ME:Iデビューインタビュー:Vol.2

11人組ガールズグループME:Iが語る、過去・現在、そして『MIRAI』

JO1、INIを生み出してきた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』。この第3弾『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生した、シリーズ初のガールズグループME:I(ミーアイ)が、4月17日、デビューシングル『MIRAI』でついにデビュー! 『MIRAI』のキャッチコピーは“未来へ向かうTraveler”。“未来のアイドル”としてデビューするME:Iの、未来への希望を込めた作品となっています。

デビューに先駆けた東京(追加公演含む)・大阪の2都市で、全9公演・約6.5万人を動員する初ファンコンサートもチケットはソールドアウト。

この輝かしい“未来”を実現するべく、約3カ月、日韓を行き来しながら準備してきた、COCORO、MIU、MOMONA、RAN、SHIZUKU、AYANE、KEIKO、KOKONA、RINON、SUZU、TSUZUMIにインタビュー。
この記事では、COCORO×MIU×SHIZUKU×TSUZUMIにデビューへの思いや日常の過ごし方、春にまつわるあれこれなどを語ってもらいました。

■MOMONA×RAN×KOKONA×SUZUのインタビューはこちら!

https://more.hpplus.jp/entame/people/109426/

■AYANE×KEIKO×RINONのインタビューはこちら!

https://more.hpplus.jp/entame/people/109430/

COCORO×MIU×SHIZUKU×TSUZUMI

(左から)MIU×SHIZUKU×TSUZUMI×COCORO

(左から)MIU×SHIZUKU×TSUZUMI×COCORO

新しく手に入れた魅力は、「クールさ」「腹筋」「目力」「やわらかさ」

――韓国でのトレーニング生活で「自分が新しく手に入れたと思う魅力」は何でしょうか?

COCORO:私はオーディションの最後にパフォーマンスした『CHOPPY CHOPPY』のように、明るいコンセプトを得意としていたんですが、デビュータイトル曲『Click』も、収録曲の『Sugar Bomb』も、それとは違う雰囲気のある曲。なので、自分が得意とする“明るい”“キュート”な表現から離れ、メンバーからも学びながら表現の幅を広げることができたと思います。私たちのデビュー曲のようなテイストの表現に対して、最初はちょっと苦手意識があったけれど、『Sugar Bomb』のダンス練習動画を振付けの先生に見てもらった時に、「お〜! このパートはCOCOROにぴったりだね」と言っていただいて。それからは苦手意識が消え、自信を持ってパフォーマンスすることができるようになりました。

TSUZUMI:私は今、筋トレをがんばっていて、最近公開になった写真で自分のお腹を見たら2本の影があったんです! 今はまだちょっとプニプニしているかもしれないけれど、腹筋をがんばった成果が目に見えてうれしかったです。トレーニングの内容はプランクをしたり、ツイストをしたりを毎日3回くらいやっています。

MIU:3セットじゃない? 3ねじりじゃないでしょ?(笑)

TSUZUMI:あー! そうそう、3セット!(笑)

SHIZUKU:3ねじりで割れたらすごいよ(笑)!

MIU:新たに見つけた魅力……わからん……なんだろう……。難しいかも……。

COCORO: MIUちゃんはきれいな顔立ちでクールなイメージですけど、普段はやわらかい雰囲気を持ったコ。最近ではそのやわらかさがパフォーマンスにより出ているなと感じます。本人は気づいてないと思うけど、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の頃と比べると、そこが違う。

MIU:(照れながら)ありがとうございます。誰かが何か言ってくれてよかった(笑)。

全員:(爆笑)

SHIZUKU:私はパフォーマンスでの表情管理かな。オーディション中は、可愛らしく明るい曲をやることが多くて、そういう曲でニコニコしていることが多かったんです。でも、デビュー曲の準備や、撮影でカッコいい表情や目力を求められるようになったことで、表情のバリエーションが増えてきました。最初は自分でも「カッコよくできているかな?」という気持ちがあったのですが、最近は自信を持ってカッコいい表情もできるようになりました。

敵は乾燥! 美の秘訣は保湿、保湿、保湿!

