彼の実家にご挨拶に行く時に気をつけたいマナー特集 | コーデ・手土産

2018.12.20

【PART1】義母になるかもしれない大事な人とご対面！　モアハピ部100人に彼ママ事情白書♡

モア世代の一大イベント・彼のお母さんと初めて会う日。おみやげはどうする？何を着ていけばいい？etc．もしかしたら“義母”になるかもしれない大事な人と会うとき、みんなはどうしているの？　そこで今回は、彼ママとの対面経験や、会い方、関係のリアルを、モアハピ部員に細かく調査してみました！

Q.彼ママに会ったことがありますか？

ほとんどが「ある」と回答！　会うことが決まった時は「きちんと紹介してくれてうれしかった。真剣につきあってくれているんだな〜と」（28歳・秘書）と喜ぶ半面、「彼ママはどんな人なんだろう！　とドキドキ」（26歳・アパレル）、「何より緊張。何を着ていこう、おみやげどうしよう……と悩みました」（29歳・主婦）と不安になるという意見がほとんど。やはり一大イベントのようです。

Q..彼ママとは、どこで会いましたか？

いちばん多いのは、彼の実家に招待されるパターン。「彼の実家が遠方で、初回からお泊まりすることに！　マナーのことなどめちゃくちゃ不安でした」（26歳・メーカー）、「緊張して食事がのどを一切通らなかった」（26歳・ライター）と、やはりみんなドキドキするよう。「彼のお母さんがディズニーランドに行きたがっていたので、ついていきました（笑）」（25歳・保育士）という珍しい体験も。

Q.彼ママとは、つきあってどのくらいで会いましたか？

おつきあいが1年を越えたあたりのタイミングで、紹介されることが多いみたい。会ったきっかけは、1位が「彼の地元に遊びにいくついで」または「帰省のついで」。旅行や帰省がてらに彼ママと初対面が多いというのは、意外と気軽？　ちなみに2位は「結婚が決まったから」、3位は「彼に両親に会ってほしいと言われた」からでした。やはり、彼ママに紹介してくれる＝きちんとしたおつきあいの証拠なのかも。

Q.彼ママと会った時間はどのくらいですか？

彼の実家で話したり、食事をしたりして2時間以上一緒にいたという人が半分以上。それなりに長い時間なので、きちんとマナーを学んでないとボロが出ちゃいそう……。30分未満の人は「彼の家まで迎えにいった時、お義母さんが出てきてくれた」（26歳・サービス業）など、たまたま会った場合。

Q.彼ママと会った時、どんな話をしましたか？

つまり、簡単な自己紹介＋彼の話が鉄板。また「両親の仕事などについても詳しく聞かれました」（28歳・秘書）というパターンもチラホラ。自分の両親の話まで準備しておけば、話題はばっちりということ。すでに結婚が決まっている場合は、挙式や引き出物などの相談をする時もあるみたい。

Q..彼ママの前で、彼氏のことをどう呼びましたか？

さんづけor君づけが基本。いつもはあだ名や呼び捨てでも、彼ママの前では敬称をつけたほうがよさそう。「なかなか名前で呼べなかったので、肩をトントンして“ねえねえ”と言ってすませちゃいました」（26歳・アパレル）とぶっつけ本番だと、うまくいかない場合も。呼ぶ練習をしておこう。

Q.彼ママと会った時は、どんな服装で会いましたか？

なんと、8割のモアハピ部員の服装が一致。清楚に見えるコーディネートということで、トップスは白＆長め丈のスカートがマストみたい。「ヘアはダウンスタイルで少し巻いて、ネイルは薄ピンクに」（27歳・広告）と、髪や爪先まで上品＆女らしく見えるように気を配っていた人も多数。

Q.彼ママに会ってみて好きになりましたか？

「明るい方で、話しやすくて、すぐに打ち解けられました！」（29歳・銀行）、「ウエルカムな雰囲気で接してくれたので、すごく安心した」（28歳・保育士）など、会う前の不安が吹っ飛んだという回答がなんと100%！　逆に「彼ママに気に入られた」と感じた人も84％と、多めの結果に。

