話題のアーティストや音楽から、キーワードに沿った2つのイチ押しと、3つのおすすめ作品をご紹介します。

【今月のキーワード】雨の休日はチルアウトな一曲を

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雨の休日は、たまっていた本を読んだり、部屋の模様替えをしたりするのにぴったり。そこにチルアウトな曲があれば、パーフェクトな一日が過ごせるはず。
『YouTube Japan』が選ぶ、2019年にブレイクが期待される注目のアーティスト「Artists to Watch」に選ばれたシンガーソングライター、SIRUP(シラップ)。今作はタイトルどおり、いい気分にさせてくれるグルービーでエモーショナルな楽曲ばかり! 真っ先に聴きたいのは、彼のブレイクスルーを後押しした楽曲のひとつ『LOOP』。起き抜けの朝、コーヒーを飲みながらおしゃれな気分でゆっくりしたい。そんな時にエンドレスリピート確定の一曲。肩の力が抜けた歌声と気持ちのいいメロディが、身も心も溶かしてくれる。そして、もう一曲。雨の休日は、散らかった家の片づけをしてしまうのにもうってつけの日とはわかっている。でも、重い腰が上がらない……。そんな時、ほどよくアップテンポで、自然とステップを踏みたくなる『Do Well』を。モチベーションが上がって、いつの間にか片づけを終えられているかも。

【イチ押しミュージック1】SIRUP『FEEL GOOD』

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新曲7曲を含む、全12曲。なかには、TENDREやBIMといった気鋭のミュージシャンの客演曲も。『SUMMER SONIC 2019』をはじめ、大型夏フェスへの出演も続々と決まっており、収録曲を体感できるチャンスあり! ●発売中 ¥2800(A.S.A.B / Suppage Records)

【イチ押しミュージック 2】Vampire Weekend『Father of the Bride』

グラミー賞受賞歴もあるN.Y.ブルックリン発の4人組バンド、ヴァンパイア・ウィークエンド。昨年は、フジロックフェスティバルにも出演した彼らが、約6年ぶりにアルバムを発売。幸せ溢れる爽やかなコーラスが印象的な『Harmony Hall』、細野晴臣が1980年代に『無印良品』の店内BGMとして制作した楽曲『Talking』をサンプリングしたことで話題の『2021』は必聴! 優しさと明るさを感じる楽曲たちが、曇りがちな雨の日の心を晴れさせる。
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ジャケットの地球儀のイラストは、日本列島が中心に位置づけられ、バンドの日本愛を感じる。●発売中 日本盤¥2400(ソニー・ミュージックレーベルズ)

椎名林檎、サカナクション、Red Velvet【おすすめミュージックはこの3つ☆】

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椎名林檎/『三毒史』
約5年ぶりの今作には、トータス松本との『目抜き通り』、宮本浩次との『獣ゆく細道』など、コラボソングを多数収録。自分に活を入れたい時、気分を晴らしたい時に強い味方となる一枚。●発売中 通常盤¥3000(EMI Records)
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サカナクション/『834.194』
約6年ぶりとなる待望の本作。『新宝島』、『多分、風。』など、代表曲や新曲を収録。特典映像では、過去のライブ映像などが楽しめる。●6/19発売 完全生産限定盤A(2CD+Blu-ray Disk)¥5900(ビクターエンタテインメント)
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Red Velvet/『SAPPY』
キュートな5人組の最新作。日本オリジナルの3曲に加え、韓国で大ヒットした『Power Up』や中毒性のある『Peek-A-Boo』の日本語Ver.など全6曲収録。●発売中 初回生産限定盤(CD+DVD+スマプラ対応)¥3200(avex trax)
MORE2019年7月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック!  原文/海渡理恵