――デビューに向けて増えた「美容ルーティン」があれば教えてください。

SHIZUKU:私は、あんまり肌荒れしないタイプなのですが、肌の管理をきちんとしようと思って朝晩毎日パックをしています。韓国で合宿をしていた時にすごく乾燥しやすかったので、しっかり保湿するよう心がけるようになりました。

MIU:私もしーちゃん(SHIZUKU)とケア方法は似ています。以前は「毎日パックをするってすごいな〜」と思っていたんです。でも、そっちの方がしっかり保湿もされるし、ラクなことに気がついて。今は一日も欠かさずに毎日パックをしています。あと、ネイルもサロンでするようになりました。ルーティンとまではいかないけれど、ネイルオイルを塗るようになったのも新たに加わった美容ケアです。

TSUZUMI:今までは、オールインワンタイプの美容ジェルを塗って終了、という感じだったんです。でも最近は化粧水も乳液も買って、きちんとお風呂上がりにつけるようになったし、みんなのように毎日、お風呂上がりにパックをして過ごしています。

――やはり、みなさんのような美肌を保つためにはパックは必需品なんですね!

全員:(笑顔)

COCORO:私は……パックはしていなくて。そのかわりに、お風呂から上がって秒で、オールインワン系のものを塗るようにしています。元から肌荒れしにくいタイプではあるんですが、乾燥だけはしないように保湿ケアを心がけています。あと、お化粧する機会が多くなったのと、ヘアセットでスプレーをたくさん使うようになったので、今までしていたケアをより丁寧に、時間をかけてやるようになりました。クレンジングを丁寧にしたり、ヘアトリートメントをしっかりやったり。

SHIZUKU:ヘアケアはすごく大変だよね……(金髪のSHIZUKUさんが激しく同意)。お肌のケアもするけど、私は何よりもヘアケアに命をかけていると言っていい。髪が傷みやすいので、タオルでふく時も摩擦を起こさないように、タオルを髪に押さえつけるようにして水分を取ってから、ヘアオイルやヘアミルクをつけています。あと、高温の風で乾かすと髪が痛んでしまうんですよ。だから、低音で30分かけて毎晩乾かしているので、腕が筋肉痛になります(笑)。ドライヤー中は、動画を見て自分を楽しませながらいつもがんばっています。

MIU:私は、髪質や量が違うのでロングヘアだけど2〜3分で乾く!

TSUZUMI:はやっ! 私は髪の毛が強いから、洗って乾かすだけでトゥルントルゥン。無敵の髪の毛でオーディション中、3回くらいブリーチしたけど全然平気だった! この髪の毛をくれたお母さん、ありがとうございます〜♪ 鋼の髪の毛を担当させていただいております〜!

COCORO:鋼の髪の毛って(笑)!

――ちなみに、メンバー間で美容トークはしますか?

MIU:美容よりも、食べ物の話をすることの方が多いです。

全員:(爆笑)

SHIZUKU:でも、お気に入りのコスメをおすすめし合うことはあるよね。特にRINONと、AYANEが情報ツウで、最新コスメに詳しいんです。

「やらずに後悔するよりも、やって後悔した方がいい」

(後列左から)MIU、AYANE、KOKONA、MOMONA、COCORO、KEIKO、SUZU (前列左から)RINON、SHIZUKU、RAN、TSUZUMI

(後列左から)MIU、AYANE、KOKONA、MOMONA、COCORO、KEIKO、SUZU
(前列左から)RINON、SHIZUKU、RAN、TSUZUMI

――春は進級したり就職したり、変化の多い時期です。新しいことに挑戦する時、どうやって自分を奮い立たせていますか?

SHIZUKU:これまで私は「挑戦をする機会」が多かったんです。新しいコミュニティに自分が入っていくことにすごく怖さを感じてしまうタイプではあったのですが、グズグズしていると勇気がどんどんなくなってしまうので「頭で考える前に行動する」をモットーに、自分を奮い立たせてきました。こういう考え方は親のおかげだと思います。小さい頃、テーマパークでパレードに参加したいのに恥ずかしがっていた時、「行きなさい! 勇気をもって行くのよ!」と両親が背中を押してくれたんです。

MIU:私は、しーちゃんとは逆かも? 私の人生の中で大きな決断といえば、「高校3年生の大学受験の時期にアーティストの準備に転換した」こと。私はそういうチャレンジをする時に、「どれだけそれをしたい気持ちが長かったか」「それにチャレンジすることで今までやってきたことがなくなってもいいか」をじっくり考えます。大胆な新しい挑戦にはリスクをともないますが、そこをしっかり考えた上で、それでもやりたいという気持ちがずっと消えずにあるのであれば、挑戦してみる価値はあると思います。
私の場合、中2からこの仕事をやってみたいという気持ちが消えずに続いていて、ほかに興味を持てることもなかったのでやる価値があるなと思いました。自分のやりたい気持ちがどれだけ強いかを自分自身で見極めて、やりたい気持ちに自信を持てるのなら挑戦する……。
実は小さな頃から、「好きなことだけをしたい」という思いが強かったのですが、好きなことをするためには「やりたくないことをやることも仕方がない」。基本的に「仕事も努力も好きなことをしたいからする」。「好きなことをすることが将来の夢」と、徐々に考え方が変わっていきましたね。

