清水ミチコ、くるりの岸田、BRAHMANのTOSHI-LOW、サニーディ・サービズの曽我部・田中が“豪華ラーメンバンド”を結成!?
「ラーメンisロックンロール・バンド!」 誰かがこう叫んだわけではないけれど、ロックや音楽好きにラーメン好きが多いのはよく知られるところ。(老若男女関係なく、みんなラーメンは好きなわけですが)。しかし! 思えば、“味の素になるスープは、ドラム&ベースのリズム隊”“太麺、ちじれ麺など麺は、ヴォーカル”“チャーシュー、ナルトなどラーメンを味わい深く彩る具はギターやキーボード”と、まさにラーメンとバンドは非常に要素が似ているのです。 前置きが長くなりましたが、“年に600杯のラーメンを食べる”、とんでもないラーメン好きミュージシャンとして有名なサニーデイ・サービスのベーシスト田中貴さん。彼がプロデュースするラーメン本『Ra:(ラ)』が先日リリースされました。これ、本当に面白い本なのです。 単なるラーメン店紹介のガイド本ではなく、各界のラーメン愛ある著名人たちとの対談(松尾スズキさん、谷原章介さんなど)、全国の愛するラーメン店職人たちの濃いインタビュー、などなど、読みどころも満載。 なのですが、なんといっても、付録のCDがすごいのです! この付録CDのためだけに“ラーメンを愛する”ミュージシャンたちがスペシャルバンドを作り、ラーメン・ソング2曲をレコーディングしているです。 そのバンドのラインナップとは……田中貴(サニーディ・サービス)を筆頭に、曽我部恵一(サニーディ・サービス)、岸田繁(くるり)、TOSHI-LOW(BRAHMAN)、RONZI(BRAHMAN)、ミト(クラムボン)、そして、清水ミチコ! 豪華すぎ!! この豪華メンツが、矢野顕子の名曲『ラーメン食べたい』をカバー(もちろん清水の矢野モノマネもアリ)し、曽我部がこのために書き下ろした『きみとラーメン』(曽我部、岸田、TOSHI-LOWのトリプルヴォーカル!)をセッションする。もちろん第一線のミュージシャンたちだから、演奏に関してはいい加減さなしの、本気も本気! そんな、とんでもないぜいたくで味わい深い2曲は、この本でしか聴けません ぜひ、自分の一番好きなラーメンを食べながら、聴いてみてね。 ================================= 『サニーディ・サービス 田中 貴プロデュース ラーメン本 Ra:』(Gakken ¥1500)