「雷おこし」の名前の由来とは?【ご当地グルメ探偵M】
MORE編集部
今回は「雷おこしの名前の由来は?」。浅草名物としておなじみの雷おこしですが、なぜ“雷”? もしかして……食べるとバリバリ音がするからですか⁉︎ ご当地グルメ探偵Mが調査結果を報告します!
家を「おこし」名を「おこす」縁起菓子です
A.雷門の横で販売されていたからです
おこしの起源をさかのぼると、もともとは中国で生まれたお菓子で、日本では関西発祥の「粟(あわ)おこし」がもっとも古いおこしです。
東京でおこしを初めて販売したのは、1795年に創業した『常盤堂』で、家を「おこし」名を「おこす」という縁起菓子として知られています。関西の粟おこしを参考にしながら東京流にアレンジし、うるち米を使用しているのが特徴です。雷門の横で販売され、その雷門の「雷」をとって「雷おこし」として、浅草寺参拝土産として広まっていきました。
教えてくれたのは……常盤堂
また、おこしづくりができる体験教室も開催しています。自分自身へのお土産としてはもちろん、家族や友人、職場の方などのお土産としても喜ばれるはず。浅草に来たら、見て、作って、浅草の味を知ってください。
■『常盤堂』公式サイト
https://tokiwado.tokyo/
■問い合わせ先℡:0120-49-5656(9:00〜17:00、土日祝日は休み)
「常盤堂」のおやつ情報をチェック!
「生おこし」は柔らかさを追求し、口の中で溶けるような食感の雷おこし。通常の雷おこしは水飴を使用し、おこし種(パフ) と副原料を混ぜ合わせて製造しますが、「生おこし」では水飴に卵白・ショートニング・あんこ等を混ぜ、 独自の技術で特製の蜜を作り、おこし種と混ぜて製造することで、 固くならずに柔らかい食感のおこしに仕上げています。味は定番の「黒みつきなこ」「白みつあずき」、春夏限定「うめ」「まっちゃ」、秋冬限定「くり」「いちご」 があります。