【千葉雄大さんインタビュー】『ピーターラビット』がスクリーンに帰ってくる!!

2021年MORE3月号掲載企画から、インタビュー記事をお届けします。

“楽しんだもん勝ち”の精神が、新しい可能性に出合わせてくれる。

【千葉雄大さんインタビュー】『ピーターラビット』がスクリーンに帰ってくる!! _1
ちば・ゆうだい●1989年3月9日生まれ、宮城県出身。2010年、『天装戦隊ゴセイジャー』で俳優デビュー。以降、映画『帝一の國』、『兄に愛されすぎて困ってます』、ドラマ『わろてんか』、『おっさんずラブ-in the sky-』、『いいね!光源氏くん』など、多数の話題作に出演。映画『子供はわかってあげない』が2021年公開予定

「理想の職業につけたとしても、やりたいこと“だけ”やっている人ってほとんどいない」

絵本の中で愛されてきた世界的キャラクターのいきいきとした姿が話題となった前作に続き、最新作『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』の日本語吹替版でもピーター役を演じた千葉雄大さん。今作は、いたずらっ子なピーターが自身の成長を通じて自分らしさを追い求め、かけがえのない仲間の存在に気づいていく冒険譚だ。物語の軸にもなっている“世間や周りからのイメージと、本来の自分らしさ”について、千葉さんに聞いてみた。

「『かわいい』と言っていただくこともありましたが、もちろん自分ではそう思ったことはなくて。イメージとリアルな自分のギャップは、誰しも経験があるかと思いますが、僕はそのギャップすら楽しんだもん勝ちだと思っています。ただ、『“いつもどおりの”かわいい感じでお願いします』って言われると、『けっこう、毎回頑張ってやってるんですよ?』とは思っちゃうかな(笑)」
ギャップといえば、働くモア世代にとっては、「今の自分の仕事は、本当に自分がやりたいことなのか」と自問する人も多いだろう。

「理想の職業につけたとしても、やりたいこと“だけ”やっている人ってほとんどいないと思います。どこかで、自分の気持ちと仕事は切り離さなきゃいけない。それに、たとえ自分が想像していた内容とは違っても、やってみたら手応えを感じられることもあるから、僕ならひとまず前向きに取り組んでみますね。でも、理不尽なことだけは見過ごせないタイプなので、自分が納得するまでとことん話します」としなやか、かつ熱血漢な一面を見せてくれた。

「僕はあまり気乗りしない時でも、『あの人、話してみたらおもしろそうだな』とか、何かひとつでも興味を持てることを見つけると楽しめちゃうんです。『楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しい』って言葉がありますけど、物ごとに対して受身にならず、自ら楽しめる要素を見つけにいくのがコツですよ」
まるで後輩を諭すように、モア世代の悩みに共感しながらアドバイスをくれる、千葉さんのマイルドな声には包容力が漂っている。

「声のお仕事は好きですし、ほめていただくのはうれしいですが、アドバイス上手かと言われると、理詰めになっちゃうことも……(笑)。年上の友人に『正論は時に人を傷つけるよ』と指摘されてからは、相手の話に対して、まずは『そっか!』と同調するようになりました。それによって、少しはコミュニケーション力が上がったかも?(笑)」

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』

【千葉雄大さんインタビュー】『ピーターラビット』がスクリーンに帰ってくる!! _2
前作から3年。愛くるしいピーター(千葉雄大)がスクリーンに戻ってくる! 家族と仲間たちと湖水地方で暮らすピーターだったが、とあるきっかけで大都会へ家出。そこで出会ったバーナバス(哀川翔)に“ワルの才能”を認められるピーターだったが……。●2021年公開

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