菊地亜美さん教えて! “妊活”ってどうですか?

「人生何があるかわかりませんよ!」という言葉どおり、それまで選択肢にはなかった結婚、そして妊娠・出産を経た今、感じていること。
【PROFILE】菊地亜美さん
28歳で初めて妊娠・出産を意識
そんな菊地さんが妊娠・出産を意識したのは28歳。パートナーに出会い、ふたりで50年分のライフプランを考えた時のこと。
菊地「交際9カ月で結婚したので、1年間はふたりの時間を大切にしようと決めました。そこで初めて、『30歳ぐらいまでに授かったらいいね』という話が出て。そこで意識が変わりましたね」
妊活を始めるまでの1年間はフライト時間の長いヨーロッパや夜市が賑やかなアジアなど、子どもが幼いうちは行きにくい場所へ旅行したり、お酒を楽しんだりとふたりの時間を満喫。
同時に、それまでは「超適当にやってました」という生理周期管理アプリもまじめに記録するようになり、結婚から約1年半後には、かかりつけの婦人科でブライダルチェックを受診。
菊地「実はいとこが妊娠した後、胎児に影響するという風疹やはしかの抗体がないことが判明したんです。『怖くて外出できなかった』という話を聞いていたので、受けておこうと思って」
公表できるまでつわりに耐える日々
菊地「仕事柄、安定期あたりには発表しないとなと思いつつ、安定期までは何があるかわからないので隠しておきたくて。でも、つわりはひどいし、できれば走ったり生ものを食べるお仕事は避けたいし……公表するまでは本当にしんどかったです」
そんな菊地さんがいちばん悩んだのは大好きな仕事との両立。
菊地「1週間すら休んだことがなかったので、“自分の体にどんな影響が出るんだろう”とか、“産休・育休でどのくらい休むんだろう”と考えるだけで不安になってしまって……」
復帰の時期もまったく見当がつかず、出産を経験した芸能界の先輩たちに相談しながら、一般的にはかなり早いけれど“3カ月後”をひとつの目安に。
菊地「ただ、産後うつや育児ノイローゼになる可能性もありますし、事務所には『産んでみないとわからない』とも伝えてました」
そして2020年8月、陣痛から30時間後(!)に出産。
菊地「妊娠・出産で生活が180度変わったけれど、今それを楽しめているのは、出産前から夫婦でライフプランをしっかり描いていたことが大きいと思います」
菊地亜美さんの妊活ヒストリー
2018年2月
「ずっと独身だと思っていたので自分でもびっくり」
2019年2月
アプリで生理周期などを管理するように。
排卵日を把握するためにきちんと記録。
2019年8月
検査したことで安心して妊活をスタート。
2019年12月

妊娠検査薬で2日続けて陽性に。
2020年8月
陣痛から30時間後に無事出産。