彼ママと会うのは緊張するものですが、意外とみんな彼ママといい関係を築けていたことが判明！　次回は、お義母さんといい関係を築く方法について、『モーニング娘。』OGの高橋愛さんが教えてくださいます。お楽しみ♡

【PART2】義母と仲よし♥　高橋愛さんインタビュー

モア世代の一大イベント・彼のお母さんと初めて会う日。どうやったら彼ママと仲良くなれるのか、あなたの気になっているのでは？　そこで今回は「お義母さんと仲よし」という高橋愛さんに、いい関係を築くコツを聞きました！

ニット￥32000（ADAWAS）・スカート￥34000（JEAN_NERET）／ショールームセッション　ピアス￥10000／THE Dallas lab

たかはし・あい●『モーニング娘。』OG。おしゃれで真似しやすい私服ファッションが人気で『WEAR』のフォロワーは223万人超え。初のガイドブック『高橋愛の韓国本。-AI♥SEOUL BOOK-』（講談社）が発売中

「自分から歩み寄れば絶対仲よくなれる！」

お義母さんは“大好きな人を育ててくれた”大好きな人

　タレントのあべこうじさんと２０１４年に結婚した高橋愛さん。高橋さんとお義母さんの初対面は、5年ほど前。突然会うことになったそう。
「いきなりあべさんが、『今から行く？』って（笑）。しかもつきあってすぐくらいだったので、緊張しました！　でもお義母さんがすごく面白い方で一気に緊張がほぐれました。その日はカジュアルすぎず、きっちりしすぎず、気合の入りすぎていないお洋服を着ていた気がします。服装って悩んじゃうものだけど、“突っ込まれそうなポイントがある服は着ない”くらいで大丈夫だと思います」
　夫婦の仲よしぶりがよく話題になるけれど、あべさんのお母様とも仲がよく、ふたりだけでお茶したり食事に行ったりするほどだとか。そんな素敵な関係、どうやったら築けるのでしょうか？
「私の場合、お義母さんがとても優しい方で、最初から仲よくなれそうだったんですよね（笑）。好きになってもらおうと頑張ったことは特にないかもしれません。でも、私が大好きだから、こんなにいい関係になれたんだと思います。だって、相手に『私は大好きです』ということが伝われば、すごく嫌われることってほとんどないですよね。私はお義母さんを自分からよく誘うし、好きな気持ちは伝わっていると思います」

どんなお義母さんでも、敬意があれば、歩み寄れる

お義母さんが大好きな理由のひとつに、“敬意”があるという。そしてその“敬意”は、どんなタイプのお義母さんにも持てるものだそう。
「いろいろな方がいますから、会ってみて『お義母さんと合わないかも』と感じる方もいらっしゃると思います。でも、どんなお義母さんでも、“大好きな人を育ててくれた人”。そのことについての敬意があれば、歩み寄れるはずです。好きなところを探そうと一歩踏み出せば、絶対に仲よくなれると思うんですよ。苦手だなと感じたら、見方を変えてみてほしいですね。たとえば、とても厳しい方だったとしたら、『お義母さんのお義母様が厳しい方だったのかも』と考えてみるといいと思います。それなら、厳しいことも納得できるし、いつかその話題で盛り上がれるかもしれないですよね。見方を変えて、歩み寄ってみてください。そうすれば、大好きになれる糸口がきっと見えてきます」

緊張している姿だって好きになってもらえるはず

　これから初めて彼ママに会う読者に、先輩としてのアドバイスも。
「おみやげは自分で食べておいしかったものを差し上げるといいと思います！　私はお仕事で地方に行くことが多いので、そのおみやげをお渡しすることが多いですね。好き嫌いだけは先に彼から聞いておいたほうがいいと思います。あと、初対面でうまくいかなくても、どういう形でお義母さんに伝わるかわからないから彼にグチを言わないこと。気になるなら、『もしかして嫌われちゃったかも』と相談して、彼にも歩み寄りに協力してもらうのがいいと思います！」

