幸せは日常に宿ることに気づく! 綿矢りさの『手のひらの京』 ほか、今月のオススメ★BOOK
幸せは日常に宿ることに気がつける『手のひらの京』 綿矢りさ
京都に生まれ暮らす奥沢家の三姉妹。心配性の綾香、恋愛体質の羽依、現代っ子の凜が織り成す日常に浮かび上がる色鮮やかな春夏秋冬。結婚、新生活、就職など、それぞれ変化の季節を迎える彼女たちのこまやかな心情が切り取られている。京都生まれの著者が、初めてふるさとを正面から描いた長編小説。古都がいちだんと表情豊かに感じられるはず。(新潮社 ¥1400)
コウモリ版アルの 表情と動作は必見!『吸血鬼と愉快な仲間たち』1 羅川真里茂
木原音瀬の大人気小説をマンガ化。昼はコウモリ、夜は人間に変身する中途半端な吸血鬼・アルは、うっかりアメリカから日本に入り込んでしまい、ナゾの男の家に居候することに。この男は何者? アルはどうなる?? ストーリーの面白さはもちろん、登場人物のイケメンぶりにキュンキュンできるし、何よりコウモリ姿のアルが可愛すぎて癒される♡ (白泉社 ¥680)
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