海外からの観光客の人気も高い東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」に、1/22(水)新エリアがオープン! 約1.5倍に面積を拡張し、「運動の森」、「学ぶ!未来の遊園地」、「つかまえて集める森」の3エリアが誕生。20作品以上の作品群が展示されています。この記事では、ライター矢野が気になる新エリアの詳細をレポートするとともに、予約方法や来場時に気を付けることなどをまとめて紹介します。

CONTENTS
  1. 東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」ってどんなところ?
  2. 入館料、予約方法は?
  3. 荷物は預けられる?
  4. 来場時の服装で気を付けるべきこと!
  5. 拡張された新エリアはそれぞれどんな空間?
  6. 「運動の森」は、インタラクティブな没入体験が叶う空間
  7. 「つかまえて集める絶滅の森」は、自分のコレクション図鑑をつくる空間
  8. 「学ぶ!未来の遊園地」は、第三者と一緒に世界を創造する空間
  9. ほかにも魅力的な作品がたくさん! 1日遊べる屋内施設

東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」ってどんなところ?

チームラボプラネッツトーキョー外観

新豊洲駅北口から徒歩約1分の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、写真映えも抜群の体験型アートが楽しめる新世代のミュージアム。4つの巨大な作品空間と2つの庭園からなり、作品ごとにさまざまなギミックが凝らされています。大きな特徴として、水や鏡が使われたエリアがあることや、体を動かして楽しむアスレチック的な要素を含んだアートが用意されていることが挙げられます。入場から退場まで、想像しているよりも施設内は暗い空間となっています。

チームラボプラネッツ

有名なのが、このガーデン!

今回オープンした新エリアは、教育的なプロジェクトがテーマ。複雑で立体的な創造的運動空間「運動の森」さまざまな絶滅した動物を捕まえて観察する「つかまえて集める絶滅の森」、そして、共創(共同的な創造性)のための「学ぶ!未来の遊園地」からなり、20作品以上の作品群が公開されています。

入館料、予約方法は?

チケットは、日時指定ありのエントランスパス(大人¥3600〜5400 )があり、入場日・時間によって料金が異なります。公式サイトから入場日を選択し、情報を入力してチケットを購入。当日は会場でQRコードを見せればOKです。

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com」チケット情報

荷物は預けられる?

チームラボプラネッツトーキョー ロッカー

貴重品以外の荷物やアウターは、入口すぐにある鍵付きロッカー(無料)へ預けられます。フタがないドリンクや、全長30cm以上の一脚・三脚・自撮り棒などは持ち込みできないのでご注意を。

来場時の服装で気を付けるべきこと!

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、既存作品のアートで水が使われているため、濡れる可能性があります。身長によってはヒザ下まで水につかる場合もあるので注意が必要です(タオルは貸出があります)。また、床が鏡張りのエリアもあります。床が鏡張りということは、スカートやワンピース、ゆったりとしたパンツ姿で向かうと、下着が見えてしまう可能性が大。さらに、新エリアはアスレチック様子が盛りだくさん。けがをしてしまう可能性がある厚底の靴は、最大限楽しむのには極めて不向きです。
※入場時にピタッとしたハーフパンツや、バレエシューズのような靴を有料でレンタルすることもできます。

つまりこんな服装はNG

<タイツ、ストッキング、レギンス>
→水を使用している作品では裸足になる必要があるため避けた方がベター。
<スキニータイプのパンツやジーンズ>
→水を使用している作品で、裾をめくる必要があるため避けた方がベター。
<スカート、足回りにゆとりのあるショートパンツ等>
→鏡を使用した作品を観覧する際、反射して下着が見える可能性があるため避けた方がベター。
<厚底の靴>
→アスレチック要素のある作品で捻挫をする危険性があるため避けた方がベター。
<着脱しにくい靴>
→靴を脱いだりはいたりするシーンがあるため避けた方がベター。

おすすめコーデ 一例

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_4

上記のことを考慮して、今回ライター矢野は写真のようなコーディネートで取材に行きました。+カメラやスマホを水の中に落としてしまうと大変なので、落下防止用のストラップや、防水ケースがあると安心だなと感じました。

<おすすめコーデ一例>
・(写真では見えませんが)すぐに脱げる長靴下
・裾をしっかり折って水対策ができるワイドタイプのデニム
・暗い空間でも写真によく映る、ライトに映える白のワンピース
+落下防止用のストラップや防水ケース

拡張された新エリアはそれぞれどんな空間?

