TWICE スペシャルインタビュー PhotoGallery
2020年、突如訪れた“会いたい人に会えない”という状況の中、真っ先に「いつもそばにいるよ」という希望のメッセージを楽曲とともに、さらにはオンラインコンサートという新たな舞台を通して、私たちに伝え、世界を励ましてくれたTWICE。そしてまた、彼女たち9人も「あなた」に励まされ、背中を押されたから、どんな時も未来へと歩みを進められたと語る。韓国デビュー5年、日本デビュー3年を迎えた今こそ「見せたい私たちの姿、伝えたい言葉がある」との強い思いから、国境を越えたTWICE初のリモート撮影&取材が実現。MORE史上初の2号連続表紙を飾った彼女たちのスペシャルインタビューを、『MORE』1月号掲載企画からお届けします。
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2020年、突如訪れた“会いたい人に会えない”という状況の中、真っ先に「いつもそばにいるよ」という希望のメッセージを楽曲とともに、さらにはオンラインコンサートという新たな舞台を通して、私たちに伝え、世界を励ましてくれたTWICE。そしてまた、彼女たち9人も「あなた」に励まされ、背中を押されたから、どんな時も未来へと歩みを進められたと語る。韓国デビュー5年、日本デビュー3年を迎えた今こそ「見せたい私たちの姿、伝えたい言葉がある」との強い思いから、国境を越えたTWICE初のリモート撮影&取材が実現。MORE史上初の2号連続表紙を飾った彼女たちのスペシャルインタビューを、『MORE』1月号掲載企画からお届けします。
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NAYEON ナヨン
“いつも明るいナヨン”は“もっとポジティブなナヨン”にパワーアップしましたよ!
「2020年は、TWICEとしても自分自身もよりパワーアップできる部分や、成長したいことについて、じっくり向きあうことができた年。ファンのみなさんに会いたくても会えない時間を、“早くみなさんの前で最高のパフォーマンスがしたい!”というエネルギーに変えて、ダンスや歌の練習時間もたっぷり取れましたし、スキル面でも成長できたと思います。もっと視野を広げて、さまざまなジャンルの勉強をしたいという気持ちも芽ばえましたね。
私は『いつも明るいね』とよく言われるんですが、特に意識しなくても生まれた時からこんな性格だったみたいです(笑)。もちろん悩むこともあるけれど、長く引きずらないタイプ。自分を知っていく時間が持てた2020年は、さらにポジティブな切替え上手になれたかも。
オンラインコンサート『Beyond LIVEーTWICE:World in A Day』は、これまでのコンサート以上に緊張しました! 今まではどんなに体力的にハードでも、ファンのみなさんの声援を力に変えて限界を超えることができていたから。目の前にみなさんがいない中で最後まで公演をやり遂げられるのかという不安と緊張が大きくて……。あらためて、ファンの方々からいただくパワーの大きさを実感する機会になりましたし、とにかく早くONCEに会いたいです!」(ナヨン)
CHAEYOUNG チェヨン
「チェヨンらしさ」を追求するため自分の“好き”をますます開拓中
「私を奮い立たせてくれるのは、いつもファンのみなさんの言葉。ある時、いただいたファンレターに『チェヨンさんがロールモデルです』と書かれていたことがあったんです。“歌手になって誰かのロールモデルのような存在になりたい”と思い続けてきたので、すごくありがたくて。今でもこの言葉を思い出すたびに『頑張らないと!』と励まされます。
私はTWICEの楽曲の作詞作曲をさせていただくこともあるんですが、大切にしているのは“私ならではのメッセージ”をこめること。日々、考えていることや気づいたことを表現するようにしています。そこに“チェヨンらしさ”を感じ取ってもらえたらうれしいですし、これからも自分らしさを追求していきたいですね。今は特に、好きな音楽を聴いたり、映画を観ることに夢中! いろんな芸術に触れると、自分の好みがどんどんはっきりしていくから楽しくて。『私ってこういう人なんだ。こういう一面もあったんだ!』と発見の連続です。
