デートで行きたい「アート散歩@TOKYO」

お散歩するのが気持ちよい季節にぴったりの、徒歩で回れるアートスポットをふたつのコースでご紹介。一緒に散策すればふたりの仲はもっと深まるかも……♡

国立新美術館の前にいる男女モデル

[弘恵]ベスト¥38500/アンシェヌマン アトレ恵比寿店(アンシェヌマン) ニット¥39600/モールド(チノ) スカート¥36300/シーニュ 靴¥31900/ファビオ ルスコーニ ルミネ有楽町店(ファビオ ルスコーニ) バッグ¥68200/ヤマニ(メゾン カナウ) イヤカフ¥107800・リング(右)¥140800・(左・パールつき)¥108900/プライマル 靴下¥1760/タビオ(靴下屋) [岩上さん]ベスト¥57200/イーライト(シーシーユー) シャツ¥28600/HEMT PR(タイオアノット) パンツ¥46200/エンケル(シュタイン) 靴¥29700/ジーエイチバストウキョウ(G.H.BASS) リング¥13200/スタジオ ファブワーク(ハリム)

『根津美術館』で都心とは思えない静寂と緑を味わう

至高の古美術と広大な庭園。深呼吸したくなる空間で日常をリセット

根津美術館の廊下を歩く男女モデル

実業家で茶人でもあった根津嘉一郎が収集した、日本・東洋の古美術コレクションを保存・展示している。現在、所蔵品は国宝や重要文化財を含め、約7600点以上にものぼる。正門をくぐるとすぐに現れる、竹の外壁をあしらった直線のアプローチは和モダンなムードたっぷりで、歩くだけで非日常な空間に浸れると評判。2万㎡を超える敷地内には広大な日本庭園も。展示を鑑賞したあとは、都会の喧騒を忘れさせてくれる豊かな自然にも癒されてみて。

根津美術館の庭園を歩く男女モデル

佇むだけで絵になる素敵な庭園に感激

みずみずしい緑に囲まれた庭園は中央の池に向かってすり鉢状のつくりになっている。かなり広さがあり、ゆったりと時間をかけて散策できる。園内の茶室や石像など、あれこれチェックしながら歩くのも楽しい

根津美術館にいる男女モデル

開催中の展覧会

早蕨金具脇指拵 海野勝珉作

早蕨金具脇指拵 海野勝珉作 日本・明治時代20世紀 根津美術館蔵

企画展「甲冑・刀・刀装具─光村コレクション・ダイジェスト」

初代・根津嘉一郎が一括購入したという実業家・光村利藻が収集した刀剣・刀装具のコレクション。根津美術館で所蔵する約1200点の中から選りすぐった作品を、初めて甲冑を交えて紹介。

会期:開催中〜10月15日(日)まで(オンラインにて日時指定予約制)
観覧料/大人¥1300

庭園を望めるカフェも人気

NEZUCAFÉの店内

NEZUCAFÉ

光がさんさんと射し込む併設のカフェでは、ガラス越しに季節の景色を楽しむことができる。特に庭園に面したカウンター席は一番人気。

営業時間/10:00〜16:30(〜16:00〈LO〉)
●『根津美術館』入館者のみ利用可

根津美術館
住所/東京都港区南青山6の5の1
電話/03-3400-2536
営業時間/10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜、年末年始、展示替え期間(祝日の場合は翌火曜)
HP/https://www.nezu-muse.or.jp/
入館料/特別展の場合大人¥1500、企画展の場合大人¥1300(いずれもオンラインにて日時指定予約制)

撮影/小嶋洋平 ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/井桁弘恵(モア専属) 岩上隼也(メンズノンノモデル) スタイリスト/高野麻子 取材・原文/野崎久実子 ※MORE2023年11月号掲載