TSUZUMI:挑戦する時に勇気が出ないこともあるけれど、「やらずに後悔するよりも、やって後悔した方がいい」と考えるようにしています。私も、オーディションに応募する勇気をなかなか出せない時期がありました。そのたびに、オーディションに受かった子たちを見て、「自分も受かっていたらこうなっていたんだ」と、羨ましくて悔しい気持ちになりました。だからこそ、挑戦してみて悔しい想いをした方がいいと考えるようになったんです。挑戦した方が気持ち的にもすっきりするし、次のステップにもつながるはずだし。「やって後悔する方がいいんじゃない?」という言葉を、脳の片隅に置いておけば、いい選択ができるんじゃないかな。

COCORO:新しい環境に踏み出していく時は、ドキドキやワクワクだけでなく、不安もあると思います。その気持ちを消そうとするのではなく、「不安を持ちつつも新しい環境に踏み出していく自分に誇りを持つことが大切」だと思います。どんなことでも楽しんで取り組む気持ちで挑んでいけばいいのかな。私も進学するたびに新しい環境に飛び込みましたが、「時が経てば必ずなじめる」と思っていました。心配しすぎず、今の自分にできることをコツコツとやっていけばいい。今感じている不安が大きくても、ポジティブ思考で進んでいけば、進んだ先には幸せが待っていると思います。

――気分転換におすすめの作品は?

COCORO:たくさんあるんですけど、昔のアニメが好きなので、「美少女戦士セーラームーン」! しーちゃんも好きだよね!

SHIZUKU:うん! 私は「アイカツ!」をおすすめします。

MIU:「食戟のソーマ」が大好きです。

TSUZUMI:非日常を味わいたい時は、「スプラトゥーン」。いちばん楽しい!

――春におすすめの曲は?

COCORO:ヨルシカの『春泥棒』。春って、出会いと別れがあるエモーショナルな季節で、それをすごく歌詞で表現されていて、桜が散っていく風景が浮かぶ一曲です。

MIU:IUさんが大好きで、『Blooming』が好きです。IUさんが伝えたいことを書かれていて、青い花のイメージが浮かぶ冒頭の歌詞が素敵。色鮮やかで可愛い歌詞の曲です。

SHIZUKU:真彩希帆さんの『My Everlasting Dreams ―私の永遠に続く夢―』。春は旅立ちとか、夢の始まりとか節目の季節ですよね。「これから頑張るぞ」って気持ちにさせてくれる歌詞がおすすめです。

TSUZUMI:スピッツさんの『春の歌』がおすすめです。この歌がすごく好きで、春がきたら、ジャカジャカっとギターを弾きながらよく歌っています。

――今グループ内で流行っていることは?

SHIZUKU:合宿中にタンブラーが流行りました。MIUちゃんが持っていたことがはじまりで、最近ほかのメンバーも持つようになりました。

MIU:1日に2個買ってなかった?

SHIZUKU:そう、2個持ち。可愛いタンブラーを見つけたから買っちゃいました。

TSUZUMI:私は、COCOROちゃんとお揃いのタンブラーを買いました!

――最近爆笑したことは?

TSUZUMI:ある日、RINONが「音を立てずにジャンプする特技がある」と急に言い出して(笑)。それで目の前でやってみせてくれたんですけど、つま先で着地する格好が面白くて、めっちゃツボりました! 想像の斜め上をいく姿にみんなで大爆笑しました。

Member profile

COCORO

本名:加藤心(かとう・こころ)

生年月日:2000年11月1日

出身地:愛知県

身長:166cm

血液型:O型

MIU

本名:櫻井美羽(さくらい・みう)

生年月日:2002年1月11日

出身地:愛知県

身長:163cm

血液型:O型

SHIZUKU

本名:飯田栞月(いいだ・しづく)

生年月日:2004年12月4日

出身地:東京都

身長;160cm

血液型:A型

TSUZUMI

本名:海老原鼓(えびはら・つづみ)

生年月日:2007年1月22日

出身地:神奈川県

身長:158cm

血液型:不明

ME:I

ME:I(ミーアイ)

日本最大級のサバイバルオーディション番組初のガールズ版「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で、新たに“国民プロデューサー”によって選ばれた11人組ガールズグループ。グループ名には、新しい日本の世代を代表する“未来のアイドル”という意味が込められている。

公式サイト&SNS
Official site https://me-i.jp/
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撮影/北浦敦子 取材・文/中川薫 取材協力/海渡理恵、MORE編集部