よい関係になるコツは、ありのままの自分を見せること

「“最低限の気を使いつつ、楽にする”のがいいと思います。靴をそろえたり、敬語を使ったり、基本的なマナーはわきまえつつ、でもかしこまりすぎないでくださいね。無理して話を続けようとしなくてもいいですよ。シーンとしちゃったら、彼に『何かしゃべって』ってお願いしてもいいかもしれない。でも、これからずっと関係が続くんだから、無言でも平気な関係になれたほうがいいですよね。気を使わないと嫌われちゃうと思うかもしれないけど、そんなことはないです。敬意を持って歩み寄る気持ちがあれば、それは伝わるはず！」素でいることも大切だけれど、緊張もプラスになるという高橋さん。「ドキドキする気持ちって、大事だと思うんです。好きな人のお母さんに会うのは、緊張して当たり前。でも、そんな姿ってかわいらしいですよ。きっとお義母さんも、『いい子が来たわ』って思ってくれるはず。だから、そのドキドキを楽しんで。いってらっしゃい！」

【PART3】先輩300人アンケート＆専門家の声から導き出した「彼ママに気に入られる10の方法」

彼ママとよい関係を築いている既婚女性300に「彼ママに気に入られる方法」徹底調査！　マナーのプロにもアドバイスをいただき、初対面の時に気をつけること、押さえるポイントをお届けします

【アドバイスをしてくださったマナーのプロは……福島由美さん】
ふくしま・ゆみ●イメージコンサルタント、マナー研究家、「青山学院大学」非常勤講師。個人・法人向けにイメージアップやマナーの研修も開催。著書『これが正解! 正解のない大人のマナー集』（インプレス）ほか多数

【1】服装＆メイクは“NHKのアナウンサー風”で!

清楚で、露出が少なく、女子っぽい。そんなNHKのアナウンサーを参考にすれば、ばっちり彼ママウケにハマるコーデの完成！　「爪を短めにしたり、小ぶりのアクセサリーにしたり、細かいところまで派手な印象にならないよう気を使いました」（31歳・営業）。

【マナーのプロのアドバイス】
「彼ママは、彼のことを優しく包み込んでくれそうな女性を好みがち。なので、シルエットに丸みのあるものや白やベージュなどやわらかい色のもので、優しさを演出しましょう。第一印象をくつがえすのは大変です。最初はいつもの自分とは違っても、控えめな服装にするほうがいいですよ」（福島さん）

【先輩女子からのアドバイス】
「『初めまして』と頭を下げた時に、胸もとがあきすぎていることに気づきました（涙）。しかも正座でスカートが上がって、超ミニ丈に……。絶対に、スカートはひざ下丈にしておいたほうがいい！」（28歳・メーカー）

【2】自己紹介は事前に練習しておくべし！

「挨拶や自己紹介で何を言うかはイメトレしてから臨みました！」（31歳・営業）と、あらかじめ練習しておいたという先輩多数。考えておいた自己紹介＋その場の流れで少しつけ加えるくらいがちょうどいいみたい。

【マナーのプロからのアドバイス】
「自己紹介では、自分の趣味や好きなことではなく、家族構成や仕事など“スペック”をまず伝えること。ご両親がご健在なのか、どんなご家庭で育ったか、現在どのような生活をしているかをお母様は知りたいんです。また、自分の話ばかりしている印象は避けたいので、自己紹介は長くなりすぎないほうがいい。必要な情報だけを伝えればOKです」（福島さん）

【先輩女子の失敗談】
「緊張のあまり頭が真っ白に！　何を話せばいいかまったく思いつかず、無言に」（31歳・飲食）。「準備なしで行った結果、名前を言ったあとすぐ雑談に突入してしまい、何も伝えられなかった……」（35歳・事務）

