地元民も愛する絶品ぞろい。「マルメイナポリタン」や「からし蓮根」など注目は?
現地へ行かずとも、その土地のソウルフードやご当地グルメ、おみやげなど“地元の味”を購入できるアンテナショップ。今回は、東京・銀座にある熊本県のアンテナショップ『銀座熊本館』で購入できる、地元民も愛する“絶品ソウルフード&爆売れスイーツ”を厳選して紹介します。
※掲載価格は『銀座熊本館』での販売価格です。製造元の販売価格とは異なります。
熊本県アンテナショップ『銀座熊本館』について
『銀座熊本館』は、令和元年に創業25周年を迎えたアンテナショップ。『東急プラザ銀座』の向かいにある複合ビルの1階と2階を店舗として利用しています。
1階「くまもとプラザ」には、なんと1500種類以上の熊本県の商品がラインアップ。2階は熊本県の観光情報を扱うコーナーのほか、熊本の郷土料理や県産食材を使った料理を味わえるカフェ・バー「くまもとサロンASOBI(アソビ)・Bar(バー)」などが設置されています。「ASOBI Bar」では1階で販売されている商品をメニューとして提供しているため、気に入った商品は購入でき、自宅でも楽しむことができます♬
もちろんくまモンも!
また熊本と言えば忘れてはならないのが、今や日本を飛び出し海外ファンも獲得したご当地キャラクター・くまモン。首都圏で最も多くの種類のグッズが購入できる「くまモングッズ売り場」も見逃せません!
- 銀座熊本館
場所:東京都中央区銀座5丁目3ー16
アクセス:JR有楽町駅 数寄屋橋方面出口より徒歩5分、東京メトロ銀座駅C4出口より徒歩2分
営業時間:フロアや状況により異なります。公式サイトよりご確認ください。
▶▶『銀座熊本館』詳細はこちらから
スイーツもめんも。おいしいもの8選
「リキュールマロン」
『銀座熊本館』で爆売れ中の「リキュールマロン」は、緑の包紙にくるまれた大人のバターケーキ。1962年に創業した熊本の洋菓子店『スイス』のロングセラー商品です。創業以来製法を変えず、ひとつひとつ手作業で作られています。熊本県産の栄養満点の有精卵を使用したソフトなスポンジにラムのリキュールシロップをたっぷりと染み込ませ、熊本県産の渋皮マロンが入ったバタークリームをサンド。マリトッツォのようなビジュアルに心がときめきます♡
包紙を開くと、中からリキュールシロップが垂れてきてビックリ! ラムの香りが途端に広がり、お酒が相当効いているのが分かります。フォークを入れてみると、今度はスポンジからじゅわ~~っとリキュールシロップが染み出てきます。それを見て口の中のよだれもじゅわり(笑)。食べてみると、スポンジはマドレーヌのような風味でしっとり。ラムの味もしっかり効いていて、これぞ大人のスイーツです!! 硬めのクリームには細かく刻まれた渋皮マロンがたっぷりゴロゴロ入っていて、とても贅沢。一度食べたら忘れられない、絶品スイーツです。(¥330)
「いきなり団子」
「いきなり団子」は、小麦粉を練って伸ばした生地で、厚さ1センチほどの輪切りにしたさつまいもと粒あんを包んだものを蒸した熊本の郷土菓子。名前の由来は、“いきなり(突然)お客さんが来てもすぐに作ってもてなせる”という意味と、簡単に作れる団子という意味が重なったものと言われています。『銀座熊本館』では冷凍された状態で販売されているため、食べる前に解凍する必要があります。また、常温よりもレンジで温かくしていただくのが地元流と聞き、自然解凍後にチンしていただくことに。
食べてみると、ほんのり塩味を感じるもちもち食感の生地と、ほくほくのさつまいもとあんこの甘さが絶妙! 昔ながらの素朴な味です。初めて食べたはずなのになぜか懐かしく、エモい気持ちになりました。(¥155)
「一口からし蓮根」
熊本名物のひとつ「からし蓮根」は、ゆでたれんこんの穴にからしみそを詰め、衣をつけて油で揚げた料理。一口サイズで冷凍されたこちらは、チンしてすぐ食べられるから、忙しい時に助かります。
チキンナゲットのような見た目ですが、食べた瞬間、からしの辛さがツーンッと押し寄せます。歯ごたえのよさもたまりませんっ。マヨネーズをつけると辛さがマイルドになるので、お好みでつけるのが◎。いつでも食べられるよう冷凍庫にストックしておきたい味わいです。(¥540)
「UMADELI馬肉の炭火焼」
