
【最新】女性におすすめの防災グッズ10選。選び方から無印良品・3COINSで買えるアイテムまで
9月1日は防災の日。昨今は地震や台風、大雨などの災害が頻発しているため、防災意識が高まっている人も多いはず。万が一被災したときのために、今こそ防災グッズを準備しておきたいもの。防災のプロが教える基本の防災グッズから、女性におすすめの『3COINS』や『無印良品』で買える防災グッズなどをまとめて紹介します。
- 防災グッズって、どうして必要?
- 防災グッズの選び方
- プロがおすすめする【基本の防災セット】
- 【3COINS】の防災グッズおすすめ6選
- 【無印良品】の防災グッズおすすめ4選
- 「ハザードマップ」や「防災ブック」もチェックして
防災グッズって、どうして必要?
教えてくれるのは、防災のプロ・冨川万美さん

東日本大震災の支援活動を機に、防災を啓発するNPO法人「ママプラグ」の設立に携わる。被災体験を元にした「アクティブ防災」を提唱し、全国各地でセミナーやイベントを開催している。監修本に『家族と自分の命をつなぐ最新常識 今どき防災バイブル』(主婦と友社)がある
災害時に「自分が安心して暮らす」ため
冨川さん:災害発生時は、電気・ガス・水道といったライフラインが止まる可能性があります。また、災害が発生して数日は、不安で眠れなかったり、食欲が落ちたりすることも。その時には、自分が安心して暮らすための防災グッズが欠かせないものとなります。
防災グッズの選び方
“自分仕様の防災バッグ”を作ることが大切

前述のとおり、災害時はライフラインが止まってしまったり、慣れない生活による体調不良を引き起こす可能性も。「自分にはどんなものが必要か?」をしっかりイメージしてから選ぶことが大事。
冨川さん:最低3日分の飲料や食料をはじめ、自分のライフスタイルを振り返った時に欠かせないアイテムを備蓄をしておきましょう。生活になくてはならないものをリストアップして、防災バッグを自分仕様にカスタマイズしてください。
また、トイレットペーパーや毎日飲んでいる飲料、そして小腹を満たすお菓子などは常にストックがある状態にして、切らさないようにしましょう。
冨川さん「非常用トイレは、絶対に用意したほうがいいです」
冨川さん:災害時は、断水や下水管の停止によりトイレが使えなくなることがあります。使用できたとしても、下水が逆流したり、排水管の破損によって下の階にしみ出してしまう可能性があるので、トイレは不用意に使わないように。トイレが制限されたり、トイレのにおいが気になるとメンタル的にもかなりしんどくなってしまう方が多いので、防臭力の高い非常用トイレを必ず用意しておきましょう。
自宅や会社の備蓄としてもぴったりな15回分(約3日分)の非常用トイレセット。悪臭成分のテスト済みで、防臭力が高くいざという時も快適。コンパクトなので収納もらくらく。防臭袋と凝固剤、汚物袋、便器カバーがセットに。
オフィスで被災した際に必要なものは?

冨川:気温に体調を左右されやすい女性は、防寒と暑さ対策ができるグッズを置いておくことをおすすめします。また、生理用ナプキン、デリケートゾーン用のワイプ、消臭効果の高いゴミ袋なども3日分は常備しておくと安心。さらに、お菓子をはじめ、自分の好きな食べ物を用意しておくと、メンタルが不安定になりがちな避難生活の時に役立ちます。
プロがおすすめする【基本の防災セット】
防災セットには何を入れるの? という方のために、一例を紹介。食料やライト、ポリ袋などだけでなく、衛生用品なども避難所では必要に。水をためるためのタンクや、室内履きのスリッパなども避難所では活躍。
バッグは、目につきやすい色のリュックがおすすめ
災害1日目の行動を想定した荷物を収納するのにぴったりなリュック。帰宅困難時などに必要な装備を背負って持ち歩くのに最適。口が大きく開くので、物の出し入れも簡単! さらに反射マーク付きなら夜道でも安心。
防災バッグの中身(一例)

¥23980(価格は編集部調べ)/アイリスオーヤマ
(1)防水性に優れた反射板&ベルト付きリュック
(2)懐中電灯ランタン、手回し充電ラジオライト、長期保存乾電池
(3)携帯トイレや歯ブラシ、ウェットティッシュといった衛生用品
(4)EVAサンダルやタオル、ポリ袋
(5)ホイッスル、防水スマホ袋など
(6)ウォータータンクやラップ、紙皿など食事セット
(7)1日2食×3日分の食品・飲料
(8)エアベッド、アルミブランケットなど寝具・防寒アイテム
『アイリスオーヤマ』の防災セットは防災士×災害備蓄管理士監修。1日2食×3日分の食品入りセットは5年保存可能。また、避難所で必要な防寒、寝具、衛生用品も豊富!
市販の防災セットは自分でカスタムを
冨川さん:基本的なアイテムがそろった、手軽に購入できる防災セット。便利ですが、これだけで防災準備が完了ということではありません。防災セットは、基本的に避難所に行く際に必要な最低限のアイテムが入っていると考えましょう。何度も言いますが、防災バッグは自分仕様にカスタマイズしてください。
【3COINS】の防災グッズおすすめ6選
【1】手回し式スマホ充電ラジオライト

