【シャネルの名品】「ココ クラッシュ」は上質な“私”へと導くジュエリー
キルティングモチーフは永遠の憧れ。『CHANEL』の「ココ クラッシュ」
受け継がれるブランドと、その顔となる名品には理由がある。風格やデザインとしての魅力だけでなく、歴史や哲学、素材へのこだわりを学んで。ものづくりの背景を知り、自分に合う“特別”を選べる大人になるために。
色あせない輝きで、自分を愛する女性たちに自信を与える象徴
リングやブレスレットの内側はなめらかに仕上げられており、肌に触れる部分をあえて少なくすることで、一日身につけていてもストレスフリーなつけ心地を実現。
自立した女性へと導き自信をくれる、エレガンスの完成形
マドモアゼルのエスプリを継ぐモチーフをかたわらに現代を生きる
“ココに夢中”という意味を持つ「ココ クラッシュ」は、2015年に誕生。メゾンのアイコニックなキルティングパターンを大胆にデザインしたジュエリーコレクション。そのルーツは1904年にまでさかのぼる。当時マドモアゼル シャネルが馬術競技場で目にした、騎手のまとうキルティングのジャケット。そのシンプルなエレガンスに魅了され、ファッションへと取り入れ始めた。立体的なパターンが美しいキルティングモチーフは、時代を切り開きながらも自身と人生を愛したマドモアゼルのシンボルとなった。
もしかしたら、最初は背伸びなアイテムかもしれない。それがいつの間にかなじんできて、いつしか確かな自信へとつながっていくはず。そして将来、シワの刻まれた肌にのせてもきっと素敵! 共に進化し時を重ねる楽しみを、今から始めよう。マドモアゼル シャネルのエスプリがこめられたタイムレスなジュエリーこそ、上質な“私”へと導いてくれる価値ある投資なのだから。
Photo : Takahiro Otsuji Koichi Sakata(still) Hair&Make-up : Yukari Hayashi Model : Tsubasa Honda Stylist : Mitsue Ishigami Text : Maiko Doba Kumiko Nozaki ●本文中[ ]内のアルファベットは、YG=イエローゴールド、BG=ベージュゴールド、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド、SS=スターリングシルバー、K=金の純度の略です ※MORE2024年春号掲載