馬肉の生産量全国1位の熊本。ならばやっぱり、なにかしらの馬肉料理は食べたいと悩む愛ちあんに熊本出身のお店の方がおすすめしてくれたのが、馬肉の炭火焼き! 2階の「ASOBI・Bar」でも食べることができます。
袋を開けるのと同時に炭火の香りが広がります。生の馬肉をじゅうじゅう焼くのもよいけれど、こちらはレンジで30秒ほど温めれば食べられて時短! たった今、目の前の炭火で焼いたかのような本格的な味わいです。ジューシーだけど脂っこさは少なく、お酒のアテとしても◎。 個人的には以前広島県のアンテナショップで見つけた
「レモスコ」をかけるのもいいなあと。おすすめですよ。(¥648)
「南関あげ」
熊本・南関町に昔から伝わる伝統料理のひとつ・揚げ豆腐。3ヵ月常温で保存しても風味が落ちず、一般的な揚げ豆腐よりも長期保存できるのが特徴です。袋から取り出すと、なんと正方形! 油揚げといえば長方形だと思っていた愛ちあん......どう食べようか悩んだ結果、まずはみそ汁の具として。次においなりさん。そして、最後はピザ風にしてみることに♪
みそ汁の具にすると、ふっくらやわらかな食感。袋から取り出した時とはまるで別の食材のようです。続いておいなりさん。しょうゆや砂糖を混ぜた液体があっという間に染み込み、完成品も味がしっかりついていておいしい! 煮物などにも使ってみたい。そしてピザ風は、もともとの硬さや形を活かせる食べ方。具をのせてこんがりトーストしてかじりつけば、それはもうヘルシーピザ(笑)。ほかの料理にも使ってみたい!(¥192)
「アベックラーメン とんこつ味」
昭和35年発売の超ロングセラー商品! くまモンが描かれたパッケージも惹かれるポイントに。1包装2人前であることから、発売当時の流行語「アベック」が商品名に採用されました。麺とスープが入っていて、ゆでるだけでとんこつラーメンが完成します。「ASOBI・Bar」でも食べられますよ♪
麺はゆでるとお店で食べるような生麺のようになり、もっちりした細麺で歯ごたえがあります。スープはほどよいこってり感がやみつきに。ねぎや紅しょうが、 メンマやチャーシューをトッピングすればお店さながらの味わいが楽しめます♡ 価格の安さもうれしい。(¥214)
「太平燕」
中国福建省の郷土料理を日本の食材に置き換えてアレンジされた「太平燕(タイピーエン)」は、長崎で生まれ、熊本で育まれてきた麺料理。熊本県民にとっては、小学校で給食のメニューとしても食べられているというソウルフードです。「太平燕」発祥の店と言われている中華料理店『会楽園』の味が自宅で楽しめるこちらは、おみやげとしても人気の品です。
1箱4人前入りで、春雨、かやく、スープ、黒コショウが入っています。せっかくなので、これらにプラスして中華丼の具をのせることに。完成したものを食べてみると、春雨にしては思っていたより麺が太めでコシがあります! 中華スープ風で、食べ慣れた味においしく食べ進めることができました!(¥1600)
「マルメイ ナポリタン」
熊本県民のナポリタンといえば、「マルメイ ナポリタン」。真っ赤なトマトとキャラクターの横顔が印象的なパッケージはレトロな雰囲気で可愛い。
麺は誰もがきっと一度は学校給食で食べたことのある、懐かしいソフトめん。フライパンで少量の水を含ませて炒め、粉末のトマトルーを最後に絡めればでき上がりです。お好みでピーマンやソーセージなど具を追加しても◎。食べてみると、ちょっぴり太めのソフトめんにトマトルーがしっかり絡んでいて、喫茶店で食べるナポリタンの味わい。薄味なので、濃い味がお好みなら追いケチャップをするのもおすすめです。100円ちょっとで食べられるなんて、コスパがよすぎる!(¥114)
▶︎▶︎「マルメイナポリタン」詳細はこちらから
※掲載されている情報は2022年6月4日時点のもので、テキストには個人の感想が含まれます。
旅する気分でアンテナショップを堪能すると、意外な出合いもあって楽しいもの。実際に訪れたら現地で食べてみたい!と夢も広がります!
- ライター愛ちあん
- 元・MORE読者ブロガーのモア世代ライター。スタバやタリーズの新作レポなどグルメを中心に、ライフスタイル全般を担当中!みなとみらいのフリーマガジンを作っていたほど地元愛が強いハマっ子。夏と旅行と海を愛するアクティブ女子で、スポーツが大得意。霜降り明星が大好きなイニミニ酒袋です♡
取材・文/矢野愛 ※掲載情報およびイベント等については変更や延期・中止の可能性があります。公式サイト等で最新情報をご確認ください。