2020年はやりたかったことを思う存分にできなかったという方が多いと思います。私たちも、コンサートがあまりできずに悔しい思いをしたので、今年はみなさんと楽しい時間を共有できますように。あと、モア読者のみなさんの願いも必ず叶いますように……♡」(チェヨン) (右)ナヨン●1995年9月22日生まれ。太陽のような明るさがにじみ出た歌声で、TWICEの楽曲に華やかさを添える。グループの最年長メンバーでありながら、おちゃめで愛されるキャラクター
(左)チェヨン●1999年4月23日生まれ。メンバーも認めるアーティスティックな感性の持ち主で、グッズデザインや作詞作曲を手がけることも。頻繁に変化を見せるヘアスタイルも注目の的 -
TZUYU ツウィ
TWICEとしての5年間で育ててもらった自分への自信と愛する気持ち
「デビュー時の5年前を振り返ると……、私はとても幼かったです(笑)。自分の性格などについてもよくわかっていなかったくらい。でも今は、ファンの方々からいただく応援や励ましの言葉のおかげで、自分に自信を持てるようになってきて、『自分を愛する』ということが少しずつわかってきた気がします。これまでいただいた言葉の中でも特に、『ここで応援しているよ』が大好き。シンプルな言葉ですが、年々この言葉の重みが増しているように感じるんです。みなさんが、いつもそばにいてくださってとっても心強いです。
デビュー当時は、レコーディングルームに入る時、『うまくできるかな?』とすごく緊張していました。今も『いい音楽を届けたい』という思いから緊張はするのですが、『BETTER』のレコーディングは、昔に比べるととてもリラックスして臨めたと思います! 声もしっかり出て、自分の歌唱力の成長を感じることができたのはうれしかったです♪
私はステージに立つことが何よりも楽しくて大好き。みなさんとこの状況を一緒に乗り越えて、コンサート会場でお会いできる日がくることを願っています。そして、その時には、大きな歓声をいただけたらうれしいです。その日まで、みなさん健康でいてくださいね♡」(ツウィ)
MINA ミナ
ONCE、家族、メンバーのみんな、かけがえのない人たちの言葉が私を強くしてくれる
「オンライン公演『Beyond LIVEーTWICE:World in A Day』では、今までなかなか会いにいくことができなかった国のファンの方々にも、TWICEのパフォーマンスを観ていただけたことがうれしかったです! コンサート会場で行う時とは異なることが多く、学ぶこともとっても多かったです。でもやっぱり、みなさんに直接会いにいきたいな。
ファンの方々からいただく言葉はどれも大切ですが、普通は家族からしか聞けないような『生まれてきてくれてありがとう』という言葉をいただいた時は感動しました。さっきダヒョンちゃんにこの話をしたら、ダヒョンちゃんも私に日本語で言ってくれました♡(笑)。
今回、『BETTER ME』というテーマだと聞いて思い返してみたのですが、自分自身を大切にできるようになったきっかけは、母からもらったある言葉のおかげ。とても忙しかった時期、仕事終わりに届く『ミナちゃん、今日も頑張ったね!』というメッセージでした。その言葉を浴びているうちに、失敗して落ち込んでいても、『大丈夫、大丈夫! 今日も頑張った!』と自分で自分をほめてあげられるようになりました。モア読者のみなさんも、忙しくて疲れることもあると思います。そんな時こそ、自分で自分をほめてあげましょうね!」(ミナ) (右)ツウィ●1999年6月14日生まれ。クールビューティなルックスとは裏腹に、おっとりとマイペースな性格で、メンバーからもファンからも可愛がられるグループの最年少メンバー (左)ミナ●1997年3月24日生まれ。バレエで培ったしなやかなラインのダンスと、やさしい歌声が魅力。手芸が得意で、メンバーにビーズ製の携帯ストラップをプレゼントしたことも -
JIHYO ジヒョ
言葉にできない感情があふれ出すコンサートが私の居場所
「最近、『一日でも早くコンサートがしたい!』と毎日思っています。その時がきたら真っ先に『本当に会いたかったよ!』という言葉をみなさんに伝えたいし、『みんな一緒に歓声を上げてー!』って盛り上がりたい!
