大分方言「いっすんずり」の意味、分かりますか?【方言クイズvol.46】
MORE編集部
日本全国の方言に注目!
いつもの街角や、旅先で出会った人々が話す
ちょっと不思議で魅力あふれる日本の方言。
あなたはどれくらい知っていますか?
Q.【いっすんずり】の意味分かりますか?【方言クイズvol.46】
今回の問題は【いっすんずり】。
この方言の意味、知っていますか?
これは大分県の方言です。
昔話の“一寸法師”を連想した人もいるかもしれませんね。
はい。
「いっすんずり」の“いっすん”の語源は
“一寸”で合っています。
ヒント! 使い方から推測してみて
「いっすんずり」は、こんなふうに使います。
「この時間は、いつもいっすんずりや……」
“いっすんずり”がひどくても、
イライラしないようにしましょう。
正解発表!
「いっすんずり」=「渋滞」
「いっすんずり」は
「渋滞」という意味です。
「いっすん」は“一寸”。昔の長さの単位で約3cm。
“ほんの少し”という意味でよく使われます。
「ずり」を漢字で表すと“摺り”。
“引きずる”、“すり足”などで使われる言葉で、
地面についたまま、少しずつ移動することです。
「渋滞」という漢字2文字よりも、
「いっすんずり」のほうが、
混雑してなかなか前に進まない感じが
出ている気がするのですが、いかがでしょうか?