ブラッシングのイメージ

“キレイ”を印象づけるサラサラ髪。その基本は、きちんとステップを踏んだ毎日のホームケア。見た目だけでなく、手触りも、扱いやすさも劇的に変わる!? サラツヤ髪への導き方をヘアケアのプロがレクチャー! この記事では、シャンプー前のたった1分のひと手間で髪が変わる「ブラッシング」についてご紹介。

教えてくれたのは……

美容ライター/毛髪診断士®
靏田由香さん

雑誌やWeb、広告などでディレクションやライティングを行う。長くヘア専門誌の取材を担当して興味を持った“髪”を追求するため、毛髪診断士®の資格を取得。
 

サラサラ髪へ! 「シャンプー前ブラッシング」の方法

シャンプー前のブラッシングは、髪のもつれを解くためにとても大切なステップ。またキューティクルを正しい方向に整えてツヤを出す、髪と頭皮の汚れを落としやすくする、抜け毛を取り除く、頭皮の血行を促進などなど……と簡単なステップなのにメリットがたくさん! 毎日のルーティンに取り入れれば、よりサラ髪に。

Point1 まずは毛先のもつれを優しく解く

毛先をブラシでほどく

「いきなり根元からとかすのは、絡まりや切れ毛の原因に。まず、毛束を少量ずつ手に持ち、傷みやすい毛先をほぐすように内と外側からとかしましょう。とにかく優しく、がキー。引っ張るのは厳禁です」(靍田さん、以下同)

Point2 髪の中間〜毛先をとかす

中間から毛先にブラシを通す

「次に同じ要領で髪の中間〜毛先へ向かって、ブラシでほぐすようにとかします。髪の内側から、外側から、を繰り返してみて。ブラシでとれない絡まりは、無理をせずに指で優しくほぐしましょう」

Point3 髪の全体を起こす

髪の後ろからブラシを

「中間〜毛先のもつれが解けたら、オールバックにとかしたり、衿あしから頭頂部に向かってとかしたりして髪全体を起こします。そうすることで、汚れがたまりやすい首の後ろ周りのケアも」

 

Point4 全体を根元からとかして整える

根本から毛先まで

「最後に内側と外側の根元から毛先方向にスーッとブラシを通し、面を整えてフィニッシュ。ひっかかりがなければOKです」

FINISH!

完成

いかがでしたか? ちょっとしたひと手間を加えるだけでシャンプーの泡立ちも変わり、よりサラサラな髪へ導いてくれるブラッシング。ぜひ日々のヘアケアに取り入れてみて。

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使ったブラシはこちら

パドルブラシ

シャンプー前のブラッシングには、頭皮に適度な刺激を与えながらとかせるクッションブラシやパドルブラシがおすすめ。こちらはコスメアワードで41冠を受賞しているパドルブラシの名品中の名品。店頭では刻印サービスも行っているので、プレゼントにも最適。パドル ブラシ¥5060/アヴェダ

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ブラッシングをしたら、洗い方にもこだわって

せっかくブラッシングでケアしたなら、洗い方だってこだわりたい。みるみる髪がサラサラになる「究極の洗い方」の基本のキを、ヘアケアのプロがレクチャー。意外と見落としがちな「洗うケア」、見直してみませんか?

▷▷髪がサラサラに。【究極の洗い方】をヘアケアのプロがレクチャー!

撮影/英里 ヘア&メイク/久保フユミ(ROI) モデル/川口ゆりな(モア専属) スタイリスト/小林優奈 取材・文/靏田由香