みなさんに会いたい思いを音楽にこめた『BETTER』は、TWICEにとってもONCEにとっても癒しをくれる曲になったと思います。私たちの心からの気持ちが伝わるとうれしいですし、会いたい人に会えない、行きたい場所に行けないことが多い今の状況でも、『BETTER』を聴くことで励まされたり、希望を持って毎日を過ごしてもらえたらと思います。ちなみに、収録曲『Scorpion』のレコーディングは、自分が納得する歌声が録れるまで時間がかかり、深夜2時まで歌い続けたことは忘れられない思い出(笑)。
あとは今、趣味探しをしているんです。もっと自分のことを知ったり、成長するためにもいろいろなことに挑戦したいと思っているんですが、今までずっと聴き続けている曲は、ONE OK ROCKさんの『Wherever you are』。コンサート会場でみなさんと一緒にいる時に感じる、あふれんばかりの感情を思い出させてくれるんです。あれ? 結局、趣味というよりコンサートのこと考えちゃってますね!」(ジヒョ)
DAHYUN ダヒョン
ありのままでいるのがいちばんいい。ロールモデルは、J.Y. Parkさん!
「新曲『BETTER』の注目ポイントは、私の成長した日本語です! 日本デビューした当時は、歌詞を覚えることだけで精いっぱいだったのに、今回は余裕を持って歌うことができたんです。歌詞の内容も共感できるポイントが多いと思うので、じっくり味わいながら聴いてもらえるとうれしいですね。よく、『TWICEのムードーメーカーはダヒョン』と言っていただくことがありますが、ただありのままでいるだけなんです。『私は明るい人!』と心構えを持った瞬間、わざとらしくなりそう……。ちなみに、ロールモデルは、J.Y. Parkさん! 初心を忘れずに、毎日ストレッチや発声練習など徹底的に自己管理されているので、とても尊敬していますし、私もそうありたいと思っています。
私が私であるためのモットーは、自分の心の声を大切にすること。コツは、自分にご褒美をあげることです。たとえば、ダイエットを頑張っている人なら、ときには甘いものを食べるとか、仕事が忙しい人は、ちょっと手を止めて外の空気を吸うとか。日常の中で、ささやかな余裕を自分にプレゼントしてあげるといいんじゃないかな? 私も自分にご褒美をあげつつ、これからもこれまでの5年間に負けないくらいメンバーと楽しく過ごしていきたいです!」(ダヒョン)
SANA サナ
ファンのみなさんのおかげでコンプレックスがチャームポイントに♡
「ジヒョちゃんと一緒で、最近の趣味は、趣味探し(笑)。あとは、美容への関心も高まっていて、スキンケアにインナーケアといった、自分磨きもしっかりやっていきたいです。実は昔、“笑った時に口の下にできるくぼみ”がコンプレックスだったんですけど、ファンの方々から『それはえくぼっていうもので、サナのチャームポイントだよ!』と教えてもらったんです。それからは、自分の笑顔に自信を持てるようになりました。“えくぼ”を教えてくれたみなさんには、この場を借りて感謝をお伝えしたいです♡
2020年は、ファンの方々に直接会えず、何ごとも当たり前のことはない、ということを実感した一年でした。でも、オンライン公演を開催したり、新曲『BETTER』では、初めてご一緒するMV監督と仕事をしたりと、新しいことに挑戦できた年にもなりました。新しいことにトライする時はちょっぴり不安も感じるけれど、自分たちが持っている可能性を発揮できるチャンスになると思うと、私にとってはワクワクドキドキのほうが上回るんです! 私たちを応援してくださるみなさんに常に進化した姿をお見せしたいし、私たちTWICEにはやってみたいことがまだまだある。ONCEとの時間を今年ももっと大切に、楽しみたいです!」(サナ) (右)ジヒョ●1997年2月1日生まれ。気配り上手で、リーダーを務める。楽曲が持つパワーを底上げするパワフルヴォイスは圧巻 (中)ダヒョン●1998年5月28日生まれ。肌が白く、あだ名は「豆腐(トゥブ)」。クールなラップパフォーマンスでファンを魅了 (左)サナ●1996年12月29日生まれ。周りを華やかにするオーラと、ライブでも率先してMCを務めるスマートさを持ちあわせる -
JEONGYEON ジョンヨン
