誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「赤福を使ったかき氷があるって本当?」。三重県の銘菓「赤福餅」が、夏場はかき氷になって登場しているとの噂をキャッチしました! どんなかき氷なの? どこで食べられるの? 調査結果を報告します!

実は昭和36年から販売されている!

Q.「赤福氷」のことを教えて!

A.夏期限定で三重県・愛知県で食べられます

「赤福氷」は、抹茶蜜のかかったかき氷の中に、あんとお餅が入ったものです。あんとお餅は「赤福」そのものではなく、冷たい氷になじむよう特製したもの。昭和36年、地元二見の海水浴のお客様に何か冷たいものを、と考案したのが始まりです。以降改良を加え、現在の「赤福氷」となりました。

販売しているのは、三重県の7店舗(本店別店舗・内宮前支店・五十鈴川店・外宮前店・二見支店・EXPASA御在所上り線 赤福茶屋・おかげ横丁 団五郎茶屋)と、愛知県の2店舗(松坂屋名古屋店・ジェイアール名古屋タカシマヤ店)です。

赤福が販売するかき氷「赤福氷」

赤福氷 ¥600/赤福

教えてくれたのは……赤福

「赤福餅」の誕生は、今から300年以上前の宝永4年(1707年)。『赤福』はお伊勢さんのお膝元で、お伊勢参りをする人々を迎えてきました。本店ののれんをくぐると、朱塗りのかまどから湯気が立ち昇っています。地元三重県産の番茶を焙じる香ばしい薫りが広がる店内では、「餅入れさん」と呼ばれる職人が、繊細な指先で赤福の三筋の清流を一つ一つ真心こめて形づくります。

■総合案内℡:0596-22-7000

『赤福』公式サイトはこちら