【3】会話しているときは、とにかく聞き役に回る！

話をちゃんと聞いてくれる子、と好印象だし、よけいなことを言う失敗も回避。先輩たちも「必要以上にしゃべらず聞かれたことに答える程度で、あとはお義母様の話を聞いていた」（29歳・メーカー）との意見が多かった！

【マナーのプロのアドバイス】
「聞き役に回った時に気にしてほしいのが、相づちのレパートリー。相づちが『はい』だけだと、話す側も寂しくなってしまいます。『ええ』、『そうなんですか』など、ほかの言葉も使っていきましょう。また、ずっと笑顔ではなくたまに表情を変え、大きくうなずきながら、目を見て、“ちゃんと話を聞いている”ことを動きでも伝えてください」（福島さん）

【先輩女子の失敗談】
「場をもたせなきゃという気持ちが先走り、あれこれしゃべりすぎてしまった。『料理が苦手』など言わなくていいことを言ってしまったうえ、『圧倒された』と彼ママが言っていたことを知り、ショック」（37歳・販売）

【４】困ったら、「彼の幼少期」か「彼ママの趣味」を話題に

会話が止まり、場が凍ってしまった！　そんな時、先輩たちは「彼がどんな子どもだったかを聞きました」（29歳・金融）、「あらかじめ彼から聞いていた、彼ママの趣味について質問」（28歳・営業）という、ふたつの話題で乗りきっていた！　彼への事前リサーチも大事。

【マナーのプロのアドバイス】
「会話が止まったら、“小さい頃のお話をあまりうかがってないのですが、どんな感じだったんですか？”と聞いてみて。そして、自分の幼少期の話は、よほどリンクしている点がある場合か、質問された時だけにしましょう。話をさえぎることが、いちばん感じが悪く見えるんですよ」

【先輩女子の失敗談】
「彼ママがあまりおしゃべりが得意ではなかったみたいで、静かになってしまった。何を話すべきかまったくわからず、緊張で機転もきかず、ただただ気まずい時間を過ごすことになってしまった……」（34歳・看護師）

【5】彼ママの前で、彼氏を呼ぶ時は“◯◯さん”で！

先輩たちはみんな呼び方に気をつけていた！　彼の呼び方は「○○さん」にしておくと、間違いなし。また「相手のご家族を呼ぶ時は“○○さんのお母様”と呼ぶようにしました！」（32歳・サービス業）という意見も。

【マナーのプロのアドバイス】
「“○○君”だと、不快になるお義母様も少数とはいえいます。なので、どんなお義母様でも不快にならない“さんづけ”にしておくのがベターです。いつもの呼び方がうっかり出てしまった場合には、『いつもこう呼んでいるので、ごめんなさい』と素直に謝ること。へたに隠そうとすると、よけいに印象が悪くなってしまいます！」（福島さん）

【先輩女子の失敗談】
「話が盛り上がった勢いでうっかり彼をあだ名呼び、しかも“〜たん”という甘すぎる呼び方！　お義母様の顔がこわばっていた。どうしていいかわからず、気づかなかったふりをしたのも後悔（泣）」（30歳・経理）

【6】お手伝いのボーダーラインを見極めるべし！

先輩たちも迷っていた「どこまでお手伝いすべきか問題」。相手がどこまで求めているかの見極めが重要みたい。「私の義母はキッチンに入られたくないタイプ。お手伝いしすぎないようにしています」（30歳・専業主婦）。

【マナーのプロのアドバイス】
「初めて会った日は、むしろあまりお手伝いしなくてもいいかもしれません。ケーキとコーヒーカップ程度しか洗い物が出ないならば、何も言わなくてOK。夕食を食べた場合は、『お手伝いします』と言って断られたらすぐ引きましょう。その後、会うたびに言い続けていたら、手伝ってほしいお義母様なら『じゃあお願い』と言ってくれる日が来ますよ！」（福島さん）

【先輩女子からのアドバイス】
「テリトリーに入ってはいけない気がして、お手伝いを遠慮してしまった。結婚したあと、義母と仲よくなってから『あの時、台所に入らなかったことが気に入らなかった』って言われちゃいました……」（36歳・経理）

【7】言葉使いは丁寧すぎないほうがいい

「謙譲語ほどかしこまらず、丁寧語で話した」（29歳・秘書）、「基本は敬語だけど、堅苦しくならないように、ほんの少しだけタメグチもまぜました」（30歳・販売）という先輩の談。本当に丁寧すぎなくてもOKなの!?