「運動の森」は、インタラクティブな没入体験が叶う空間

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_5

「運動の森」は、体で世界を捉え、世界を立体的に考えるがコンセプト。空間認識能力を鍛える新しい創造的運動空間です。来館者は、体ごとインタラクティブな世界に没入できます。

あおむしハウスの高速回転跳ね球

チームラボ豊洲「あおむしハウスの高速回転跳ね球」

チームラボ《あおむしハウスの高速回転跳ね球》© チームラボ

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_7

新エリアの中で、ライター矢野が一番映えていると思ったのが、高速回転跳ね球。人が踏むと、飛び跳ねることができる球体が規則的に並んでいます。球体は高速に回転しているものの、人が近づくと回転が止まり、踏めるようになります。ぴょんぴょん飛んで、反対岸を目指します。
おもしろいのが、踏んだ球体の色が別の作品になること! 「あおむしハウスの高速回転跳ね球」で生まれたあおむしが羽化し、蝶になります。好きな色の球体をたくさん踏んで、あおむしや蝶を増やしましょう!

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_8

チームラボ《あおむしハウスの群蝶》

マルチジャンピング宇宙

チームラボ豊洲「マルチジャンピング宇宙」

チームラボ《マルチジャンピング宇宙》© チームラボ

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「マルチジャンピング」は、宇宙のような空間の中、伸縮する床でとびはねて遊ぶことができる作品。床が低反発のトランポリンになっていて、ひとがトランポリンの上に立つと現れる惑星の上をリズムに合わせてとびはねます。スタートからゴールまで上手に飛び続けられると、ブラックホールが誕生する演出を見られますよ!

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_11
【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_12

後ろの壁に見えるのが、上手に飛ばないと現れないブラックホール!

イロトリドリのエアリアルクライミング

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_13

「エアリアルクライミング」は、ロープで吊られ、ゆらゆらと揺れる板を渡って遊べます。空中を立体的に渡っていくことを体験できます。レッドやオレンジ、ブルー、グリーンなど、板には色が付いていますが、必ずしも同じ色の板を渡っていかなければならないなどのルールはありません。思いのままに、好きなように空中空間を楽しみましょう!

インビジブルな世界のバランス飛石

チームラボ豊洲「インビジブルな世界のバランス飛石」

チームラボ 《インビジブルな世界のバランス飛石》 © チームラボ

「バランス飛石」は、水が使われていないのに、演出により水面の揺らぎをリアルに感じられる作品。大きさも形も異なる不規則に並べられた飛石を踏むと、音色が響き、波のようにライトが揺れます。飛石はクッション素材なので、バランスをとるのがちょっぴり大変!

グラフィティネイチャー

チームラボ 《グラフィティネイチャー 》《スケッチつぶつぶの滝》《鼓動する大地》© チームラボ

チームラボ 《グラフィティネイチャー 》《スケッチつぶつぶの滝》《鼓動する大地》© チームラボ

来場者が描いたさまざまな生き物たちが、地球が裏返ったような、すり鉢状の世界に生息しているエリア。紙に生き物の絵を描くと、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前に現れ動き出すユニークな作品です。

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_16

すべって育てる! フルーツ畑

チームラボ豊洲「すべって育てる! フルーツ畑」

チームラボ《すべって育てる! フルーツ畑》© チームラボ

「すべって育てる! フルーツ畑」は、ゆるやかな角度のすべり台! いろいろなフルーツが育っている坂をすべって遊びます。

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_18

Autonomous Abstraction

チームラボ豊洲「Autonomous Abstraction」

チームラボ《Autonomous Abstraction》© チームラボ

オーロラのように美しい壁。壁に照らされている色は、点と表現され、色が近い点同士は互いに引き込み現象を起こしどんどんと点が大きくなっていきます。人が点(壁)に触れると、点の明滅と色相のリズムが変化してバラバラに! けれどもすぐに、近い点同士はまた引き込み現象を起こしていきます。

