長崎名物「トルコライス」大ボリュームの理由とは?【ご当地グルメ探偵M】
MORE編集部
今回は、長崎名物の「トルコライス」誕生秘話を調査。トルコライスといえば、ドライカレーにスパゲッティ、さらに大きなとんかつを上に乗せた、大ボリュームの名物料理。一体なぜこの組み合わせが生まれたのか、そしてトルコは関係あるのか⁉︎ 調査結果を報告します!
もともとはトルコの料理「ピラウ」に似せた料理だった!
A.海外の方に向けて「トルコ風ライス」を作ったのがきっかけ
トルコライスを考案したと言われるシェフの植原一郎氏が、60数年前に神戸の『シルバーダラ』という将校クラブに勤めていた頃に遡ります。冷やご飯を焼き飯に調理する際、海外の人に出すのならと、トルコの炊き込みサフランピラフ「ピラウ」に似せた「トルコ風ライス」を作りました。サフランは香りが気になると言われ、カレー粉で味付けをしたら大好評。これにおかずが欲しい!とリクエストされ、スパゲティととんかつを添えて出したそう。これこそがトルコライスの原型であり、発祥のルーツです。
その後、昭和33年に植原氏が長崎のレストラン『丸善』に勤務した際、経営者から「何かおもしろい料理はないか」と聞かれ、トルコ風ライスを教えたことでメニュー化され、長崎に広まっていきました。
『ビストロ ボルドー』おすすめの、昔ながらのトルコ風ライスです。食材は地元のものにこだわり、お米は長崎産、とんかつは西海プレミアムポークを使っています。赤ワインソースをかけた、自慢の逸品。
教えてくれたのは……『ビストロ ボルドー』
■『ビストロ ボルドー』公式サイト
https://bistro-bordeaux.com/
■問い合わせ先℡:095-825-9378