ステージの天才BOYNEXTDOORがカムバック! 3rd EP『19.99』メディアショーケースレポ
先行注文数81万枚超え! 今回のカムバックも超話題
ステージの天才と呼ばれているグループ、BOYNEXTDOOR。現在の音楽シーンを牽引する彼らが、9月9日に3rd EP『19.99』で5ヶ月ぶりにカムバック! リリース当日に韓国ソウルにてメディアショーケースを開催しました。アルバム制作の貴重なエピソードや、これまでのBOYNEXTDOORとはひと味違うパフォーマンスの様子など、見どころ満載で開催したメディアショーケースの模様をお届けします。
クール&フレッシュなビジュ公開
カジュアル&スタイリッシュなスタイルで登場したメンバーたちは、まずフォトセッションを行いました。さまざまなポーズを決めて撮影を終えると、集まった記者へ元気に挨拶。
JAEYHYUN「BOYNEXTDOORの個性があふれる楽曲でカムバックします。楽しく見守っていただければと思います」
LEEHAN「新しい音楽でカムバックすることができてうれしく思います。今回の活動もいい思い出を作りながら頑張っていきたいと思います」
メンバーたちの輝く姿はこちら
3rd EP『19.99』に盛り込んだ、等身大の考えや悩み
制作には、過去No.1のメンバー参加率
20代に突入する直前の状態を[19.99]という数字で表現。10代と20代の間で揺れ動く若者の素直な考えや悩みを表現した3rd EP『19.99』で、5ヶ月ぶりのカムバックを果たしました。
SUNGHO「久しぶりに僕たちらしい曲でカムバックできて、本当に誇らしい気持ちです。今作は、前作『HOW?』と日本デビューの活動をしながら同時に準備しました。忙しかったけれど、メンバーの参加率はこれまでで一番高いです。僕たちの努力が花を咲かせられるような活動になればいいなと思います」
LEEHANは、SUNGHOが言及した“参加率が高い”ことの意味について説明しました。
LEEHAN「メンバーの作詞作曲の参加率が高まったこともありますが、本当の僕たちの話をしているという点で、これまでで一番参加率が高いです。前作までは、他の人の話や想像をして曲を書いていたんですが、今作は自分たちの話をしています」
ちょうど来年20歳になるWOONHAKはEPについて、
WOONHAK「僕ひとりだけの話ではなく、メンバー全員が20歳前後なので、僕たちが今だからこそできる話をアルバムに盛り込みました。実は今年の初めごろに、20歳になることについて考えた時は“早く大人にならなけばならない”と、訳もなく怖くなることがあったんです。それでこういったこの年齢特有の自伝的な悩みをメンバー、プロデューサーと話し合いながら作品に反映させました」
と語り、他のメンバーたちも、思いをアピール。
TAESAN「19歳を経験した方なら誰もが共感できるアルバムになっていると思います。収録曲の『20』は、20歳になったら何かの成果を上げていると思っていたけれど、実際には何も変わらないという気持ちを表現しています。『Call Me』は、疲れた人をなぐさめる曲ですが、僕たちの実際の話を盛り込んでいます」
RIWOO「僕たちが感じていた気持ちをシェアすることで、みなさんのことをなぐさめたいという想いが強くありました」
タイトル曲『Nice Guy』をパフォーマンス!