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_20

流れの中に立つ時、渦が生まれる

チームラボ豊洲「流れの中に立つ時、渦が生まれる」

チームラボ《流れの中に立つ時、渦が生まれる》 © チームラボ

一定のリズムで流れ続けている渦潮の上を歩くと、渦が生まれるアート。なだらかな坂道になっていて、下から上に上るように設計されています。上までのぼり、きた道を振り返ってみましょう。

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_22

「つかまえて集める絶滅の森」は、自分のコレクション図鑑をつくる空間

チームラボ豊洲「捕まえて集める絶滅の森 - A Whole Year per Year」

チームラボ《つかまえて集める絶滅の森》© チームラボ

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_24

「つかまえて集める森」は、捕まえ、観察し、解き放つがコンセプト。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを片手に、さまざまな動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくりましょう!

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_25

森だけでなく海の中をイメージした空間も

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_26

床にも動物たちがたくさん!

専用アプリをダウンロードして楽しむ!

アプリ「Catching and Collecting Forest」のカメラを利用して、空間を歩いている動物に観察の矢を放つと、目の前の現実空間にも観察の矢が飛びます! 矢が動物に当たると、動物はその空間から消え自分のアプリにス登録されます。

チームラボプラネッツアプリ画面

「学ぶ!未来の遊園地」は、第三者と一緒に世界を創造する空間

共同的な創造性、共創(きょうそう)をコンセプトにした教育的なプロジェクト。他者とともに自由に世界を創造することを楽しむ遊園地です。個々で楽しんでいたものが、いつのまにか大勢で楽しむものになっているといった感覚を育めるエリアです。

スケッチ環世界

チームラボ豊洲「スケッチ環世界」

チームラボ《スケッチ環世界》© チームラボ

用意された紙に飛行機やイルカ、チョウの絵を描き、専用アプリに登録すると、なんと、描いた絵が立体となり目の前の壁に出現! 壁に映し出された絵に触れると、反応したり動きに変化が見られます。また、アプリでは絵の目線となって、壁の中の世界を探検することができます。

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自分が描いたピンクのイルカが壁に誕生!

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専用アプリでは、ピンクのイルカが見ている景色をのぞけちゃう!

こびとが住まうテーブル

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可愛らしいこびとたちが住んでいるテーブル。テーブルの上に手を置いたり物を置いたりすると、こびとたちは気づいて、手や物に飛び乗ってきます。置く物の形によってこびとが起こすアクションが変わるので、いろいろな物でトライしてみて♬

こびとが住まう奏でる壁

チームラボ豊洲「こびとが住まう奏でる壁」

チームラボ《こびとが住まう奏でる壁》© チームラボ

こびとたちが住んでいる「奏でる壁」。キノコや羊小屋、長い氷の棒などいろいろな形のスタンプを壁にくっつけると、スタンプがこびとたちの世界に出現します。

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こびとの世界にも富士山が!?

こびとが住まう宇宙の窓

チームラボ豊洲「こびとが住まう宇宙の窓」

チームラボ《こびとが住まう宇宙の窓》© チームラボ

ここでは光のペンやスタンプを用いて、線を描いたりスタンプを押したりして、壁に絵を描けるコーナー。描かれた線は色ごとに不思議な力を持っていて、こびとたちの世界に影響を与えます。

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(左)光のペン-グリーン-(右)光のスタンプ-ピンク-

【東京】新豊洲のチームラボに新エリア誕生の画像_36

ほかにも魅力的な作品がたくさん! 1日遊べる屋内施設

新エリアが増設された「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、以前に増して魅力がパワーアップ! しっかり遊んだら余裕で一日が経ってしまう施設です。屋内だから、雨の日でも雪の日でも、冬でも夏でも気温のストレスなく楽しめるのが◎。誰と訪れても刺激的で楽しい時間を過ごせること間違いなしです。服装の工夫と携帯電話の充電器を忘れずに、遊びに行ってみてね♡

チームラボプラネッツ TOKYO DMM 公式サイトはこちら