【チャレンジ型のお金の傾向&対策】ポイ活や『つみたてNISA』『iDeCo』がおすすめ
ポイ活&運用向き! マネ活の達人も夢じゃない!!
パーソナライズ診断で自分のタイプがわかったら、まずは性格的な傾向をチェック。さらに、今よりもう少しお金と上手につきあえる5つのヒントを紹介します。
チャレンジ型の傾向
マイナーな海外のECサイトの利用など、未経験のことにも積極的にチャレンジしたいタイプ。気になるトピックをあれこれリサーチするのが好きで、つい時間を忘れて没頭しがち。マネー上級者への憧れが強く、つい背伸びして手を出してしまう欲張りな一面も。
チャレンジ型の対策
1 固定費を自分に合うサイズに見直し
ステイタスを求めたり、自己投資としてさまざまなサブスクサービスに契約する積極性で、固定費が想像以上に膨らんでいることも。「固定費の見直しは大きなコストダウンにつながります。たとえば、家賃は月収に見合った金額ですか? コロナ禍でサブスクサービスを契約した人も多いはず。暮らし方が変われば、必要なものも変化します。生活リズムが変化したら見直しを」
2 余裕を持った判断をする
リサーチが得意という自負があるからこそ、チェックする情報に偏りがないか冷静な判断が必要。ポジティブな面と、もしもの場合を両方知ったうえでのお金の使い方ができれば無敵! 「『より安いものを調べて海外ECサイトで購入したら到着までに2週間かかって欲しいタイミングに間に合わなかった』、『投資額を背伸びしすぎて急な出費に対応するのが大変だった』などの事例がときどきあります。強みである積極性と余裕のある判断力を持ちあわせれば言うことなしです」
3 積極的に“ポイ活”を取り入れる
リサーチ好きでECサイトを活用することの多いチャレンジ型の強みが生かせるのが“ポイ活”。キャッシュレスの支払いでたまるポイントを集約するのはもちろん、ネットショッピングはポイントサイトを活用したり、店舗ではポイントの多重取りにチャレンジするなど、ワンアクションを加えるだけでポイントがどんどんたまる!
4 『iDeCo』や『つみたてNISA』を始めてみる
今や、お金は“貯めて備える”より“運用して育てる”時代に。モア世代のうちから投資について理解を深めておくに越したことなし。「個人型確定拠出年金『iDeCo』のメリットは掛金の金額所得控除により節税につながったり、元本確保型の商品が選べること。その一方で、手数料がかかることや60歳まで下ろせないことを考えると、手もとにある程度の蓄えが必要です。その点、『つみたてNISA』はいつでも解約できるのでチャレンジしやすいのがメリット。貯蓄がある人は『iDeCo』、そうでない人は『つみたてNISA』がおすすめです」
5 楽しく続けるをモットーに
サービスの比較検討や資産運用も、ストレスを感じるほど没頭してしまったり義務感が出てきてしまうと本末転倒。「マネ活」の達人のルポを参考に、自分らしく、楽しく続けられるヒントを探るべし! 「今の手取り月収を1カ月の労働時間で割ると、自分の1時間にどのくらいの価値があるのかわかりますよね。リサーチにもどこまで時間と労力をかけるべきかをジャッジする基準になります」
教えてくれたのは
ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢さん
住宅ローンアドバイザー。FPならではの小話が聞けるYouTubeチャンネル『FUROUCI vlog』も
イラスト/徳丸ゆう 取材・原文/国分美由紀 構成・企画/高戸映里奈 渡辺真衣(2人ともMORE) ※情報は2020年12月時点のものです。紹介している制度やサービス、特典、キャンペーンなどは予告なく変更・中止となる場合があります。