メンバーそれぞれの、“自信たっぷりな姿”が見どころ
グルーヴィなリズムが特徴のタイトル曲『Nice Guy』。そのパフォーマンスも世界初披露しました! さまざまなジェスチャーと表情で“Nice Guy”を見事に表現しています。『Nice Guy』の魅力や、タイトル曲にした理由については、
RIWOO「カッコよく見せたい“19.99才”の根拠のある自信を描いています。個人的にこの曲を初めて聴いたときに耳に残る曲だと思いました。BOYNEXTDOORを知らない方も、この曲を聴いてすぐにプレイリストに加えるほど聴き心地がいい、魅力的な曲です。後半には、一緒に歌えるパートもあって楽しい曲!」
SUNGHO「メンバーのカッコよさを十分に発揮したかったから。メンバー各自の個性やジェスチャーを生かせる曲を作ろうとした結果、『Nice Guy』が完成しました」
JAEYHYUN「『Nice Guy』は僕たちのクールな姿をステージで見せたくて、BOYNEXTDOORの自信とカッコよさを最大限にまで引き上げた楽曲です。たとえば、僕のパートの〈生まれながらの才能 運命だと思う〉という歌詞に合わせて、トゥワークをしたりVポーズをしたりしています」
と楽曲やパフォーマンスのこだわりポイントを紹介し、TAESANも、
TAESAN「LEEHANのパートの〈友達はパーティに顔だけ出してくれって言う Sorry もう何だかあんまり楽しくなくて〉という歌詞は僕が書きました。LEEHANさんは、ファンのみなさんに王子様と呼ばれていますが、そんな彼がこのフレーズを映画の主人公がクールに断る感じで披露したらいいと思って書きました」
また、先行リリースされて大きな話題を呼んだ「Dangerous」は大人になる前の10代最後にハメを外して楽しむ姿を描いたヒップホップ曲ですが、それとは異なる雰囲気の「Nice Guy」の活動については、
WOONHAK「『Dangerous』の活動では、BOYNEXTDOORの強烈なエネルギーをお見せましたが、『Nice Guy』の活動ではやわらかくてグルーヴィな僕たちのカッコ良さを見せられると思います!」
『Nice Guy』のMVについては、
WOONHAK「マンションの床が破れて落ちた先でダンスをするシーンがあるのですが、そのシーンはワイヤーをつけて撮影しました。想像していたより高いところからメンバーと一緒に落ちている時に、まるで映画のヒーロー、アベンジャーズになった気分でした。ぜひそのシーンに注目してください!」
LEEHAN「僕は香水をつけたり、犬とじゃれ合ったりするシーンがお気に入りです。監督さんが『自由にしてみて』と言ってくださって、鏡を見ながらカッコよくウインクをしたり、ポーズを決めてみたりして楽しく撮影しました。監督さんにもほめられました」
生活密着型の音楽を生み出すBOYNEXTDOORの目標
WOONHAK「国民的なアイドルと言われたい!」
メディアショーケースの後半は、白と淡いブルーを基調としたオーバーサイズの衣装に着替えて『Dangerous』をエネルギッシュにパフォーマンス。その後は、会場にいる記者から6人にさまざまな質問が投げかけられ、メンバーが真摯に回答しました。
ーーBOYNEXTDOORの楽曲の特徴である“共感を呼ぶ歌詞”について
JAEYHYUN「僕たちは生活感のある音楽がやりたくて、自分たちの洗練されていない部分も生かそうとしています。たとえば『Nice Guy』という曲には〈Seoul is mine tonight〉という歌詞があり、『ソウルは僕のものだ!』と叫ぶ19歳の可愛らしさを描いています。『Dangerous』には親に『今どこ?』と電話で聞かれて『10分後に』と返す歌詞があるんですが、これは僕の実体験です。この部分を両親に聴かせたら『本当にJAEYHYUNみたいだね』と言ってもらえました。僕だけではなく、たくさんの人がこうした経験をしていると思うので歌詞に取り入れました」
SUNGHO「生活密着型音楽は、BOYNEXTDOORというチームのアイデンティティーに一番近いのものだと思います。実際に、僕たちのコンテンツをご覧になったファンの方々は、『BOYNEXTDOORと一緒に遊びたい』『高校にこんな子いた』といった言葉をたくさんかけてくださるんです。このように、親しみやすくリアルなネルギーが盛り込まれた音楽、そして率直な気持ちを表現しているので、みなさんに共感していただけているのかなと思います」
このように、自分たちの音楽を自己分析していました。
ーー楽曲制作のビハインドについて
