誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】！

今回は「鳩サブレーってなんで鳩をモチーフにしたの？」。当たり前のように食べていたけれど、よく考えたら鳩以外にも鳥や動物はたくさんいるし……なぜ鳩？ ご当地グルメ探偵Mが調査結果を報告します！

鳩サブレーの始まりは鶴岡八幡宮だった！

Q.「鳩サブレー」はなぜ鳩の形なの？

A.鶴岡八幡宮にちなんだお菓子を作りたかったから
「鳩サブレー」を販売する『豊島屋』は鎌倉生まれの和菓子屋。その初代が鶴岡八幡宮を非常に崇敬していて、八幡様にちなんだお菓子を作りたいと思い立ちました。八幡様にちなんだものって何だろう？と考えたときに、本殿の掲額の八の字が向かい合わせの鳩の絵文字であることや、八幡様の神の使いが鳩、そして境内に鳩がたくさんいて子供たちに親しまれているところから鳩にした、と言われています。

教えてくれたのは……豊島屋

明治27年（1894年）、『豊島屋』は和菓子屋として鎌倉の地に誕生しました。以来100 有余年、お客様に愛されるお菓子を作り続け、初代が生み出した「鳩サブレー」は、“鎌倉と言えば「鳩サブレー」”と言われるほどの人気商品に。また季節の移ろいをお菓子に描きながら、鎌倉の語りべとして、 鎌倉らしいお菓子を作り続けています。

「鳩サブレー」のおやつをチェック！

鳩サブレーの箱と中身
鳩サブレー 6枚入・箱 ￥864
バターたっぷり、明治生まれの鳩サブレー。ハイカラな鎌倉のお味として、今なお多くの人々に愛され続けています。
『豊島屋』
公式サイト：https://www.hato.co.jp/
オンラインストア：https://www.hato.co.jp/products/list/online
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取材・文／堀越美香子　※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。