Schmidt / distributed by AMF
クロード・モネ《ジヴェルニーのモネの庭》1900年、オルセー美術館蔵
Photo © GrandPalaisRmn (musée d'Orsay) / Adrien Didierjean / distributed by AMF
クロード・モネ -風景への問いかけ 概要
会期:2026年2月7日(土)~5月24日(日)
会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
開館時間:10:00~18:00(3月20日を除く金曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:2月16日(月)、3月16日(月)、4月13日(月)、5月11日(月)
入館料:日時指定予約制(詳細は後日発表)
予約・問い合わせ:ハローダイヤル TEL:050-5541-8600
1987年生まれ。OLで雑誌編集を行う傍ら、ファッション、美容、お出かけ系などのライター業も。ファッション初心者ゆえ、安い・着やすい・コーデしやすいアイテムに目が行きがち。身長162cm、ブルベ冬・骨格ストレート寄りらしい。インスタグラムは愛猫と食べログ3.5以上のお店巡りが多め