JAEYHYUN「今作は20歳になる複雑な感情を盛り込んだ、“19歳の成長痛”といえるアルバムだと思います。作業をする時に“本当に真心を込めたい”と思ったので、子供の頃に通っていた学校や公園に行ってみたり、『子供の頃、僕はどんなことを思っていたのか』『成長してどう変化したのか』と振り返ったりして、集中して歌詞を書きました」
TAESAN「疲れた人をなぐさめる『Call Me』は、父に連絡した時の経験がもとになっています。疲れていない日でも直接父に連絡したことがあります、歌詞が書きたくて。大変じゃないけれど、「今日本当に大変だった」と父に連絡したことがあります。その日に父から長文の手紙が届いたんです。その手紙を読んで“あぁ、こんなふうになぐさめられると力が湧いてくるんだ”と気づいて、その手紙の父の言葉をサビに取り入れました」
ーー今作の先行注文数が81万枚を突破したことの感想について
TAESAN「僕たちの音楽を愛してくれていると感じます」と感謝し、今回の活動を通じて、“呼ばれたいあだ名”については「信じて見るBOYNEXTDOOR」
WOONHAK「“国民的アイドル”。そう呼ばれるように頑張りたいです!」
ーー彼らのプロデューサーであるZICOとのエピソードについて
SUNGHO「ZICOプロデューサーは、僕たちメンバーにたくさん関心を持ってくださっていて、どのように過ごしているのか、どんな活動をしているのか、すべて知っていると思います。実際、普段からよく連絡を取り合っています。今回のアルバムのジャケット撮影やMVの撮影現場にもいらっしゃって、モニタリングやフィードバックもしてくださって、そのおかげでいい結果が出たのではないかと思います」
JAEYHYUN「ZICOさんには、プロデューサーとして音楽の面でいろいろと助けていただきましたが、グループのリーダーとして先輩歌手としてのアドバイスもたくさんもらっています。メンバーたちをどのようにリードすればいいか、これからどのような部分で成長していくのか、先輩としていつも助けてくれます」
ーー昨年のデビュー以降ファンの数を増やし続けているBOYNEXTDOOR。人気を実感していますか?という質問に対して
SUNGHO「いろんなイベントに参加して、僕たちのペンライトを持って僕たちの名前を叫んでくださる方々を目の当たりにすると、BOYNEXTDOORのことを好きになってくれるファンが増えたなと実感します。それだけに、これからも責任感を持って、よい姿を見せられるように努力したいです」
ーー“多くの人に愛される理由”はなんでしょうか?
LEEHAN「グループ内でメンバー同士がいたずらをするような、ありのままの姿を見せているからかなと。あと、僕たちの音楽は共感できるし、面白いポイントもたくさんあるので、そこを気に入ってくれているのかなと思います」
JAEHYUN「お忙しいところありがとうございました。本日から『19.99』の活動が始まります。僕たちならではの個性あふれるステージを披露していきますので、あたたかく見守っていただけたらと思います」
という挨拶で締めくくり、メディアショーケースを終えました。デビュー以降、この6人にしかできない作品でカムバックするたびに快進撃を続けているBOYNEXTDOOR! 今作でも共感の輪を広げ、さらなる飛躍を遂げることでしょう!
BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) 'Nice Guy' Official MV
BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '부모님 관람불가' Official MV
BOYNEXTDOOR Profile
HYBE MUSIC GROUPであるKOZ ENTERTAINMENTから2023年5月30日にデビューした、SUNGHO(ソンホ)、RIWOO(リウ)、JAEHYUN(ジェヒョン)、TAESAN(テサン)、LEEHAN(イハン)、WOONHAK(ウンハク)で構成された6人組ボーイグループ。プロデューサーを務めるのは、アーティストのZICO。「隣の少年たち」と称するグループ名には、“同年代の友達たちが共感できる日常の話をありのまま音楽で表現する”という意味が込められている。ファンネームはONEDOOR(ワンドア)。2024年7月10日にJP 1st Single『AND,』で日本デビュー。9月9日に3rd EP『19.99』をリリース。
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写真:(P)&(C) KOZ Entertainment.
文:海渡理恵