MORE世代にもファン急増中!楽しすぎる“落語”の世界、のぞいてみない?
こんにちは。小番長アツです。 普段はMOREでビューティ担当をしておりますが、1年半ほど前から“落語”にどっぷりはまっており、多い時には2日に1回のペースで落語会に行っています。 読者のみなさんの中には、「落語って、おじちゃんおばちゃんの趣味じゃないの?」「なんだか難しそう」「古くさいイメージがある」なーんて思っている人が多いかと思いますが、実は今、“落語女子”と呼ばれる20代の女性ファンが増えているんです!テレビの特集で見たことがある人もいるのでは?「イケメン落語家」なんて呼ばれる噺家さんもいて、ちょっとしたブームになってるんです。 とはいえ、何から聴いていいか「きっかけ」が分からない人も多いですよね。そんな落語ビギナーにまず聴いてほしい噺家さんが、春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)師匠です。
チケットが発売されるやいなや、あっという間に完売となった今回の落語会には、200人ほどのお客さんが。渋谷という場所柄もあるのか、一之輔師匠の人気の高さもあるのか、20代~30代の女性が多かったのも印象的! そそっかしい男のドタバタ劇を描いた「堀の内」と、囲碁を題材に、ケンカしても離れられない幼なじみの友情にほろりとする「笠碁」の2席を披露。落語の本題に入る前の“マクラ”で、タワレコの楽屋の話から、なんとお客さんとコール&レスポンスをする(普通の落語会ではほぼ見られない風景です)など、あっという間に一之輔ワールドに引き込まれ、ちょっとぐったりするほど大笑いしっぱなし(笑)。
そして一之輔師匠に、CDの聴きどころや落語の魅力をインタビュー!
「MORE、毎月読んでますよ。あの4コママンガ面白いですよね。あ、やってないですよね」
ひょうひょうとした佇まいで、「どうだ!面白いだろう!」と無理に笑いを強要する感じもなし。そして、人情噺をしても“お涙頂戴”にならない程よい距離感。唯一無二の一之輔ワールド、ぜひこのCDで体験してみて!
こちらの「来福レーベル」、ほかにもとーってもいいCDを出していますので、気になるものがあれば聴いてみてください。
また、一之輔師匠の落語を生で聴いてみたいという方は、ぜひ落語会へ。まだチケットがある落語会を紹介します。(売り切れ必至なのでお早めに!) ちなみに、どんな落語会があるのかを調べるなら、日本で唯一の演芸専門誌「東京かわら版」を見るのも手。一か月の落語会&寄席の予定をほぼ網羅しております。こんなにいろんなところでやってるのか!とびっくりするはず。
奥がふかーい落語の世界。一之輔師匠をきっかけに、一度のぞいてみませんか?新しい世界がきっと広がるはずですよ~!(小番長アツ)