【マナーのプロのアドバイス】
「“すげぇ”、“めっちゃ”、“でかい”などのくだけすぎた言葉を使わなければ大丈夫でしょう。逆に“私が申しましたように”というような堅苦しすぎる言葉は、距離ができてしまうため使わないほうがいい。また、語尾を伸ばさないよう気をつけすぎなくてOK。一般的に失礼と言われがちですが、仕事ではないので大丈夫。親しみを感じてもらえることも」（福島さん）

【先輩女子の失敗談】
「緊張しすぎて仕事みたいな口調で話してしまった！　笑顔になれなかったことも残念」（29歳・塾講師）。「『それめっちゃヤバイっすね』と言ってしまったあとに顔面蒼白。ですますだけはきちんとすべきだった」（37歳・販売）

【8】料理は完食＋「作り方を教えてください！」

「ごはんを作ってもらった時、大げさなおいしいアピールをしておいたのが後々きいてきた（笑）」（31歳・専業主婦）。完食して、さらにレシピも教えてもらいたいという姿勢を見せれば、かわいがられること間違いなし。

【マナーのプロのアドバイス】
「『隠し味はなんですか？』、『このピリッとした味はなんですか？』など、簡単に答えられるひと手間や工夫を尋ねるとさらに◎。全部一から教えていただくのは大変ですから。また、相づちと同様に“おいしい”にもレパートリーを。『さくさくですね』、『軟らかいですね』など、表現を変えるとお義母様も喜ばれると思います」（福島さん）

【先輩女子からのアドバイス】
「義母の実家がお米を作っていると知っていたのに、茶碗にご飯粒を残してしまった。何も言われなかったけど、家に帰ってから後悔しました。お皿に何も残らないよう、食べきることをおすすめします」（28歳・小売）

【９】手みやげは、彼の実家の近くで買わない

彼ママとの対面のマストアイテム、手みやげ。持っていくのは絶対だけど、お義母様がよく召し上がっている可能性があるものは避けておくのが無難。当日彼の実家の近くで買うのではなく、前もって購入しておきましょう。

【マナーのプロのアドバイス】
「手みやげの渡し方も気をつけて！　彼の実家に招待された場合は、紙袋から出してお渡しするのがマナーです。さらに、せっかくプレゼントするのですから、『つまらないものですが』は言わない！　『おいしかったので召し上がっていただきたくて』とポジティブなひと言をつけ加えるほうが、ずっといいと思いますよ」（福島さん）

【先輩女子の失敗談】
「手みやげをお渡しする時にテーブルの上を見たら、なんと同じお菓子が!!　彼の家の近所で購入したのですが、同じ店で彼ママも買っていたそう。どこか別の場所で買っておけばよかった……」（31歳・建築）

【10】自分を偽りすぎず、ある程度は自然体で

すでに結婚している先輩方は「構えすぎていろいろボロを出すよりも、ある程度は普段の自分を出しておいたほうがいい」（30歳・教師）と、未来を見据えて行動していた！　ずっとおつきあいしていく可能性があるならば、猫をかぶりすぎないようにすべき。

【マナーのプロのアドバイス】
「自分のことをよく見せようとしすぎると、後々大変なことに……。許される範囲のマイナスの部分は、お話ししておいたほうがいいでしょう。その際は、改善する気があることも伝えること。ネガティブ要素＋前向きなひと言という形で伝えておけば、安心です」（福島さん）