今まででいちばん成長したメンバーは? それは、やっぱり私かな(笑)
「最近、久しぶりにデビュー当初の音源を聞き返してみたら、レコーディングの時によっぽど緊張していたのか、自分の声ではないように感じられる音源が多くてびっくり! それに比べて、今作『BETTER』のレコーディングでは、今まで積み重ねてきた経験が糧となって、私ならではの声を自然と出すことができました。自分の成長をあらためて実感することができましたね。もうひとつ、5年前から成長したと思うところは、愛嬌ができるようになったこと!(笑)。デビューしたばかりの頃は、私の性格上、ファンのみなさんに愛嬌を見せることがうまくできなくて……。でも、テレビ番組にたくさん出るようになって、みなさんに対して自然と愛嬌のある一面も出せるようになったのは大きな成長だと思います♡
昔、あるファンの方に渡すCDに、『立派な人になって、必ずまた会おう』というメッセージを書いたことがあるんです。しばらくしてその方から『あのメッセージのおかげで、夢を叶えることができました。ありがとう』と報告を受けた時は、とても心が温かくなりました。私たちを応援してくれるファンのみなさんから届く言葉の数々は、私がTWICEとしての活動を頑張るエネルギー源になっていて、私こそ『ありがとう』とお伝えしたいです!」(ジョンヨン)
MOMO モモ
内側からあふれ出る思いをダンスパフォーマンスにぶつける!
「いつも、ステージ上でダンスをする時は、自分の内側からわき出てくる思いのままに踊りたいと思っています。そのために、試行錯誤しながら練習に専念したり、いろんなジャンルのダンス動画をチェックしたりして、日々ダンスの幅を広げているところです。『BETTER』は振付けが独特なうえに細かい動きが多く、先生の振付け動画を本当に1秒ずつ止めながら、メンバー全員で徹底的に動きを合わせました。今となってはいい思い出だけど、大変だったなぁ……(笑)。ぜひ、みなさんもおうち時間に、細部を意識して踊ってみてほしい!
応援してくださるみなさんは、今もこれからも私にとってかけがえのない存在。TWICEとしてデビューする前は、自分が何が好きで何が得意なのかもわからず、自信が持てない時期もあって……。でも、デビューしてファンのみなさんからのたくさんの愛を受け取るうちに、もっと自分のことを好きになれたんです。特に、みなさんがコンサートで掲げてくれるボードなどに書かれた応援の言葉の数々は絶対に忘れない。どのコンサートでも、ステージの上の私たちを見つめながらメッセージを届けようとしてくれる姿に感動するし、どんな場面もはっきり覚えています。またコンサートで、あの景色を見せてもらえたらうれしいなぁ♡」(モモ)
トゥワイス●9人組ガールズグループ。2015年10月に韓国デビュー、2017年6月に日本デビュー。ファンの呼称はONCE(ワンス)。19年春には韓国でデビューしたガールズグループとしては初のドームツアーを実施。デビューから3年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場。2020年は世界がコロナ禍に陥る中、7月にリリースした日本6枚目のシングル『Fanfare』のチアフルな楽曲が話題となるほか、オンラインコンサート『Beyond LIVEーTWICE:World in A Day』を成功させる。11月には日本7枚目となるシングル『BETTER』をリリース(通常盤¥1182 ワーナーミュージック・ジャパン) -
トゥワイス●9人組ガールズグループ。2015年10月に韓国デビュー、2017年6月に日本デビュー。ファンの呼称はONCE(ワンス)。19年春には韓国でデビューしたガールズグループとしては初のドームツアーを実施。デビューから3年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場。2020年は世界がコロナ禍に陥る中、7月にリリースした日本6枚目のシングル『Fanfare』のチアフルな楽曲が話題となるほか、オンラインコンサート『Beyond LIVEーTWICE:World in A Day』を成功させる。11月には日本7枚目となるシングル『BETTER』をリリース(通常盤¥1182 ワーナーミュージック・ジャパン)