手回し式スマホ充電ラジオライト ¥2750/3COINS
災害発生時、情報源として重宝されるのがラジオ。こちらは手回しハンドル、ソーラーパネル、USBで本体の充電が可能です。しかもスマホの充電もでき、LEDライト付きで懐中電灯にもなる超優れもの! 一家に一台持っておきたいアイテムです。
【2】エマージェンシーシート2枚セット

エマージェンシーシート2枚セット ¥330/3COINS
秋冬の災害時、エマージェンシーシートは体温を守る重要な存在。風を通しにくく、大人の体もすっぽり覆うほど大きいですが、コンパクトに折りたためます。そのまま床に敷いたり、布団や仮囲いがわりにしたり、汎用性も高いアイテムです。
【3】携帯トイレ3個セット

携帯トイレ3個セット ¥330/3COINS

災害時だけでなく、車の渋滞時やアウトドアなどトイレが近くにないときにも役立つ携帯トイレ。中に凝固剤が入っているので、袋の上にある白い部分を局部に当てて使用すればOK。しっかりとファスナーを閉め、凝固剤をなじませるように2〜3度もんで、付属の廃棄袋に入れます。
【4】《濡らさず開封》圧縮軍手2枚セット

《濡らさず開封》圧縮軍手2枚セット ¥330/3COINS

がれきを触るときや重いものを持つときなど、何かと必要になる軍手。2枚セットになって圧縮されていますが、水で濡らさなくても広がるためその場ですぐに使うことができます。かなりコンパクトで場所を取らないので、防災リュックに入れておきましょう。
【5】圧縮バスタオル2枚セット

圧縮バスタオル2枚セット ¥550/3COINS

タオルは絶対に持っておきたいけれど、とにかくかさばる……! そんな悩みを解決するのが圧縮バスタオルです。直径約7.5×厚み約1.5cmと超コンパクト! 広げるために少量の水は必要ですが、背中をすっぽり覆えるほどの大きさになります。
【6】サニタリーダストパック10枚セット

サニタリーダストパック10枚セット ¥330/3COINS
女性は防災セットに生理用品を!ということはよく言われますが、意外と見落としがちなのがゴミを入れておく袋。こちらはチャック付きでにおい漏れしにくく、中身も見えないので安心して捨てられます。災害時はもちろん、旅行先、友達やパートナーのおうちに訪れた際などにも使えますね。
【無印良品】の防災グッズおすすめ4選
【1】急速充電ができるモバイルバッテリー付充電器 10000mAh USB-C/A

急速充電ができるモバイルバッテリー付充電器 10000mAh USB-C/A ¥3990/無印良品
直接コンセントから充電できるモバイルバッテリー。スマホ約2〜3回分の充電ができ、USB-CとUSB-Aの2ポートで同時充電も可能です。
【2】携帯用マウスウォッシュ

携帯用マウスウォッシュ ¥100/無印良品
植物由来のキシリトール配合で、まろやかな使用感のマウスウォッシュ。コップに移してから口に含んで20〜30秒ほどすすぎ、歯ブラシでブラッシングします。いつでもポーチに入れておけるサイズ感なので、常に持ち歩いたり、旅行にもおすすめ。
【3】汗ふきシート

汗ふきシート 12枚入 ¥190/無印良品

汗のベタつきが気になるときに、さっぱりと拭き取れるシート。『無印良品』では大判で全身を拭けるサイズも販売されていますが、毎日持ち歩くならこのコンパクトサイズが便利。
【4】ポーチとしても使える 撥水サコッシュ

ポーチとしても使える 撥水サコッシュ ¥1490/無印良品

ショルダーストラップを外して、ポーチとしても使えるサコッシュ。生地には撥水加工を施してあります。このサコッシュに汗ふきシートやマウスウォッシュなど、“毎日持ち歩く防災グッズ”を入れてバッグに備えておくと◎。
「ハザードマップ」や「防災ブック」もチェックして

防災グッズを揃えてみたものの、足りないものはないか……と不安な人は、災害時の備えに役立つ「ハザードマップ」や「防災ブック」をチェックしておくのもおすすめです。