夫婦や同棲カップルのリアルなマネー事情を直撃!みんなの「お金の管理方法」は?
20代リアルカップルに直撃!! ふたりのマネールポ
カップルや夫婦のお金に関して緊急取材! 20代の4組が赤裸々に語るマネールールから、カップルたちのリアルが浮き彫りに!
ケース1:干渉しないけど協力しあう、独立系カップル
会社員のAさんとパーソナルジム代表の彼は、別々に暮らし週末をともに過ごすスタイル。つきあって約半年の時、話の流れで「キミは財布を出さないよね」という彼の言葉に「以前支払いを彼から断られたからで、払う気がないわけではないのにと驚いた」とAさん。それ以来割り勘になり、“財布は別”のルールがあることにより、お互い快適に自由に過ごせるように。それぞれの実家からの相続で不労所得があり、資産運用をしているので同世代に比べ暮らしに余裕はあるけれど、お金に関してはシビアで堅実な一面も。
1. 完全に財布は別。使い方は自由に
「ふたりで出かける時は割り勘。相手に負担をかけることがなくシンプルで楽ですね」
2. 5万円以上のものは購入前に相談する
「買うか迷っている時はお互いに相談することで、ムダな出費を防げている気がします」
3. 遺産や相続に関して情報共有する
「お互い家族からの遺産や相続があり、彼が税理士さんからの情報をシェアしてくれます」
ケース2:「気になったら聞くスタイル」のオープンな関係
まだ同棲半年のふたり。彼女のBさんは、同棲前から気になったことは聞くスタイルで、彼の年収や貯蓄に関してもストレートに聞いていたそう。それは、彼がどの部分を大事にしていてどこがムダだと思っているか、金銭感覚のすりあわせに役立っているのだとか。そのうえで同棲を始めたので、お金に関しての感覚に違和感がなく、たとえばスーパーで買物をしていても、「こっちの商品でいいよね」、「贅沢してこっちにしようか?」など同じ感覚で買物できる。Bさんいわく「明るく聞くのがコツです」。
1. お互いの収入より生活費の割合を分担
「収入が多い彼が家賃を、食費や日用品代は私が、などざっくりとした担当を決めています」
2. 生活費のお金以外はそれぞれが管理
「お互い働いていて収入も口座も別なので、生活にかかるお金以外は口出ししないです」
3. 日々にかかるお金は“見える化”で共有
「レシートを取っておき、表計算ソフトで表を作り出費がお互いにわかるように管理」
ケース3:お互いの情報共有で、マネーの知識をアップデート
医師の夫と製薬会社勤務の妻という医療に携わるご夫婦。つきあって半年でお互いに結婚を意識していたので、将来の話の流れでお金に関する話題もスムーズに。結婚前には、妻のCさんが入っていた生命保険の受取人名義を夫に変更するべく、また、将来のマネープランを専門家に相談するため、夫も同席。シートへの記入で、収入や貯蓄額に関しても自然と知れたのだそう。Cさん的に「お金の勉強はふたりで分担し、それぞれの知識を共有する時間が離れていても良好な関係を築けるポイント」なのだとか。
1. お互いの収入は別々の口座で管理
「お金の管理はそれぞれで。信頼関係をつくってきたので特に不満も心配もないですね」
2. 生活費は費用ごとにそれぞれの口座から
「固定費は夫、食費などは私、外出時は割り勘です。収入が高い夫が多く払っています」
3. お金に関する勉強はふたりで分担する
「住居に関しては私、資産運用に関しては夫など、分担・共有し効率的に学んでいます」
ケース4:結婚していても、お金の管理はそれぞれで
同棲を経て結婚されたふたり。夫のほうが妻のDさんより収入が高い分、自発的に多くのお金を家計に入れ、夫からは12万円、Dさんは3万円の合計15万円を月の生活費に。「不足分は夫がまかなってくれたりなど、特に今までお金に関するトラブルがなかった」とDさん。それは、それぞれ口座は別々で、お互いのお金の使い方や貯蓄などに関して干渉しない姿勢にあるよう。来年結婚式を予定しているので、初めて貯蓄専用にふたりの口座を開設することに。個人の貯蓄は保ちつつふたりの資産づくりを開始。
1. 家賃や光熱費は夫、妻は食費を担当
「夫が生活費に多く払ってくれているので、食費の管理などは私が責任を持ってするように」
2. お互いに買い物に関しては意見しない
「生活費以外のお金は、趣味や贅沢に自由に使っても口出しなし。夫のお酒もお小遣いで」
3. 貯蓄など、個人のお金はノータッチ
「夫個人の貯蓄額は今でも知りませんし、これからも特に聞くつもりはありませんね」
取材・原文/本間香菜(Hagazussa) 構成・企画/渡辺真衣 松本一葉(2人ともMORE) ※情報は2022年4月時点のものです。紹介している制度やサービス、特典、キャンペーンなどは予告なく変更・中止となる場合があります。