【先輩女子の失敗談】
「料理が好きだとか、掃除が得意だとか、家庭的な印象を与えたくて嘘をついてしまい、彼もびっくりした顔に（笑）。でも、そういう偽りは必ずバレてしまうもの。悲しい結果になりました」（28歳・通信）

【PART4】彼ママ100人アンケートで判明！　本当に役に立つ「彼ママタイプ別攻略法」

彼ママと会うのは、女子にとって一大イベント！　絶対失敗したくないあなたのために、さまざまなタイプの彼ママに「息子の彼女に求めること」を取材。その結果をまとめ、マナーのプロと攻略法を導き出しました。これをみて、しっかり傾向と対策を練るべし！

【アドバイスをしてくださったのは……福島由美さん】
ふくしま・ゆみ●イメージコンサルタント、マナー研究家、「青山学院大学」非常勤講師。個人・法人向けにイメージアップやマナーの研修も開催。著書『これが正解! 正解のない大人のマナー集』（インプレス）ほか多数

●関東1都6県の50～65歳の女性100人に、インターネット調査を実施

■「良妻賢母系ママ」は……彼の実家はママの縄張りだと認識せよ！

専業主婦や短時間のパートに出ている彼ママに多いタイプ。家事が得意なことが多く、「靴の脱ぎ方はよかったのに食事の作法がひどかった」（60歳・専業主婦）など、家に来た時のマナーを細かく見ていることが多い。
「彼の実家はママのお城だと認識し、荒らさないように。家の中で行動する時はすべて許可を取ること！　“ここで待たせていただきます”、“スリッパを出してもいいですか？”など、細かすぎるくらい確認を取ると安心です。自分の話は、仕事よりも趣味や休日の話題がベター」（福島さん、以下同）

■「美魔女系ママ」は……美しさをほめてほめてほめ倒せ！

美容にお金をかけていて、情報感度が高いタイプ。「お化粧が上手でかわいかった」（59歳・歯科助手）と、初対面でまずメイクやファッションをチェックする人が多い！
「若い、きれいとほめるのはマスト。かわいくて愛想のいい子に好感を抱きます。美容についての話をするのはOKですが、聞いていいのは日々のケアの範囲まで。美容皮膚科やエステの話は出さないように！　また、手みやげも、デパートに出店していないけれどメディアで話題になっているお菓子など、気のきいたものをチョイスすると喜ばれます」

■「アクティブ系ママ」は……息子が好きならどんな子でもよし

バリバリ働いていたり、趣味に熱心だったり、活動的なママ。基本的に相手を尊重するタイプなので、口うるさく言われることはないけれど、テキパキしているほうが好まれます。
「このタイプのお義母様は“自分は自分、子どもは子ども”だと思っているため、息子が幸せならどんな彼女でもOK！　彼と仲がいいことをアピールするのがいいでしょう。『子育てと仕事や趣味を両立していてすごい！』と話を聞くと、盛り上がります。自分と似たタイプが好きなので、旅行話をしたり、手みやげを旅行先で買ったものにすると◎」

■「教育熱心系ママ」は……品がない子とおばかな子はお断り！

高学歴or社会的地位の高い彼のママによくいるタイプ。厳しく大切に息子を育ててきた自負があるせいか、4タイプの中で、最も厳しい目で彼女を見ています。要注意！
「彼女にも気立てのよさや頭のよさを求めています。しっかりとした敬語で話し、何を考えているか察するよう努力しましょう。お義母様からの話題でわからないことがあった場合は、『知らないので教えていただけますか？』と素直に聞くこと。学ぶ姿勢があると好かれます。また、おみやげは日もちのする、有名ブランドのお菓子を持っていくといいですね」

彼ママ100人に聞きました！　〝息子の彼女〟と初対面してどうだった？

彼ママ100人に、息子の彼女と初めて会った時のことを聞いみました！　すると、なんと好意的な意見が続々！　実は彼ママは怖くない!?

