トラベルライターがとっておきの発見をお届け

OMO5金沢片町「⽔引OMOなか」
CONTENTS
  1. トラベルライターがとっておきの発見をお届け
  2. 発見旅第17回:伝統をつないでいく
  3. 伝統工芸がナイトタイムを彩る空間
  4. ご近所さんとのコラボスイーツも
  5. DATA

訪れた国は80か国、世界中を旅するトラベルライターの窪 咲子です!

その土地ならではの発見をしたり、そこでしかできない体験ができる、それが旅の醍醐味ではないでしょうか。ただ宿泊するだけではなく、ホテルでも存分に楽しみ、その土地ならではの思い出を作る。現代のトラベラーは欲張りなものですよね。

そんな旅好きにおすすめなのが、「街ナカ」ホテルの「OMO(おも)by 星野リゾート」。

「OMO」での宿泊を通して体験するその土地ならではのアクティビティや、地元の人々から聞いた裏話などを、この連載でお届けします。

発見旅第17回:伝統をつないでいく

「OMO5金沢片町」

21世紀美術館

能登半島地震で被害を受けた地域を支援する「北陸応援割」。石川県でも1人あたり1泊2万円を上限に、宿泊費が割り引きされる「いしかわ応援旅行割」がはじまりました。

北陸随一のグルメタウン片町に位置する「OMO5金沢片町」でも「いしかわ応援旅行割」が適応される特別プランを販売中!

プランでは、ホテルの徒歩圏内の「兼六園」と「金沢21世紀美術館」が監修したアクティビティ「ちゃべちゃべ兼六園講座」と「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」に参加することができます。

21世紀美術館

スタッフ「施設内のガラス板が落下するなど一部が損傷するなどの被害を受け、休館していた金沢21世紀美術館も2月6日からエリアを限定して営業を再開しています。これまで有料エリアに展示されていた作品の一部が、期間限定で交流ゾーン(無料エリア)で見ることができるんですよ」

伝統工芸がナイトタイムを彩る空間

「OMO5金沢片町」に一歩足を踏み入れると、ダルマをかたどった九谷焼のアートや加賀水引で作ったオブジェなど、伝統工芸品がアートのように散りばめられ、金沢の魅力をさまざまな角度から楽しめます。


スタッフの「格式高い伝統工芸品をカジュアルに楽しみながら、その本質にも触れられるイベントをしたい」という思いが込められた「水引夜灯りカフェ」は、宿泊者はもちろん、ビジターも楽しめる特別な演出。

OMO5金沢片町「水引夜灯りカフェ」

祝儀袋や不祝儀袋の表に用いられることで知られる飾り紐・水引。ナイトタイム限定で、ご近所さんでもあり、水引の本質を守りながら、昇華させてきた「加賀水引 津田水引折型」の職人さんが制作した装飾に明かりが灯り、ホテル1階の「OMOカフェ」を彩ります。


装飾は、水引の伝統的な結び方「あわじ結び」と、加賀水引の特徴である立体的な作りを活かしたデザイン。


松竹梅をモチーフにした水引を使って光と影を空間全体に映し出すことで、まるで水引で包まれているかのような感覚を楽しめます。

OMO5金沢片町

ご近所さんとのコラボスイーツも

「OMO5金沢片町」の近所には、⽼舗和菓⼦店や茶店、⻘果店など、地元の人に長く愛されてきた名店がたくさん!そんなご近所のお店同士の味を楽しむことができるオリジナルスイーツ「⽔引OMOなか」も必見です。

OMO5金沢片町「⽔引OMOなか」

紅色と⽩⾊の2種類あり、紅色はホワイトチョコようかん、あんこを加えたホイップクリーム、季節のフルーツを組み合わせた、和と洋の要素が混ざった新感覚のスイーツに。

OMO5金沢片町「⽔引OMOなか」

白色は、加賀棒茶©のアイスクリームに、ナッツ、オレンジピール、加賀伝統野菜でもある五郎島⾦時のクリームを合わせて仕上げています。


スタッフ「ご近所さんの味を知っていただくきっかけになり、実際にお店に足を運んでいただけたら良いなと思っています。


実はスイーツを提供する際に使用しているコースターは『加賀水引 津田水引折型』の職人さんに教えていただきながら、OMOスタッフが手作りしたものなんですよ。ささやかな部分でもおもてなしの心が込められています」

OMO5金沢片町スタッフ手作りのコースター

「水引夜灯りカフェ」を開始して1年。スタッフに話を伺うと「2年目はどのように展開していこうか?という話し合いをしている最中なんです。今後も毎年進化を遂げていきたいと思っています」と話してくれました。


伝統というものをただただ受け継いでいくのではなく、今の時代に合わせて昇華していくことを大事にする想いが込められた「水引夜灯りカフェ」。今後はどのように進化していくのか楽しみです!

DATA

■OMO5金沢片町 by 星野リゾート 

・所在地:〒920-0981 石川県金沢市片町1丁目4-23 

・電話:050-3134-8095(OMO予約センター) 

・客室数:101室 チェックイン15:00/チェックアウト11:00 

・URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kanazawakatamachi/


■「水引夜灯りカフェ」

・期間:通年

・場所:1階OMOカフェ

・時間:19:00~22:00(21:30ラストオーダー)

・料金:入場無料、「水引OMOなか」1セット1,000円(税込)含まれるもの:水引OMOなか(紅または白)1つ、和紅茶(ホットまたはアイス)1杯

・対象:宿泊客、日帰り客ともに利用可

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