【エルメスの名品】鮮やかで美しいスカーフを、さらりとまとって
やっぱり『HERMÈS』のスカーフを愛さずにはいられない!
1937年に『エルメス』は、初めて「カレ」と名づけられた正方形のシルクスカーフを発表。これらの製作はそれぞれのデザイン原画をもとに熟練した職人が染色する。そのため一枚の「カレ」を完成させるのに、長い時間を要することも。なかには長年、継続している柄があるもののほとんどの柄がシーズンごとに新しく登場している。「カレ」のほかにもワンポイントとして使いやすい「ツイリー」と呼ばれるリボン型のスカーフも根強い人気だ。
世界中の女性を魅了し続ける、アートピースのような美しさ
つややかで肌すべりのいいシルクに鮮やかな発色が印象的に映える『エルメス』のエレガントなスカーフたち。「カレ」はいちばんベーシックな90cm×90cmサイズを中心に、複数のサイズを展開している。
初めて使う場合はコンパクトに巻きやすい70cm×70cm、または55cm×55cmのサイズを選んでみても。「ツイリー」は縫い目が外側から見えないよう一枚のシルクを筒縫いしているため、細部まで丁寧な仕上がりに。美しい色彩はもちろん、スカーフの絵柄にこめられた素敵な世界観もしっかり堪能したい。
(右上から時計回りに)(グリーン)カレ 90《ブリッド・ドゥ・ガラ・タトゥー・コットン》(90×90)¥324500・(ピンク)モデル着用。カレ 90《トランペットを奏でる騎士》(90×90)¥78100・(ホワイト)ツイリー《エプロン・ドール》(86×5)¥53900・(オレンジ)ツイリー《馬車の変還》(86×5)¥36300・(レッド)カレ 90《ボテ・コンポゼ》(90×90)¥78100・(ネイビー)シルクバンダナ《アニマル・バンダナ》(55×55)¥42900(6点とも予定価格)/エルメス
Photo : Tatsunari Kawazu Hair&Make-up : Kayumi Kawazoe Model : Marie Iitoyo Stylist : Mitsue Ishigami Text : Maiko Doba Kumiko Nozaki ●本文中( )内の数字は、編集部で計測した小物のサイズ(縦×横)で単位は㎝です ※MORE2024年春号掲載