Q.息子の彼女にどんな印象を持ちましたか？

「とってもかわいい人。文句なし」（65歳・専業主婦）、「清楚で、気立てがよさそうで、安心しました！」（64歳・専業主婦）「こんな理想的な女性が息子の彼女になってくれるなんて！　と感激」（53歳・正社員）と、好感を持った彼ママがほとんどという結果に。

Q.言われてorされてイヤだったことはありますか？

私たちの考えすぎ!?　こちらのドキドキをよそに、何も気にしていない彼ママたち。あると答えたママも「目を見て挨拶しなかった」（61歳・パート）、「妊娠中＆冬なのに短すぎるショートパンツ」（59歳・正社員）など、彼女側が非常識なパターンが多かった！

【PART5】ALL￥3000以下！　絶対彼ママに喜ばれる「鉄板手みやげリスト」

彼ママに初背面するときは、手ぶらじゃ失礼！　会うことが決まったら、さっそく手みやげの手配を。今回は、彼ママに絶対にほめられる12品を厳選してご紹介します。

■ひと口サイズのかわいいおかき　『小倉山荘』をぐら山春秋

保守派な彼ママは古風なおかきで攻めて。『小倉山荘』は京都の老舗おかき専門店。『小倉百人一首』をイメージした小さなあられの詰め合わせは『小倉山荘』人気No.1の商品で、かわいさも抜群。
をぐら山春秋小缶（8個入り15袋）￥1500
https://www.ogurasansou.co.jp/

■さくさくな歯ごたえと食べやすさが魅力！　『銀座ウエスト』リーフパイ

こだわりの東京みやげとしても人気なリーフパイ。フレッシュバターと小麦粉生地を256層に折りたたんでいるというだけあって、食感はさくさく。ざらめがざくざくとまぶされていて優しい甘み。
リーフパイ（12枚）￥1700
https://www.ginza-west.co.jp/

■気持ちが伝わるパッケージにきゅん♡　『西光亭』くるみのクッキー

リスのイラストがかわいすぎる♡　メッセージつきのイラストも多く、写真は「よろしくおねがいします」。粉砂糖がまぶされたくるみたっぷりのクッキーは、さくさくの歯ごたえ、とけるような食感。
くるみのクッキー（12個）￥1200
https://www.seikotei.jp/

■こだわりが光るかりんとう　『日本橋錦豊琳』かりんとう

きんぴらごぼう、むらさきいも、野菜、胡麻、紅茶、変わり種のかりんとう5種類の詰め合わせ。生地は国内産小麦粉を100％使用。素材の風味を生かした上品な甘さとカリカリの食感がくせになる。
かりんとう（10袋）￥1400
http://www.nishikihorin.com/

■彼ママに愛されるブランド　『銀座千疋屋』銀座ゼリー

彼ママ世代が「おっ」と反応してくれる、『銀座千疋屋』！　果肉と果汁がたっぷり入ったゼリー。マンゴー、ブルーベリー、ラ・フランス、キウイなど、ちょっと珍しいフルーツがあるのもおすすめポイント。
銀座ゼリー（9個）￥3000
http://pa.ginza-sembikiya.com/

■えびの姿がそのまんまおせんべいに　『桂新堂』海老づくし

えびせんべいを150年以上作り続けている老舗の看板商品。「踊り焼き」「炙り焼き」「渦巻き」など、違った製法のえびせんべいを楽しめる。全国に店舗があり、入手しやすいのも◎。
海老づくし（6袋＋2カップ入り）￥2000
http://www.keishindo.co.jp/

■知る人ぞ知る上質な国産ワイン　『はすみふぁーむ』2017 信州の甲州（白）

彼のご両親がお酒好きなら、ワインのおみやげはいかが？　長野県東御市にある小さなワイナリーで、信州ではほとんど栽培されていない甲州種で作られた白ワイン。日本食に合うすっきりとした酸味が特徴。
『はすみふぁーむ』2017 信州の甲州（白）￥2900（税込）
http://hasumifarm.shop-pro.jp/

■これを選んでおけば間違いない！　『銀座ねんりん家』ひとくちバーム詰合せ