卵料理の裏技伝授! 「目玉焼き」や朝の定番メニューが映えるテク
“映える”卵料理のちょっとしたコツ。
朝の定番料理をフォトジェニックに
毎日お世話になる&完全栄養食の卵にフォーカス★ SNSに上げたくなるような裏ワザテク、教えます。
目玉焼き
焼き野菜とオリーブ油でモダンにドレスアップ
黄身がツヤッと輝く片面焼きの目玉焼き。フライパンをよく熱し、最初は強め、途中から中火で。生野菜やゆで野菜を添えがちだけど、今日は気分を変えて卵と一緒にふたをせずにグリル♪ 目玉焼きには黄色と三原色を構成する緑と赤の野菜を。トマトはへたつきで焦げ目をつけるとこなれた印象に。色が際立つようプレーンな白皿に盛り、さらにしょうゆにはオリーブ油をたらすと、目にも口にもおしゃれさが。
ふたをはずして焼くときれいな焼き目に
フライパンに油大さじ½をひき、初めは強火で、卵を割り入れ、野菜類を並べたら、弱めの中火で焼く。目玉焼きの表面に白っぽい膜が張らないよう、ふたはせずに焼こう
オムレツ
仕上げのひと工夫で、ホテル仕様に♡
オムレツって圧倒的な存在感と、幸せオーラがある。ホテルやレストランのような美しい姿に近づくには、1人分につき卵3個、塩・こしょうを加え、10gのバターで焼くのが基本。フライパンに卵液を注ぎ、ある程度固まってきたら奥側に寄せて皿をかぶせ、裏返して盛る。ラップかキッチンペーパーで形を整えるといっそう見目麗しく! ケチャップをかけ、器のリムラインとクレソンを添えるだけのシンプルな盛りつけで際立たせて。
見た目は焼いたあとのひと手間で調整を
形は皿に盛ってからラップなどで整えて。片側の端を少しあけてケチャップをかければバランスも◎。表面をよりなめらかにするなら、最初に卵液をざるでこす工程を加えて
スクランブルエッグ
とろとろエッグを反対色で洗練させて
どんな料理もモダンに昇華するマットなグレーの器には卵2個と牛乳大さじ2、塩・こしょうを混ぜた卵液で作るスクランブルエッグを。フライパンにはバター10gを熱し、耐熱性のゴムべらでよ〜くかき混ぜながら弱めの中火で焼くと、夢のようなふわとろ食感に♡ そこへ紫キャベツのマリネや、カリカリに焼いたベーコンなど、卵の反対色・紫色のエッセンスをペアリングさせるだけで、ますます洗練されたひと皿に。
紫キャベツがあるだけで一気にアートフル
美容効果も期待できる紫色の野菜は絶好の映え野菜。紫キャベツは細切り、紫玉ねぎは薄切りにしたら塩を振って水気をしぼり、酢、はちみつ、オリーブ油、塩・こしょうで和える
ベーコンはカットせず並べて
ベーコンは包丁でカットせず、弱めの中火にかけたフライパンでカリカリになるまでじっくり焼く。キッチンペーパーで表面の脂分を軽くふいてからスクランブルエッグを焼こう
たまごサンド
ライ麦パンとディルでこなれ感を演出
あの手この手でいろんな表情がつくれる、みんな大好き卵サンド! ごくシンプルなゆで卵とマヨネーズ、塩・こしょうのフィリングには、清涼感のある香りと繊細な味わいのハーブ・ディルを細かく刻んだものをイン。耳を切り落とした8枚切りのライ麦パン(トーストしてもおいしい♡)でサンド。器もあえてブラウンのオーバル皿を合わせると、ほどよく肩の力が抜けた、ラフなムードに。
フィリングにはハーブを加えてアクセント
つぶしたゆで卵2個分に、マヨネーズ大さじ2、塩・こしょうを加えて作る卵のフィリング。今回はディルを足すのがポイント。よく刻んでから混ぜると、香りがいっそう際立つ
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撮影/田村昌裕(FREAKS) スタイリスト/石黒裕紀(フード分) 石上美津江(プロップ分) 取材・原文/広沢幸乃 構成・企画/福井小夜子 青山玲子(2人ともMORE) 撮影協力/UTUWA Compartment. プロップス ナウ モットハウス・トーキョー