【ロエベの名品バッグ】ルーツは日本の“折り紙”。「パズル」の魅力をおさらい
美しさと多様性をあわせ持つ『ロエベ』の名品バッグ
『ロエベ』のアイコニックな名作といえば、バッグはやっぱりはずせない。なかでも、さまざまな美意識に応えてくれて、見た目にもワクワクするモデルをピックアップ。自分の琴線に触れるマスターピースを見つけて。
Puzzle[ パズル ]
「パズル」シリーズは、ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターに就任してから最初に手がけた、記念すべきバッグ。そのユニークな形は、日本の折り紙から着想を得て、レザーパーツをパズルのように組み合わせて作られている。
極上のユーモアによる品格のあるデザインは、バッグだけでなく、財布やカードケースなどのスモールレザーグッズまで多種多様なラインナップ。2014年のデビュー以降、色や形のマイナーチェンジを重ねてファンの心をつかみ続けているのも特徴だ。大人気作でありながら、絶えずアップデートを続ける姿勢に、このブランドらしい妥協のないクラフツマンシップと、とどまることなく変化し続ける精神を感じられる。
Photo : Masahiro Tamura(FREAKS) Stylist : Asako Takano Edit&Text : Akiko Fukunaga ●本文中( )内の数字はバッグのサイズ(縦×横×マチ)で、単位は㎝です ※MORE2024年春号掲載