誰もが知っている有名なグルメでも、実は知らない雑学がいっぱいある。そんな“明日誰かに話したくなる”グルメのナゾを、独自に調査するのがこちらの連載【ご当地グルメ探偵M】!

今回は「赤福餅の“赤福”ってどういう意味?」。三重県 伊勢名物の赤福餅、こしあんがたっぷりのったお餅が詰まったあの箱には、幸せも詰まってますよね……♡ こんな幸せをもらっているのに、意味を知らないのは失礼だ! ということで、ご当地グルメ探偵Mが調査結果を報告します!

「赤福」名前の由来はあの四字熟語!

Q.「赤福」ってどういう意味?

A.「赤心慶福」の言葉から二文字いただきました
「赤心慶福(せきしんけいふく)」とは、「赤子のような、いつわりのないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味があります。これは、神宮参拝者の心のあり様を表わした言葉。お伊勢さんの参道を歩くときの清らかな気持ちでまごころを尽くし、その人の幸せを自分のことのように喜ぶ。そんな言葉から二文字をいただき、「赤福」と名付けたと伝えられています。

教えてくれたのは……赤福

赤福餅の誕生は、今から300年以上前の宝永4年(1707年)。『赤福』はお伊勢さんのお膝元で、お伊勢参りをする人々を迎えてきました。本店ののれんをくぐると、朱塗りのかまどから湯気が立ち昇っています。地元三重県産の番茶を焙じる香ばしい薫りが広がる店内では、「餅入れさん」と呼ばれる職人が、繊細な指先で赤福の三筋の清流を一つ一つ真心こめて形づくります。

「赤福」のおやつをチェック!

赤福の12個入り
赤福餅 12個入 ¥1200
赤福餅は、お餅の上にこし餡をのせた餅菓子です。形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、 餡につけた三筋の形は清流、 白いお餅は川底の小石を表しています。
『赤福』
公式サイト:https://www.akafuku.co.jp/
総合案内℡:0596-22-7000
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取材・文/堀越美香子 ※掲載商品については変更等の可能性があります。メーカーHP等で最新情報をご確認ください。